県立大では平成27年秋から、工学部内のICT(情報通信技術)を活用してさまざまな分野の課題解決に貢献していく拠点作りが学内で行われていた。同センターでは環境、健康福祉、観光のいわゆる3Kをテーマに、各分野の多様な情報をICTによって解析、共有化して課題の解決を図る「滋賀モデル」を構築し、全国への発信も目指す。
具体的には、熟練農業者の作業経験のデータベース化など「農業」、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)を用いた新たな情報の提供など「観光」、タブレット端末を利用した訪問看護の効率化など「看護」の研究を進める。
同センターでは工学部のほか、環境科学部、人間文化学部、人間看護学部の計4学部が連携して進めていくため、除幕式でセンター長の酒井道教授は「4学部すべてが横断的に取り組むシステムで、農業、観光、看護の分野の課題研究に努めたい。滋賀県や民間企業との連携も図っていきたい」と述べた。
5月末には県立大の交流センターで同センターを設立した記念のシンポジウムを開催する。
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