【多景島】
見塔寺は、当時の彦根藩三代目藩主・井伊直澄が船と多くの人手を手配し、岩山の地に寺が建てられるよう、荒神山から土を運ばせ、必要な資材を運搬して建立。彦根城の裏鬼門の役割を果たし、釈迦堂には藩主や井伊家代々の位牌が安置されている。また直澄が父・直孝を供養するために建てた高さ約8㍍の石造七重層塔がある。

ほかに、明治維新の際に明治天皇が誓った「五箇条のご誓文」が五角形の面に刻まれている大正13年建立の高さ23㍍の青銅の塔「誓いの御柱」、日蓮上人像がある。
【竹生島】
「神の島」とあがめられ、琵琶湖八景の一つにも入っている。
島内には、天平10年(738)に行基が弁財天を安置したのが始まりとされる宝厳(ほうごん)寺=写真=がある。寺内の唐門=国宝=は京都・東山の豊国廊の正門・極楽門を移築したと言われる。西国三十三観音霊場の第三十番札所で、日本三大弁財天の一つとしても知られる。

投げた「かわらけ」を湖沿いに設けられた鳥居をくぐらせれば願い事が叶うと言い伝えられる。
【沖島】
近江八幡市の湖岸から沖合約1・5㌔㍍に浮かぶ周囲約6・8㌔㍍の大きさ。日本で唯一、淡水湖にある有人の島。万葉集に沖島に関する詩が登場することや、シジミ漁をしていた船から縄文土器や和同開珎が発見されたことから、古い時代から人の行き来があったことがわかる。保元・平治の乱(1156~59)で源氏の落ち武者7人が山裾を切り開いて居住したのが始まりとされる。
島内には落ち武者の一人、茶谷重右衛門の末えいが蓮如に帰依し庵を建てたのが始まりと伝わる西福寺がある。寺宝には蓮如直筆の虎斑(とらふ)の名号とお経の正信偈(しょうしんげ)が残されている。ほかに、飛鳥時代末期から奈良時代初期にかけて活躍した貴族の藤原不比等が建立した奥津嶋神社、日本で唯一の湖上の島にある沖島小学校、沖島漁港が名所だ。
多景島へは彦根港午後3時10分発、同4時20分着で、片道20分。大人1500円、学生証提示で中高大生1200円、小学生750円。赤備え船「直政」号の回遊コースは彦根港午前10時発で上陸せずに45分後に帰着。大人1000円、中高大生800円、小学生500円。
竹生島へは彦根港午前9時半発と午後0時発、帰りが竹生島午前11時20分発と午後2時20分発。「直政」号は彦根港午前11時発と午後2時発、竹生島午後0時50分発と午後4時半発。大人3000円、中高大生2400円、小学生1500円。竹生島では拝観料として中学生以上400円、小学生300円。
沖島へは近江八幡市の堀切漁港から沖島通船が出ている。所要時間約10分。出発時刻は堀切漁港が午前7時台が15分と45分・同8時台から午後5時台が15分・以降午後6時30分・同7時45分・同9時、沖島漁港発が午前7時台が5分と30分・午前8時台から午後5時台が00分・以降午後6時10分・同7時半・同8時45分。片道500円。各島と彦根港にあるスタンプカードを入手し、4カ所にあるオリジナルスタンプを押すと、間伐材の木はがき完島証とオリジナル缶バッチを進呈。引き換え場所は彦根港と沖島漁業会館。問い合わせは彦根港☎(22)0619。
小学生以下へびわ湖ガイド本
オーミマリン彦根港ではお盆期間の11日から15日まで、待合室で子ども向けの船長服と船長帽の無料試着と記念撮影のコーナーを設けた。
31日までは彦根港から乗船する小学生以下に琵琶湖について解説した冊子「びわ湖ガイド」=写真=が進呈される。
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