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2013年11月9日土曜日

若者向けに選挙セミナー 彦根市選挙管理員会が企画

 選挙時の投票率が県内市町で最低レベルにあるため、彦根市選管は14日午後6時半~市役所5階で、若者を対象にした選挙セミナーを行う。
 最近の選挙では今年7月21日に行われた参院選で彦根市の投票率は、県下市町で最低の45・99%、昨年末の衆院選でも57・29%と県下で2番目の低さだった。投票率が低迷する原因として、市選管では20歳代、30歳代の選挙への関心の無さを挙げている。先の参院選では20歳代が27・07%、30歳代が33・90%だった。
 セミナーでは滋賀県立大学の大橋松行教授を講師に招き、講演とワークショップを行う。対象は市内在住・在勤・在学の20歳前後~30歳代。参加無料。先着30人。申し込みは市選管事務局☎(30)6131。

2013年11月8日金曜日

遠位型ミオパチーの辻美喜男さん多賀で講演会と署名活動

 筋力が低下する難病・遠位型ミオパチーを発症している辻美喜男さん(52)=彦根市野田山町=が、9日午後2時~あけぼのパーク多賀で講演する。
 遠位型ミオパチーは筋疾患(筋肉の病気)のうち、手足の先から筋力が低下していく進行性の疾患。その多くが20歳代以降に発症し、進行すると歩行困難になり、日常生活全般に介護が必要になる。治療法がなく、国の特定疾患にも指定されていない。国内に400~500人の患者がいるという。
 辻さんらは新薬開発の促進や特定疾患の指定などを求めるため、平成20年4月に遠位型ミオパチー患者会(本部・東京都大田区)を設立。133人の会員がおり、辻さんは代表として全国各地で署名活動やシンポジウムへの参加などの活動をしている。
 多賀町立図書館は「闘病記文庫」を設置したことを記念し、辻さんの講演を企画。講演テーマは「知ろう!難病患者のいま 難病とともに生きる~希少疾病の治療薬開発促進に取り組む患者会活動から」。
 辻さんは「彦根にもこの病気の患者がいることを知ってもらい、少しでも応援していただければ」と話している。会場では署名や募金の活動も。参加無料。先着40人。申し込みは多賀町立図書館☎(48)1142。

2013年11月7日木曜日

戦時中の写真や日章旗 滋賀大学の歴史展 創立90周年記念し附属史料館で

 彦根市馬場の滋賀大学経済学部は創立90周年を記念し、創設期から現在までの歩みをまとめた企画展「彦根高商の日々―聞け黙々として語る史書」を学内の附属史料館で開いている。
 滋賀大学の前身の彦根高等商業学校(彦根高商)は大正11年(1922)10月20日に誕生し、翌年に最初の入学式が挙行。同14年には校舎や図書館などが完成し、開校式が開かれた。昭和19年(1944)4月には彦根経済専門学校と改名され、5月には彦根工業専門学校へと変更。終戦後の同21年4月に再び彦根経済専門学校となり、同24年5月に滋賀師範学校・青年師範学校(大津の教育学部)と合併して滋賀大学となった。
 企画展では4テーマごとに関連の史料を展示。そのうち「彦根高商の日々」では初代校長・中村健一郎や昭和4年時の登校風景の写真、昭和12年に講堂で講演をしたヘレン・ケラーの芳名帳など。「彦根高商と戦争」では入営した学生に贈られた寄せ書き前の日章旗、昭和4年ごろに学内にあった銃器庫や近くで同10年ごろに行われた軍事教練の写真、戦死した卒業生の父親から陵水会(同窓会)に送られた手紙など。
 開館は午前9時半~午後4時半、11月23日まで。土日・祝日が休館だが、11月2・3・16・23日は開館。入場無料。
企画展記念の講演会
 滋賀大学附属史料館は11月16日午後1時半~管理棟3階で企画展についての講演会を開く。和歌山大学の長廣利崇・准教授が「官立高等商業学校を見る眼」について話す。展示品の解説も。無料。
創立90周年記念式典
 滋賀大学は11月3日午後2時半~講堂で創立90周年の記念講演会を行う。記念式典後、大阪大学の金井一頼・名誉教授が「企業家活動と地域イノベーション―エコシステムの形成をめざして」をテーマに講演。無料。

2013年11月6日水曜日

佐山雅弘・本田雅人ら迎えジャズライブ 夏川記念会館で16日


 作編曲家・音楽監督として知られるピアニスト・佐山雅弘さんを中心にしたトリオと、サックスプレイヤー・本田雅人さんを迎えたライブが、1116日午後6時半〜彦根市京町の夏川記念会館で開かれる。
 佐山さんは国立音楽大学在学中から音楽活動を開始し、これまでにリーダー作として19枚をリリースしている日本を代表するピアニスト。東京交響楽団と共演しているほか、ジャズ絵本やジャズ落語などを手がけ、活躍の幅を広げている。
 佐山さんとトリオを組むバスの井上陽介さんは1991年からニューヨークを拠点に活動。2004年からは日本国内のライブハウスやホールで演奏を披露しており、スイングジャーナル誌の人気投票では4年齢連続1位を獲得した実績も。ドラムの大坂昌彦さんはバークリー音楽大学に留学寺に全米各地のジャズフェスに出演。1990年に帰国した後は多くのアルバムをリリースし、スイングジャーナル誌の投票では95年から6年間1位だった。
 本田さんは小学3年生の時からサックスを始め、国立音大の卒業後はジャンルを問わずに多数のアーティストに参加。自身名義のバンドのほか、セッションやレコーディング、プロデュースなど多方面で活躍している。
 主催の村長泰如さんによると、4人にミュージシャンによるライブの実現には2年間かかったといい、「この貴重なライブを是非、多くの人に聞いてもらいたい」と話している。当日は近江高校吹奏楽部との共演もある。
 入場料は大人5800円(当日6300円)、高校生以下(保護者同伴と学生証持参で)2000円。問い合わせは村長さん℡0749(27)1822。

彦根市議会改革へ議会基本条例案策定「反問権」盛る 市民に意見募集

 彦根市議会は、来年3月定例会への上程を目指している議会基本条例の案を策定し、1日から意見を募集している。9日午後7時~は市役所5階の本会議場で市民向けの説明会「今、変わる!彦根市議会 これからの議会を語ろう」を行う。
 市議会では平成24年1月に市民向けのアンケートを実施し、「議員の活動がわからない」「資質向上を図るべき」「情報公開が不足している」などの指摘を受けた。このため、わかりやすい開かれた議会を目指して、議会基本条例プロジェクトチームを立ち上げ、20回の会議を経て条例案を策定した。
 条例案は市民と議会との関係、議員の定数および報酬など8章で構成。▽市議の質疑や質問に対して、論点を整理するために答弁者(市)の反問を認める▽議員定数や報酬については市の財政状況を考慮しながら、市民および学識経験者の意見聴取に努める―ことなどをあげているほか「議会側の条例提案や議案の修正提案に対して、市長やほかの執行機関の長に反対の意見を述べる機会を与える」という項目も載せている。
 条例案の閲覧できる場所は市役所の情報公開コーナーと議会事務局、各支所・出張所、市議会のホームページで。意見は29日までに議会事務局へ。
9日に説明会
 9日の説明会は、模擬議会形式で市議が質問役と答弁役に分かれて条例案を解説するほか、来場者からの質疑の受け付けや意見交換も行う。問い合わせは議会事務局☎(30)6130。

2013年11月5日火曜日

新修彦根市史 第4巻 通史編現代「一面的」で刊行中止、執筆者側は法的措置へ

 彦根市は10月29日、執筆者側との折り合いが付かなかったため、彦根市史の「第4巻 通史編 現代」を刊行せずに、これまでに発行した計11巻で新修 彦根市史を完了させると発表した。これに対し、執筆者側も31日に会見を開き、法的手続きに入る意向を示した。
 市は昭和30年代に作られた彦根市史に替わる新修彦根市史の制作を平成6年度から開始。これまでに史料編5巻、通史編3巻、景観編、民俗編、便覧・年表を1巻ずつ発行している。
 市史編さん室によると、「現代」については昭和20年8月15日から平成22年3月までの市史の執筆を大学教員6人に依頼し、平成21年12月までに約700ページ分の原稿が完了した。しかし市はいくつかの内容に関して「新聞からの引用が多いなど参考資料に偏りがある」「市の歴史的事実が取り上げられていない」「一面的な印象を与えるおそれがある」などとして修正を求め、本来の刊行予定だった平成22年3月に発行せずに先延ばしをしてきたが、折り合いがつかずに刊行中止を決定。10月2日に執筆者側に、同7日に市史編さん委員会に説明した。
 調整がつかなかった内容について市は、浄水場の普及や河川改修、合併前の高宮や鳥居本などの記述がないことをあげたほか、近江絹糸の労働争議問題については「11ページを使って、労働者側の勝利の記事になっており、一面的」と指摘した。すでに市は、執筆委託料として541万2000円、見本の作成費など225万7000円を支払っている。
 大久保市長は会見で「現代史は当事者が存命のため、出すのは難しい。(相違の)ボリュームから見て歩み寄りは困難と判断した。目標を達成できなかったことにお詫びする」と話した。今後、市史編さん室を廃止し、歴史文化遺産研究室(仮称)を設置する予定。
「戦後通史を届ける責務」
市に反論「人権へ冷淡」指摘も
 一方で、執筆した大学教員ら6人は、彦根市議に提出した文書や会見で「今回の問題の原因は前市長の編集過程への介入によるもの」とした上で、市側の指摘に対し「どこを修正すべきか文書で指示するよう度々要請したが、出されなかった」と反論。「市長の交代でこの問題の見直しが期待されたが、中止判断の具体的な理由や根拠、補正命令などの伝達は一度もなされず、知らぬ間に市が(刊行中止を)決定していた事実を10月に知った」としている。
 また労働争議問題に対する市側の主張については「歴史研究の現状や学問的到達点に無関心なだけでなく、人権問題そのものへの冷淡さを示すもの」と非難。「彦根の戦後の通史を届ける責務を何としても果たしたい。多額の税金を無駄にさせてはならず、真相を明らかにしたい」と法的手続きに着手する考え。
 会見で元神戸女学院大学教授で執筆者側の上野輝将代表は「戦後史をまとめていない自治体は無い。本当にそれで良いのか」と話している。

2013年11月1日金曜日

国会審議を体験 参議院の職員講師に城北小の児童たち

 参議院の委員会と本会議を体験する授業が25日に彦根市立城北小学校で開かれた。
 国会の仕組みについて子どもたちに理解してもらおうと参議院が平成14年4月から進めているプログラム。地方での開催は3府県目で、城北小には参議院広報課の職員3人が講師役として訪問した。
 城北小の6年生59人は事前に「法律ができるまで」と題したDVDで勉強した後、厚生労働大臣1人、衆院議員2人、委員会委員14人(うち委員長1人)を決め、当日の「委員会」と「本会議」にのぞんだ。
 委員会では、国会で実際に審議された身体障害者補助犬法案の委員会と本会議を体験。委員会では傍聴役のほかの児童が見守る中、大臣や委員たちは会議録に沿って議事進行や意見を出し合い、採決を行って可決。その後の本会議では、議長役の児童が進行役を務めながら、全員で採決を行って賛成多数により、同法案を可決した。
 大臣役を務めた門田尚弥君(11)は「あれだけの大人数の中で決められることは知らなかったので勉強になりました」と話していた。