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2012年12月29日土曜日

彦根翔陽高の生徒考案の煎茶あられ発売、山本製菓が製造

 彦根翔陽高校の生徒2人が企画した「煎茶あられ」が完成し、みやおえん(本店・彦根市京町3)の各店舗やキャッスルホテルなどで販売が始まった。
 同校総合学科の商業専門科目「販売演習」では金子又広教諭(54)の指導のもと、2年生6人が彦根を元気にしようと3グループに分かれて商品を開発。そのうち、山梶里紗さん(17)=近江八幡市=と高森岳人君(17)=日夏町=の2人は、彦根で収穫された煎茶を使ったあられ作りを考案し、菓子作りを50年以上している普光寺町の山本製菓(山本源也代表)に協力を打診。
 山梶さんがアイデアを、高森君が山本製菓との調整役を担当。山梶さんらは以前に独自で煎茶あられを作ったが、うまくいかず、その次に考えた「煎茶塩あめ」を7月にまず販売し、360個を約2カ月で完売させた実績をもつ。今回は煎茶あられ作りに再度挑み、「あられよりも、おじいちゃん(山本代表)を売ろう」をコンセプトに匠(たくみ)の技と山梶さんのアイデアをコラボレーションさせた。
 製法は、炊いたもち米に煎茶、ごま、塩を入れてついた後、数日間寝かせて、カット、天日干しし、焼いた後、煎茶と塩をまぶして出来上がる。
 山梶さんは「匠の技を生かしたしっかりとした商品ができて良かった」、高森君は「大量生産の商品と違う所を感じながら食べてほしい」と話している。80㌘、200円(店舗では違う値段)。96袋限定。

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