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2017年6月7日水曜日

彦根城でブルーインパルスの展示飛行に5万人以上が来場

 ブルーインパルスの展示飛行が4日、彦根城周辺の上空で行われ、5万人以上が来場した。
 彦根城築城410年祭を記念して開催され、関連イベントが行われた彦根眺城フェスの会場となった金亀公園には朝早くから入り口前に並ぶ来場者がいた。開場後も眺城フェスの中で行われた井伊椀グランプリなどの各テナントの商品を買い求める人たちの行列ができていた。
 ブルーインパルスの展示飛行では6機が彦根城から半径10㌔㍍の空域を使って、スモークで桜模様やハート型などを描いた。約20分間の展示飛行だったが、ブルーインパルスが登場し技を披露するたびに歓声が沸き起こっていた。
 なおこの日の彦根城への入山者数は彦根城管理事務所によると8849人で、いつもの日曜日の入山者数と比べて2倍ほどだった。

 この日の彦根はまさに人、人、人でごった返しの一日だった。公式には城内2万人、金亀公園3万人だったが、小生の見た感じでは5万人以上は来場し、市内全域を入れると倍近い人が観覧したのは間違いない。一日の来場者数としてはここ近年で最多であろう◆大きな混乱もなく、終了することができ、また多くの観光客が前日または前々日から宿泊し、夢京橋キャッスルロードなど市内の飲食店や土産店も多くの人で賑わっていたことを考えると、経済的効果はかなりあったに違いない◆ブルーインパルスのイベントは彦根商工会議所青年部が主管し、当日も会員たちをはじめ、市民ボランティアが会場の運営や清掃に尽力していた◆願わくば2回目も開催して頂きたいが、そうは問屋が卸さないであろう。ここまで成功するイベントを模索するのはなかなか難しいかもしれないが、観光の関係者各位には今回のイベントを一過性に終わらせず、良き手本としてご尽力頂きと願う今日この頃だ。       (山田)

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