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2021年8月1日日曜日

競泳女子400㍍個人メドレー大橋悠依選手が金メダル同級生らから喜びの声

 東京五輪の競泳女子400㍍個人メドレーの決勝が25日に行われ、彦根出身の大橋悠依選手(25)が4分3208で優勝し、金メダルを獲得した。地元では同級生らから喜びの声があがった(写真は岸本さん提供)。
 大橋選手は24日の予選を全体3位の記録で勝ち上がり、翌日の決勝では最初のバタフライから得意の背泳ぎに移るとトップに出て、平泳ぎでその差を広げ、最後の自由形でもキープしたまま1位でゴールした。
 大橋選手はインタビューで「不安もあったが、自分を信じて泳いだ。金メダルをとれるとは思っていなかった。色んなことがあったが、チャレンジの機会に感謝している。やってきたことは間違っていなかった。楽しいレースができた」と喜びを語った。
 大橋選手の中学校の同級生で小学2年生の時からイトマン彦根で一緒に練習していた会社員の岸本悠花さん(25)=草津市=は、車内のテレビで大橋選手の泳ぎを見て、すぐにLINEで「おめでとう。ありがとう」と伝えたという。「金メダルおめでとう。そして感動をありがとう。言葉にならないぐらいうれしいです」と話していた。
 大橋選手を小学3年から高校3年まで彦根イトマンで指導した奥谷直史さん(53)=堅田イトマンスポーツクラブ所長=は「ほっとしたと同時に本当に良かった」と話した。決勝での泳ぎについては「予選ではバタフライが少し堅い印象があったが、決勝はいい泳ぎだった」と解説した。昨年秋には大橋選手、奥谷さん、岸本さんとで草津市内で会った。
 和田裕行市長は「金メダルの獲得、誠におめでとうございます。このような素晴らしい結果を残されたことは彦根市民はもとより、全国の皆さまに大きな感動を与えていただいた」と述べた。
 大橋選手は競泳女子200㍍個人メドレーにも出場予定。決勝は28日午前1145分の予定。

 

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