「ウクライナの歌姫」として知られるナターシャ・グジーさんのコンサートが12日、滋賀大学彦根キャンパスの講堂で開かれ、満員の約300人が美しい歌声に聞き入っていた。
ナターシャさんはウクライナに住んでいた6歳の時、自宅から3・5㌔離れたチェルノブイリ原発で爆発事故を経験し、避難生活を経てキエフ市に移住。ウクライナの民俗音楽のバンドゥーラに出会い、8歳の時から音楽学校で学んできた。2000年から日本語学校に通いながら日本での音楽活動を開始。コンサートやライブのほか、学校での教室や演奏会など幅広く活動している。
ロシアの侵略後の7月からは「Charity for Ukraine47 『希望の大地』チャリティーツアー」と題し、全国47都道府県でコンサートを実施。滋賀県会場となった滋賀大学では「防人の詩」「秋桜(コスモス)」など日本の名曲のほか、「わがキエフ」「希望の大地」「希望の灯」などウクライナへの思いを込めた曲を歌った。
最後には日本の歌「故郷」を奏で、来場者にも心の中で歌ってもらうよう依頼し、一体となって楽しんだ。ナターシャさんは「日本に来ていつのまにか22年も経った。ウクライナと、もう一つのふるさとの日本との文化の架け橋になりたい」と話した。今回の収益の一部は滋賀大学のウクライナ支援募金に寄付される。
ナターシャさんはウクライナに住んでいた6歳の時、自宅から3・5㌔離れたチェルノブイリ原発で爆発事故を経験し、避難生活を経てキエフ市に移住。ウクライナの民俗音楽のバンドゥーラに出会い、8歳の時から音楽学校で学んできた。2000年から日本語学校に通いながら日本での音楽活動を開始。コンサートやライブのほか、学校での教室や演奏会など幅広く活動している。
ロシアの侵略後の7月からは「Charity for Ukraine47 『希望の大地』チャリティーツアー」と題し、全国47都道府県でコンサートを実施。滋賀県会場となった滋賀大学では「防人の詩」「秋桜(コスモス)」など日本の名曲のほか、「わがキエフ」「希望の大地」「希望の灯」などウクライナへの思いを込めた曲を歌った。
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