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2012年2月18日土曜日

福島・富岡町の三春学校へカロム贈る、彦根市子ども会指導連合会

 彦根市子ども会指導連合会(彦子連)は、昨年5月に開かれた荒神山はるまつりの収益金を活用し、福島原発から半径20㌔圏内の福島県双葉郡富岡町の子どもたちにカロム5台を寄贈。馬場和子会長が今月10日に避難先となっている郡山市内の三春学校(仮設)を訪れ、児童代表にカロムを手渡した。
 馬場会長によると、同校には富岡町の幼稚園児、小中学生96人が通学。当日は小学生約50人が出席し贈呈式が開かれ、馬場会長が彦根やカロムについて説明した後、子どもたちと一緒にカロムをして交流した。児童たちはとても楽しそうだったらしく、「うれしい」「ありがとう」という言葉を何度も聞き、明るい表情を見せていたという。
 馬場会長は「今後も彦根市内で開催されるカロム選手権大会へ招待したりして、継続して支援をしたい」と話している。

2012年2月17日金曜日

立命館大・小谷優介選手 陸上100㍍日本代表候補 ロンドン五輪出場目指す

 昨年の日本陸上競技選手権大会の100㍍で準優勝した彦根市甲崎町の小谷優介選手(22)=立命館大4年生=が、今夏のロンドンオリンピック出場に向けて練習に励んでいる。
 小谷選手は稲枝北小、稲枝中、八日市高を経て立命館大へ進学。陸上は中学から始めたが、頭角を現したのは高校2年生の時で、県大会1位となり、3年生の時には10秒59の記録を出した。
 大学時代は、関西学生陸上競技対校選手権大会(関西インカレ)が2~4年生で3連覇、西日本インカレが3・4年生で連覇。昨年は、4月の織田幹雄記念国際陸上競技大会で優勝、6月の日本陸上競技選手権大会で2位、9月の全日本インカレで優勝するなど、着実に実力を伸ばしている。自己ベストは昨年4月の10秒28。
 昨年11月に韓国テグで開かれた世界陸上の日本代表には選ばれなかったが、小谷選手は「自分が計画をしてきたことはできており、実力も上がっていると感じている」と自信をみせている。7月からのロンドンオリンピックの日本代表の候補にも入っており、同代表は6月ごろに決まる予定だが、「次のオリンピック出場は1回目の挑戦だが、あくまで4年後のオリンピックを目指し、一歩ずつ実力を伸ばしていきたい」と話している。
 4月からは住友電気工業への入社も決まっており、午前中は仕事をし、午後は練習という日々が始まる。小学校のころからの夢だったというオリンピック出場へ、「誰よりも速くなりたい」と力強く語った。

びわ湖きものの女王選出大会 今年は彦根で

 びわ湖きものの女王選出大会が3月20日午後1時半~ビバシティ彦根の特設会場で開かれる。
 県呉服小売商連合会が若い世代に着物を親しんでもらおうと、彦根、長浜、大津で毎年、持ち回りで開催。対象は18歳以上で組合行事に出演できる県内在住・在勤者。参加者から着物の調和、会話、動作などで審査。女王2人には賞金5万円と旅行券5万円分が進呈。申し込みは彦根商店街連盟内の事務局☎(22)7303。

2012年2月16日木曜日

ひこにゃんへバレンタイン チョコ167個、交通安全ふるさと大使のAKB48メンバー・田名部生来さんからも

 バレンタインデーに合わせて、ひこにゃんへのチョコレートなどが14日までに167個届いた。ひこにゃんはプレゼントを前に喜びの表情を見せていた。
 ひこにゃんへのプレゼントは、被災地の福島県の1個を含め19都道府県から市役所や彦根城に届いた。海外からはドイツ・フランクフルトからもあった。
 「温かい心をありがとう。ひこにゃんに会うと、とても元気になります」と書かれたラブレター付きや、人気アイドルグループ・AKB48のメンバーで滋賀の交通安全ふるさと大使の田名部生来(たなべ・みく)さん(19)=近江八幡出身=から交通安全イベントで直接受け取った手作り菓子もあった。
 14日時点のひこにゃんへのプレゼントは、最初の平成20年が43個、21年が196個、22年が224個、23年が201個で、公表された21年以降で今年は最少だが、市観光振興課では「例年はキャンペーンに出かけた場所でもらっていたため、郵送で届いた数は変わらない」としている。

2012年2月15日水曜日

彦根ユネスコ協会 発足、会員募集

 彦根城などの世界遺産登録を目指し、彦根ユネスコ協会が11日発足し、彦根ビューホテルで設立総会が開かれた。
 ユネスコは国際平和と人類の福祉向上を目的に昭和21年に創設された国際機関。県内でのユネスコ協会の設置は長浜に続いて2例目で、全国では274番目。彦根ユネスコ協会は、文化財や自然環境を守り、国際理解と世界平和につなげていくというユネスコの精神に基づき、彦根城や旧城下町などの文化財や自然環境を守る活動を進める。
 昨年11月に市や彦根商工会議所、市内大学などの21人が発起人会を立ち上げ、準備を進めてきた。会員は個人135人・33団体で組織され、名誉会長に井伊直岳・彦根城博物館館長、会長に前川恒廣教育長が就任した。今後、シンポジウムや小中学生の絵画展など地域の遺産を守る活動のほか、書き損じはがきの回収で得た資金で発展途上国を支援する取り組みなどを展開する。
 設立総会には会員143人が出席。前川会長が「各々の方が持っておられる専門能力、スキルを協会の活動に生かしてほしい」とあいさつ。日本ユネスコ協会の広瀬忠子・連盟理事から会長に彦根ユネスコ協会旗が授与され、役員代表とゲストで登場したひこにゃんを交えて記念撮影が行われた。総会後は、日本ユネスコ協会の米田伸次・連盟理事による講演会もあった。
 彦根ユネスコ協会は、個人・学生・団体会員を募集している。
 年会費は個人3000円、大学生1000円、団体一口1万円。問い合わせは市教委生涯学習課内の事務局☎(24)7974。

2012年2月13日月曜日

滋賀2区・次期衆院選候補 上野賢一郎氏で最終調整 選考委「政策に差」

 次期衆院選の候補となる自民党滋賀県第2選挙区(彦根・長浜など)支部長の選考委員会がこのほど、彦根市内のホテルで開かれ、応募している元衆院議員・上野賢一郎氏(46)と、長浜選出の県議・川島隆二氏(40)が出席。選考委員からの質問に答える形だったが、出席した複数の党員によると、具体的な政策を述べた国政経験豊かな上野氏に軍配が上がったようだ。
 選考委員会は彦根、犬上、長浜、米原など2区内の県議や市議、党役員らで組織され、当日は財政再建や農業、TPP(環太平洋戦略的経済連携)、教育などの分野で両氏の政策を聞いた。
 選考委員会の県議や党員からは、「難しい問題についても、わかりやすく説明をしていた」「国政を経験していることから政策に大きな差がある」など、上野氏を推す意見が多勢を占めた。
 当初、川島氏を支持していた党員からも、上野氏に立場を変える声が出ていることからも、上野氏選出がほぼ確定したとみられる。17日に再度、選考委員が市内のホテルに集まり、正式に決定する。

2012年2月11日土曜日

彦根伊呂波会がパリ・ベルギー公演終え帰国報告 6会場で観客1000人、原発問題の質問も

 東日本大震災後に激励を受けた返礼として公演のため渡欧していた、狂言のアマチュア集団「彦根伊呂波(いろは)会」のメンバーが8日、市役所で報告した=公演模様の写真は同会提供
 震災後、岩手県奥州市(旧水沢市)出身で同会代表の小澤祥子さん(66)=愛荘町=あてには、フランス・パリやベルギー在住の友人や、その友人を通して日本語を学ぶ現地の若者たち計約60人から、見舞いや励ましのメールが届いた。
 小澤さんは海外の若者たちも心配をしていることに感動し、海外公演を企画。訪れたのは、同会の講師役で大蔵流狂言師・木村正雄さん(82)を団長に、小澤さん、元市議・辻橋正一さん(64)、元朝日新聞記者・中村憲一さん(64)=いずれも彦根市=ら同会メンバーと、京都伊呂波会の4人の計14人。先月22日から今月1日までパリとベルギーに滞在し、5つの演目を6カ所で2種類ずつ披露。各会場ともほぼ満員となる約50人~260人ずつの計約960人が詰めかけたという。
 公演前には、現地のコメディアンらがフランス語で題目の内容を身振り手振りを交えて15分間説明した後、メンバーが日本語で25分間演舞。終演後、来場者からは「日本の文化は信じられないほどすごいことを確認した」など、日本の伝統芸能を賞賛する意見があったという。
嘉田知事の「卒原発」紹介
「公演は大成功に」
 パリの4会場では、メンバーが撮影した福島原発近くの南相馬市の動画を公演前に上映。来場者からは「(原発事故に対して)国や電力会社の責任が問われているが、日本ではなぜ暴動が起きないのか」の問いがあり、「日本人は助け合おうとする気持ちが強い」と答え、「今後、日本では原子力発電はどうなるのか」との質問には、嘉田知事の「卒原発」のメッセージをフランス語で紹介したという。
 木村さんは、最近の狂言が大衆に迎合していることを嘆きつつ「外国の人の方が純粋に見てくれると感じたし、狂言の精神を理解してくれたと思う。公演は大成功だった」と語った。
 小澤さんは「現地の皆さんは本当に満足して喜んでくれたと思う」と話していた。