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2012年3月7日水曜日

3・11東北へ、彦根昔ばなしを語る会 東北の昔話語る、監督41人の映画・明日上映も

 東日本大震災の被災地へ思いを届けるイベント「3・11つながろう東北へ ひこね」の主会場になる県護国神社(尾末町)内のカフェ・朴で4日、11日を前にしたプレイベントとして、ほたてあかりと語りの会などが行われた。
 語りの会は、彦根昔ばなしを語る会と田の浦ほたてあかりプロジェクトの共催。ほたてあかりのキャンドルがともる中で、同会のメンバー4人が東北の昔話を披露。岩手のたにし長者、馬方とやまんば、なら梨とり、秋田のうばすてを一人ずつが語った。合間には東北のジャンケンも行われ、観客約30人が体験して楽しんでいた=写真
 この日はほかにも、県立大生による「田の浦ほたてあかりができるまで」の報告や、市民団体・プレイバック劇団Withによる「出発」をテーマにした演劇もあった。
スミス記念堂で上映会
 彦根を映画で盛り上げる会は10日午後2時~スミス記念堂(本町)で、東日本大震災をテーマに41人の映画監督による短編作をまとめた映画「明日」の上映会を開く。
 仙台市で毎年ある仙台短篇映画祭の実行委員会が昨年、開催が危ぶまれていた中で映画祭を企画。その思いにこたえた41人が3分11秒で作った各作品を一つにまとめた。入場料1000円。40人限定。収益金は映画祭の実行委に送る。当日、来場する監督もいる予定。問い合わせは同会事務局☎(24)8781。

2012年3月6日火曜日

彦根城世界遺産へ イコモス提出に向け英訳とプロ撮影写真掲載の「報告書」作成へ

 彦根城の世界遺産登録を目指し、彦根市は世界遺産登録の審査・モニタリング活動をしている国際的な非政府組織(NGO)・ICOMOS(イコモス)などに提出する「彦根城総合報告書」を作成する。
 彦根城の歴史や建物などについて、イコモスなどに所属する外国人の委員により深く理解してもらうために作成。
 「報告書」では、市教委文化財課や彦根城博物館などの専門家がまとめた学術的な観点からの文章を英訳するほか、プロのカメラマンが撮影した、国宝や重要文化財の天守、櫓などの建物内外の写真を掲載する。新年度予算に、英訳と写真撮影のための委託経費約160万円(うち英訳35万円)を盛り込んでいる。
 「報告書」では、特別史跡・彦根城跡(中堀より内側と埋木舎)と大名庭園、井伊家墓所のいわゆる「コアゾーン」のほか、芹橋や花しょうぶ通りなど旧城下町の「バッファゾーン」も紹介する予定。
 市教委文化財部の谷口徹部長は「国際舞台に立つにはイコモスの外国の委員に理解してもらうことやプロの(カメラマンの)技が必要になる」と話している。ページ数や大きさ、完成時期は未定。

2012年3月3日土曜日

「3・11つながろう東北へ ひこね」実行委員会会議終了

 「3・11つながろう東北へ ひこね」実行委員会は先月28日、最終となる4回目の会議を開き、当日のイベント内容の確認とポスター・チラシの配布調整を行った。会議終了後には参加した委員約50人で記念撮影も行い、イベントの成功を誓った。
 ポスターは約500部作成し、彦犬地区の小中学校や民間・公共施設などに配布した。
 11日までのプレイベントとしては、4日に彦根市尾末町のカフェ朴で午後2時~ほたてあかりと語りの会、午後5時半~プレイバック劇団With公演・テーマは「出発」(1000円)がある。
 なお同実行委ではホームページやフェイスブックも立ち上げている。

滋賀県立大生企画・ほたてあかりと切符セット販売、近江鉄道

 宮城県南三陸町の田の浦地区の女性たちが作っている「ほたてあかり」と近江鉄道の切符がセットになった復興祈願開運切符の発売が29日から始まった。同日、彦根駅で開かれた記念セレモニーには、ほたてあかりを企画した滋賀県立大生も参加した。
 ほたてあかりは、宮城県南三陸町の田の浦地区で支援活動をしている県大生のグループ・田の浦ファンクラブ滋賀サポートチームの提案で、地元の女性団体・田の浦美人クラブがホタテの貝殻を使って作っているキャンドル。
 近江鉄道は、被災地の復興の助けになろうと、「開運」切符とキャンドルのセットを用意。切符のデザインは県大生、印刷は南三陸町の業者が担当し、三つ折りの表紙には「貝運」と書かれている。
 セレモニーに出席したのは、田の浦地区で支援活動をしている・田の浦ファンクラブ滋賀サポートチームの芦井絵利子さん(23)=環境科学研究科1年=と、小島なぎささん(21)=人間文化学部2年。
 セレモニーには、ひこね芹川駅の名誉駅長・いしだみつにゃんも参加し、県大生2人と中村社長、みつにゃんが開運切符の紹介パネルの除幕をした。芦井さんは「買っていただいた方や被災地の方など、多くの人に幸運が訪れることを祈っています」と話していた。
 彦根・米原間(290円)と彦根・八日市間(690円)の切符付きで1セット980円。彦根・近江八幡各駅で300セット販売。

車窓に被災地へ激励メッセージ 近江鉄道・ほほえみ号、収益寄付

 東日本大震災の被災地に向けた激励メッセージが車窓に貼られた「ほほえみ号」を運行している近江鉄道は、企業や個人らかの出資費用の一部(15万円)を義援金として被災地へ寄付。29日に彦根駅で開かれた伝達式では、同社の中村隆司社長が日本赤十字社県支部事務局長の村井達(すすむ)さん(65)に目録を手渡した。
 同社は昨年8月11日から、企業や団体、個人に近江鉄道の車窓に貼る両面型のステッカー(縦10㌢×横30㌢)を1枚3150円で募り、ほほえみ号として運行。2月29日までに138枚分の出資があり、ステッカー代などを除いた金額を寄付した。
 なお、ほほえみ号の運行は3月末まで。

2012年3月1日木曜日

長曽根口を復元へ 道路跡 旧城下町で初めて確認

 発掘調査中の彦根城内と長曽根口御門跡の現地説明会が25日開かれ、あいにくの雨降りだったが、52人が参加した。長曽根口では、彦根の旧城下町で初の発見となる道路の遺構も報告された。
 市教委文化財課は今年度、特別史跡内の鐘の丸、天秤櫓、滋賀大学正門前の3カ所と、長曽根口で発掘調査をしてきた。
 そのうち長曽根口は、外堀に面した出入口の一つで、城下町の南西端に位置する(ほかは切通、油懸、高宮、池州、中薮、松原)。明治期の解体後、門は近くの教禅寺の山門として利用されたが、昭和9年に解体され、同寺本堂に保管。現在では文化財課が管理している。
 発掘調査は、江戸時代の絵図「御城下惣絵図」を参考に行われ、幅約5㍍の道路の西側の端が発見。この道が見つかったことで、門や最大幅約12㍍(長曽根口付近)の外堀、幅約18㍍の土塁の位置が把握できた。説明会では道路、土塁、外堀、石橋のほか、道路に沿って整備された石垣跡とみられる石列も紹介された。
 文化財課では3月も発掘調査をし、来年度には門や周辺の復元に向け設計し、平成25年度以降に復元へ着手する予定。

振り込め詐欺防止で彦根の2郵便局に彦根署が感謝状

 振り込め詐欺を防止した彦根市内の郵便局への感謝状の贈呈式が27日、彦根署で開かれ、平田郵便局の中嶋康一局長(40)と本庄郵便局の奥村昭博局長(52)が出席した。
 贈呈式では、山本芳則署長から一人ずつに感謝状が手渡された。両局長は「市民の皆さんの財産を守ることができて、ほっとしている」と話していた。
 同署によると、今月16日に市内の高齢女性2人の自宅に、息子と名乗る男から「200万円必要。振り込んで」などという内容の電話があり、女性たちが各郵便局で振り込もうとしたところ、不審に思った局長や職員が振り込め詐欺防止のためのアンケートに答えてもらった結果、振り込め詐欺の疑いがあると判断。女性に息子の携帯電話に連絡をさせたところ、騙されていることがわかったという。