宮城県南三陸町の田の浦地区の女性たちが作っている「ほたてあかり」と近江鉄道の切符がセットになった復興祈願開運切符の発売が29日から始まった。同日、彦根駅で開かれた記念セレモニーには、ほたてあかりを企画した滋賀県立大生も参加した。
ほたてあかりは、宮城県南三陸町の田の浦地区で支援活動をしている県大生のグループ・田の浦ファンクラブ滋賀サポートチームの提案で、地元の女性団体・田の浦美人クラブがホタテの貝殻を使って作っているキャンドル。
近江鉄道は、被災地の復興の助けになろうと、「開運」切符とキャンドルのセットを用意。切符のデザインは県大生、印刷は南三陸町の業者が担当し、三つ折りの表紙には「貝運」と書かれている。
セレモニーに出席したのは、田の浦地区で支援活動をしている・田の浦ファンクラブ滋賀サポートチームの芦井絵利子さん(23)=環境科学研究科1年=と、小島なぎささん(21)=人間文化学部2年。
セレモニーには、ひこね芹川駅の名誉駅長・いしだみつにゃんも参加し、県大生2人と中村社長、みつにゃんが開運切符の紹介パネルの除幕をした。芦井さんは「買っていただいた方や被災地の方など、多くの人に幸運が訪れることを祈っています」と話していた。
彦根・米原間(290円)と彦根・八日市間(690円)の切符付きで1セット980円。彦根・近江八幡各駅で300セット販売。
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