東日本大震災の被災地へ思いを届けるイベント「3・11つながろう東北へ ひこね」の主会場になる県護国神社(尾末町)内のカフェ・朴で4日、11日を前にしたプレイベントとして、ほたてあかりと語りの会などが行われた。
語りの会は、彦根昔ばなしを語る会と田の浦ほたてあかりプロジェクトの共催。ほたてあかりのキャンドルがともる中で、同会のメンバー4人が東北の昔話を披露。岩手のたにし長者、馬方とやまんば、なら梨とり、秋田のうばすてを一人ずつが語った。合間には東北のジャンケンも行われ、観客約30人が体験して楽しんでいた=写真。
この日はほかにも、県立大生による「田の浦ほたてあかりができるまで」の報告や、市民団体・プレイバック劇団Withによる「出発」をテーマにした演劇もあった。
スミス記念堂で上映会
彦根を映画で盛り上げる会は10日午後2時~スミス記念堂(本町)で、東日本大震災をテーマに41人の映画監督による短編作をまとめた映画「明日」の上映会を開く。
仙台市で毎年ある仙台短篇映画祭の実行委員会が昨年、開催が危ぶまれていた中で映画祭を企画。その思いにこたえた41人が3分11秒で作った各作品を一つにまとめた。入場料1000円。40人限定。収益金は映画祭の実行委に送る。当日、来場する監督もいる予定。問い合わせは同会事務局☎(24)8781。
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