彦根市古沢町の龍潭寺の庭園に咲いている沙羅(シャラ)が見ごろを迎えた=写真。
同寺は慶長5年(1600)、井伊直政が佐和山城主になったのを機に現在の地に移築された。シャラは当時、住職だった昊天(こうてん)禅師がインドから取り寄せた幼木を庭園に植えたのが始まりとされる。
同寺には、樹齢50年~400年のシャラの木が計5本あり、いずれの木も白色のかわいい花を咲かせる。
今年は例年より10日ほど開花が遅く、来週ぐらいまで見ごろだという。入山料は中学生以上400円、小学生以下150円。
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