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2018年9月10日月曜日

スペインハンドボール連盟のフランシスコ・ブラスケス会長ら合宿地になる彦根市内で練習施設などを見学

 スペインのハンドボール連盟のフランシスコ・ブラスケス会長らが5日から7日まで、2020年の東京五輪で合宿地になる彦根市内を訪れ、練習施設などを見学した。
 来彦したのは、フランシスコ会長、女子ハンドボールの元スペイン代表選手のジェシカ・アロンソさんとベロニカ・マリア・クアドラード・デエサさんら5人。一行は練習施設になる予定の岡町のパナソニック彦根工場体育館を5日に、芹川町の彦根総合高校グリーンアリーナを6日に視察。
 そのうち彦根総合高ではハンドボール部の1年から3年生までの部員15人と交流した。フランシスコ会長は「スポーツは人間形成にも大切。コート内は戦場だが、コート外に出ると家族のように他の選手たちと接してください」とアドバイスし、ハンドボール部主将の高山博暉君(18)らから質問を受けていた。最後にはジェシカさんやベロニカさんらが実際にシュートを披露し、ゴールするたびに歓声が沸き起こっていた。その後、更衣室や調理室なども見学した。
 一行は6日夕方に仮庁舎で協定書に調印、7日にトレーニングジムになる開出今町のフィットウィルを見学し、8日朝に帰国した。

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