市は昨年7月に市民向けアンケートを行い、回答のあった302人からの彦根の特徴として▽彦根をほかに推奨したい気持ちや、まちづくり活動に参加したい意欲が低い▽彦根への愛着があり、まちづくりをしている人への感謝・応援の思いが強い―ことを把握。
また公募市民40人の市民ワーキング会議が昨年8月から12月まで計6回実施。会議での議論とアンケート結果などを踏まえ、戦略策定委員会が作成した案では、さまざまな団体が各事業に一緒に取り組む「協働」、市民がまちの魅力発信を積極的にできる「環境づくり」、市民の取り組みで変化した様子やまちの魅力を市内外へ届ける「情報発信」の3本柱のサイクルを提起。このサイクルを回していくことで、課題の推奨や参画意欲が向上するとしている。
市は来年度に彦根市シティプロモーション市民会議(仮称)を設置するほか、さまざまな市民が集う「彦根未来フェス」(仮称)を開催。2020年度以降にまちづくりに取り組む市民の熱い思いを伝えていく「地域の熱伝導士」(仮称)の育成や市民への発信力強化講座の開講などをしていく。
また市民ワーキング会議では、市の木の橘をモチーフに、「ヒコネ」を根にイメージしたロゴマークも作成した。
同案は市のホームページのほか、市シティプロモーション推進課、情報公開コーナー、支所・出張所で公開。3月22日まで意見を募集している。問い合わせは同推進課☎(30)6143。
0 件のコメント:
コメントを投稿