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2019年3月6日水曜日

国際総合競技大会ワールドマスターズゲームズ(WMG)2021年に関西地域で開催、彦根市実行委員会が設立

 生涯スポーツの国際総合競技大会「ワールドマスターズゲームズ(WMG)」が2021年に関西地域で開催されるのに合わせて、彦根市実行委員会が設立。21日に四番町ダイニングで総会が開かれた。
 WMGはおおむね30歳以上なら誰でも参加できる競技大会として、オリンピック・パラリンピックの翌年に開かれており、1985年のカナダ・トロントを皮切りに世界各国で4年に1回開催。10回目はアジア地域初、広域初となる関西13府県政令市で2021年5月14日から30日まである。
 公式の35競技59種目、オープン17競技が行われ、主催のワールドマスターズゲームズ2021関西組織委員会は150カ国・地域以上から大会最多の5万人(うち国外2万人)の参加者を目指している。
 滋賀県内では彦根市で10㌔ロードレースがあるほか、6市でホッケーや野球、ソフトボール、カヌー・ボートが開催。ロードレースは開催日が5月23日で、松原町のミシガン州立大学連合センターをスタートし、湖岸沿いから彦根城内を経由、近江高校第2グラウンドをゴール地点にしたコースで調整される。予定参加者数は900人で、うち国外が540人。30歳以上から70歳以上までの男女計10のカテゴリー別に表彰される。
 彦根市実行委員会の設立総会では、彦根市や彦根商工会議所、市陸上競技協会、市スポーツ推進委員競技会などの代表者らの委員20人が出席。関西大会のマスコットキャラクター・スフラやひこにゃんと一緒に記念撮影をした後、会議にのぞみ、会長には大久保貴市長が就いた。
 今後は「開催協議準備・運営部会」と「広報宣伝・スポーツツーリズム推進部会」に分かれて、コースの決定や観光ルートの設定、交流イベントの実施、外国からの参加者への対応策などを検討していく。

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