障害者福祉で先進的な取り組みをしているとして、彦根市平田町の福祉団体「NPOぽぽハウス」が、今年度の糸賀一雄記念未来賞を受賞した。11月25日に報告のため、若林重一理事長(65)と福井久美子理事(63)が和田裕行市長を表敬訪問した。
ぽぽハウスは任意団体として1999年に設立。高齢者のデイサービスや障害児者の支援のほか、介護保険・障害児者に関する相談、子ども・子育て支援などの活動をしてきた。
特に、さまざまな福祉サービスを提供する中で、介護保険制度などの制度外のニーズが多くあることに気づき、それらに対応するためのオリジナルの事業を開発。孤立しがちな障害児や子育て中の母親、生活困窮者など生きづらさを抱えている人たちを支援する「課題解決型」の福祉サービスを提供している。
糸賀一雄記念財団は、障害者または生きづらさを感じている人たちに関する取り組みが先進的で、今後の活躍が期待できる個人・団体に糸賀一雄記念未来賞を授賞。また障害福祉などの分野で顕著な活躍をしている個人・団体に糸賀一雄記念賞を授けている。
NPОぽぽハウスは、「市民ニーズに必要なサービスを届けるという姿勢がすばらしく、既存制度のすき間となるようなニーズや課題を見つけ、それに対応していく先進性が高く評価できる」として、今年度の糸賀一雄記念未来賞を受賞した。
市長を表敬訪問した若林理事長は「多様性が叫ばれている社会で、支援が必要な市民にとって暮らしやすい地域にするためにこれからも邁進していきたい」と述べた。
※【糸賀一雄】1914年(大正3年)3月29日、鳥取市生まれ。1940年(昭和15年)に滋賀県庁に入り、秘書課長など歴任。46年11月に知的障害児の入所施設「近江学園」を創設し園長に。以降、重症心身障害児施設「びわこ学園」を設立するなど、障害者福祉の基礎作りに多大な貢献を残した。糸賀一雄記念財団は障害者福祉の向上に関する事業を行う団体として1996年(平成8年)11月13日に設立された。
ぽぽハウスは任意団体として1999年に設立。高齢者のデイサービスや障害児者の支援のほか、介護保険・障害児者に関する相談、子ども・子育て支援などの活動をしてきた。
特に、さまざまな福祉サービスを提供する中で、介護保険制度などの制度外のニーズが多くあることに気づき、それらに対応するためのオリジナルの事業を開発。孤立しがちな障害児や子育て中の母親、生活困窮者など生きづらさを抱えている人たちを支援する「課題解決型」の福祉サービスを提供している。
糸賀一雄記念財団は、障害者または生きづらさを感じている人たちに関する取り組みが先進的で、今後の活躍が期待できる個人・団体に糸賀一雄記念未来賞を授賞。また障害福祉などの分野で顕著な活躍をしている個人・団体に糸賀一雄記念賞を授けている。
NPОぽぽハウスは、「市民ニーズに必要なサービスを届けるという姿勢がすばらしく、既存制度のすき間となるようなニーズや課題を見つけ、それに対応していく先進性が高く評価できる」として、今年度の糸賀一雄記念未来賞を受賞した。
市長を表敬訪問した若林理事長は「多様性が叫ばれている社会で、支援が必要な市民にとって暮らしやすい地域にするためにこれからも邁進していきたい」と述べた。
※【糸賀一雄】1914年(大正3年)3月29日、鳥取市生まれ。1940年(昭和15年)に滋賀県庁に入り、秘書課長など歴任。46年11月に知的障害児の入所施設「近江学園」を創設し園長に。以降、重症心身障害児施設「びわこ学園」を設立するなど、障害者福祉の基礎作りに多大な貢献を残した。糸賀一雄記念財団は障害者福祉の向上に関する事業を行う団体として1996年(平成8年)11月13日に設立された。
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