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2022年2月2日水曜日

ホリエモンこと堀江貴文さん「地方の時代がやってくる」で講演

 ホリエモンの愛称で知られる実業家の堀江貴文さんが16日、「地方の時代がやってくる」をテーマに文化プラザで講演し、「歴史と文化、近江牛とふなずしで国内外から人を招くことができる」とアドバイスした。
 
歴史と文化 豊富
 堀江さんは「東京のおもしろい人はテレビに出てくるが、地方のおもしろい人は発見されない。しかし地方の魅力にみんなが気づき始めていて、SNSで発信され始めている」と説明。「日本は他国と比べて歴史と文化が地方に豊富にある。そして自然環境にも恵まれ、特に水に困ることはない」と話した。
 
外部コーチ招け
 地方の発信方法として、堀江さんは米国のゴルフ選手のタイガーウッズでもコーチがいることを例にあげ「自分たちではなかなか魅力に気づかない。必ず外部のコーチを付けること。まったくその地のことを知らない人がどのように思うかの視点が大切だ」と助言。「(コロナ禍で)幸いにも時間はある。その時間を活用し、魅力をどのように伝えるのかを決めてほしい」と語った。
 
ふなずしとエンタメ
 後半では「可能性だらけの地方が熱い」をテーマに和田裕行市長と対談。市長の「観光客のリピーターを増やすには食しかない」との言葉に、堀江さんは「ビーフは世界共通の言葉。日本には和牛があり、牛は勝手に人を呼ぶ」と近江牛を用いた戦略を推奨。滋賀のふなずしも取り上げ「ブルーチーズみたいで、確実に人気商品になる。ほかの地方でまねしようにもできない」と述べた。
 地方のほかの魅力として、堀江さんは「地方にはエンタメ(娯楽)があり、滋賀なら琵琶湖でマリンスポーツや釣りが楽しめる。アイアンマンレースなら世界中から人を招くことができる」と提案した。
 堀江さんの講演会は「EGplan」(芹川町)が主催し、約750人が来場した。

 

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