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2022年7月13日水曜日

彦根駅西口ロータリー再整備へ 一般車両・タクシー・バスを区分け

 2025年に彦根市を主会場に滋賀県内で行われる国民スポーツ大会に向け、彦根市は彦根駅西口の駅前ロータリーの再整備を計画している。一般車両と路線バス、タクシーの出入りをそれぞれ区分けする方法で、来年度中の着工を目指している。
 彦根駅周辺地区都市構造再編集中支援事業の一環として、駅前ロータリーの約5400平方㍍のうち井伊直政の銅像以外のエリアを再整備する彦根駅西口駅前広場整備計画事業。
 
旧交番解体 公衆トイレ移築
ゴールドポストも 概算5億円
 県が土地を所有する旧交番や市有の公衆トイレを解体し、銀水前の約60㍍の道を幅約10㍍に拡幅して、ホテルサンルート近くの道までの区間をタクシーの出入り専用道路にする。これに伴い、旧交番の前のエリアはタクシー専用のロータリーになる。公衆トイレは銅像周辺に移築される予定。
 出迎えの一般車両用としては現在2つある横断歩道のうち北側を無くし、銅像前の歩道部分を道路に変更。これに伴い、大橋悠依選手の金メダル獲得を記念して設置されたゴールドポストや時計台、照明などが移築される計画。
路線バスは近江鉄道が所有する駐車場から線路沿いの道路、現在のバス停前に抜ける一方通行のルートに変更される。
 総工費は概算で約5億円。すでに昨年度までに実施設計を終えており、今年度は旧交番の土地や駐車場の一角を取得するため、滋賀県や近江鉄道と協議する。来年度中にも着手する予定で、2024年度末の完成を目指す。関連項目を馬場和子議員が13日の一般質問で取り上げた。

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