絵本「へいわって どんなこと?」をウクライナ語に翻訳する活動をした滋賀大生たちが6月22日から計3回、彦根市立西中学校の放送室から校内向けに動画を配信。西中生たちに平和の大切さを呼びかけている。
滋賀大学は以前からポーランドのヤギェウォ大学と連携事業を進めているが、このプロジェクトの中心的な存在を務めている近兼敏客員教授がロシアのウクライナ侵攻を受け、ポーランドと隣接するウクライナのドニプロ国立大学とも連携。絵本の翻訳の企画に賛同した滋賀大生の6人と日本語を学ぶドニプロ大生3人が4月中旬から1カ月ほどかけて、オンラインで話し合いながら浜田桂子さん著の絵本「へいわって どんなこと?」をウクライナ語に翻訳した。
西中学校は生徒たちに平和の大切さを知ってもらおうと、絵本の翻訳に携わった滋賀大生による動画の校内放送を計画。学生たちは今月22日と29日、7月6日の朝に10分間、放送室で絵本の作成に至った経緯や平和への思いを生徒たちに向けて解説する。
初日には経済学部3年の森本夏帆さん(20)とデータサイエンス学部の逢坂安曇さん(21)が来校。2人はウクライナとロシアの子どものイラストを手にしながら「戦争で苦しんでいるウクライナの子どもたちが未来に希望が持てるよう、絵本を翻訳しようと思った。ウクライナの大学生とオンラインで話すうちに、とても身近に感じるようになった。皆さんもウクライナで起こっていることを身近に感じ、平和やこれからの行動について見つめ直してほしい」と呼びかけた。
司会を務めた放送担当の西中2年生の西畑穂美さん(13)は「爆弾の被害でウクライナの中学生が苦しんでいることを知った。平和の大切さについて改めて考えさせられた」と話した。西中では滋賀大生の3回の放送後、生徒と学生との意見交換を行い、平和についての活動を計画していく予定。
滋賀大学は以前からポーランドのヤギェウォ大学と連携事業を進めているが、このプロジェクトの中心的な存在を務めている近兼敏客員教授がロシアのウクライナ侵攻を受け、ポーランドと隣接するウクライナのドニプロ国立大学とも連携。絵本の翻訳の企画に賛同した滋賀大生の6人と日本語を学ぶドニプロ大生3人が4月中旬から1カ月ほどかけて、オンラインで話し合いながら浜田桂子さん著の絵本「へいわって どんなこと?」をウクライナ語に翻訳した。
西中学校は生徒たちに平和の大切さを知ってもらおうと、絵本の翻訳に携わった滋賀大生による動画の校内放送を計画。学生たちは今月22日と29日、7月6日の朝に10分間、放送室で絵本の作成に至った経緯や平和への思いを生徒たちに向けて解説する。
初日には経済学部3年の森本夏帆さん(20)とデータサイエンス学部の逢坂安曇さん(21)が来校。2人はウクライナとロシアの子どものイラストを手にしながら「戦争で苦しんでいるウクライナの子どもたちが未来に希望が持てるよう、絵本を翻訳しようと思った。ウクライナの大学生とオンラインで話すうちに、とても身近に感じるようになった。皆さんもウクライナで起こっていることを身近に感じ、平和やこれからの行動について見つめ直してほしい」と呼びかけた。
司会を務めた放送担当の西中2年生の西畑穂美さん(13)は「爆弾の被害でウクライナの中学生が苦しんでいることを知った。平和の大切さについて改めて考えさせられた」と話した。西中では滋賀大生の3回の放送後、生徒と学生との意見交換を行い、平和についての活動を計画していく予定。
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