彦根に訪問していた姉妹都市・米国ミシガン州アナーバー市の中高生代表団が11日、永楽屋彦根工場(甲良町)を訪れ、彦根仏壇の金箔押しを体験するなどして日本の伝統文化にふれていた。
来彦したのは生徒12人と引率者2人。今月1日から彦根を訪れており、これまでに彦根城見学、市内中学校での生徒間交流をした後、8日からは広島・京都を観光し、10日に再び彦根に戻ってきた。
永楽屋彦根工場では、高橋一博工場長のガイドのもと、製造工程ごとに職人の技を見学し、別室でキーホルダーに金箔を押す作業を体験。工場長や職人の説明を受けながら、薄い金箔を苦戦しながらも貼り付けていた。
生徒のネイスン・グロッシュ君(13)は「彦根仏壇はすごくきれいで、金箔押しも楽しかった。彦根はクリーンで、皆さん礼儀正しく、彦根城も素晴らしかった」と話していた。
昭和44年に姉妹都市提携をした彦根市とアナーバー市は同60年から原則隔年ごとに受け入れており、彦根の受け入れは今年で16回目。一行は12日朝に彦根を出て明治村を見学した後、13日朝に中部国際空港から帰国の途につく。
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