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2012年11月5日月曜日

猛毒キノコ・カエンタケ 彦根で初確認

 彦根市は先月30日、猛毒キノコのカエンタケが市内で初めて確認されたと発表した。
 カエンタケは梅雨時期から秋にかけて、ブナやコナラなどナラ類の広葉樹林に群生して生える。表面が赤く、手の指のように細長い棒状が特徴。
 触れるだけで皮膚に炎症を起こし、食べると30分後ぐらいから発熱や悪寒、おう吐、下痢などが起こり、2日ほどで消化器不全や運動障害などを起こして死に至ることもあるという。致死量は3㌘。
 県内ではすでに大津や野洲、長浜で発見報告があるが、彦根市内では彦根自然観察の会のメンバーが発見し市生活環境課に報告した。県森林センターによると「10月末のこの時期に確認されるのは非常に珍しい」とのことで、「赤いキノコを見たら、触ったり、食べたりしないで」と注意を呼びかけている。

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