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2017年9月23日土曜日

長松院で一字写経、般若心経と観音経の一字を写して奉納

 彦根市中央町の長松院(手塚紀洋住職)が14日から、般若心経と観音経に使われている一字を写して奉納する「一字写経」の受付を始めた。
 般若心経の写経は完成するのに1時間以上かかるため、より簡単に身近に写経を感じてもらおうと企画した。檀家で書道の先生をしている真下良祐さん=千葉県旭市=が、般若心経と観音経に使われる字のうち筆で書ける200字を選んで、一字ずつを手本として書いた二つ折りの4㌢四方の小さな紙を用意。
 体験者は小さな紙が入った箱から1枚引いて、そこに書かれている手本を見ながら隣に貼られてある3㌢四方の紙に細筆で「写経」。写経した紙をはがして木箱に納め、手本が書かれた紙をそのまま持ち帰る。
 納められた紙は用紙に貼られた後、額に入れられ、200字がそろった後、手塚住職によって供養され、長松院の入り口前にある無縁塔に納められる予定。
 手塚住職は「時間のない人でも簡単に写経が体験できると思い企画しました。おみくじ感覚で引いてもらい、写経後は手本の字を持ち帰ってお守りとして活用して頂ければ」と話している。一字写経の体験は一人500円。問い合わせは長松院☎(24)3225。

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