マハロさんの屏風型の「栄」と布地の「豊」はそれぞれツノガエルとバッタをカラフルな色で表現。マハロさんは「アジアの架空の国をイメージし、410年が経過して更に豊かに繁栄していくことを願って描いた」と解説していた。
淺野さんの「古の闘神」は阿と吽(うん)の金剛力士像の顔部分。高さ1㍍30㌢×幅75㌢×奥行き1㍍で、重さは阿が80㌔、吽が70㌔。7年前に作った作品を塗り直して8カ月かけて制作。現実と夢の世界のあいまいさをイメージしたという。展示期間は築城410年祭が終了する12月10日まで。
「HIKONE STUDENT ART EXHIBITION」は、応募者から選定された全国の美術系の大学や専門学校の学生、卒業生の計20人の作品展。20人は8月21日から27日まで市内に滞在した後、制作に入り、宗安寺に11点、スミス記念堂に2点、寺子屋力石に7点を展示した。
袋町 小橘ののれん制作
京都精華大学大学院を修了した伯井慶伊子さん(24)=大阪府堺市=は「想造」をテーマに、宗安寺本堂の住職と参拝者とが座る境界線に長さ3・6㍍、太さ約1㍉のビニールひも5200本をつるした。「存在していると認識していたものが遮断されることで、見えていなかったものが明確に見えてくることがある」と解説していた。
武蔵野美術大学の菊池風起人さん(21)はスミス記念堂の屋外に「彦根ベースキャンプ」と題したテントを設置。市民のための新たな拠点を作ろうと考案したといい、「展示期間中はテント内に滞在しながら市民と交流したい」と話している。
3会場での展示は10月1日まで。
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