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2020年5月10日日曜日

街の雰囲気盛り上げようと本町1丁目自治会が毎週金曜に上を向いて歩こう歌う

 新型コロナウイルスを巡る自粛モードを受けて暗くなっている街の雰囲気を盛り上げようと、彦根市の本町1丁目自治会は今月以降の毎週金曜に、坂本九さんの歌「上を向いて歩こう」を一緒に歌おうと住民に呼びかけている。
 感染防止のため政府から密集・密閉・密接の三密を避けるため、不要不急の外出を控える要請が出ている中、インターネット上では芸能人たちが「上を向いて歩こう」をつなぐ光景が流れている。
 本町1丁目自治会は230戸に400人が住んでおり、そのうち145人が65歳以上の高齢者で、一人暮らしの高齢者も多いという。住民たちに少しでも明るい気持ちになってもらおうと毎週金曜日午後3時から、窓を開けたり、自宅前に出たりして歌う機会を設けた。
 同自治会内にある西地区公民館の馬場完之館長が2階からギター演奏をしながら歌うほか、役員数人がCDラジカセを手に地域を回る方法で、住民たちと一緒に「上を向いて歩こう」を歌う。初日の1日には馬場館長のほか、市職員でシンガーソングライターの吉井光さん(32)もゲストで訪れ、公民館2階から歌を披露。住民たちも自宅前に出て歌っていた。大学生の若林美織さん(21)は「自粛の中で家にいるだけなので、こういうイベントは楽しい」と笑顔を見せていた。
 同自治会の瀧忍会長(70)は「新型コロナによる自粛モードはこれからもまだ続きそうなため、住民の皆さんのストレス発散に少しでも役立つことができれば」と話していた。新型コロナが収束するまで続ける。

FM彦根も放送
 エフエムひこねも5日以降の毎日午後3時~「上を向いて歩こう」を流している。新型コロナが沈静化するまで。


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