彦根市川瀬馬場町の中島商事は、子どもたちの熱中症予防のため、市立の小中学校24校に、ミネラル・ウォーター12㍑入りのボトルとサーバーを提供した。
熱中症になる子どもたちが毎年、報告されており、市教委によると、市内でも昨年(2学期の8月末~9月半ば)、熱中症を発症した子どもが幼稚園で1件、小学校で2件、中学校で3件―だった。
同社は児童生徒が熱中症にならないよう、先月29、30日に全校にサーバーなどを無償で支給。設置期間は7~10月で、毎月1回ボトルを配送する。各学校では保健室や職員室、校長室などに設置。希望の子どもたちが飲みに訪れている。河瀬小6年の影山友真君(12)は「水があることで安心できる。味も水道水よりおいしい」と話していた。
同社は次年度以降も継続する予定。
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