23日公演のミュージカル「瓶ケ森の河童」(かめがもりのしばてん)に向け、出演する小学生30人が稽古(けいこ)に励んでいる。
瓶ケ森の河童ひこね公演実行委員会では、オープニングとエンディングに舞台で歌う子どもの合唱団「かっぱ合唱団」を結成。7月3日に顔見せを兼ねて1回目の稽古をした。
2回目となった今月7日には、ミュージカルで演じる劇団「新生ふるきゃら」の団員・小澤薫世(ゆきよ)さんが講師として東京から来彦。子どもたちは、小澤さんの指導を受けながら、歌の練習やせりふのタイミング、振り付けなどをした。
稽古の合間に行われた妖怪の話では「河童」も登場し、子どもたちは逃げまどったり、触れたりして楽しんでいた=写真。草野誠仁朗君(7)=城北小2年=は「2人が声を合わせてせりふを言う所が難しい。本番までにはしっかりできるようにしたい」と話していた。
自然と仲良く生きる大切さ
ミュージカル「瓶ケ森の河童」は23日午後6時~文化プラザグランドホールで。人間と自然が仲良く生きていくことの大切さを訴える作品。劇団の新生ふるきゃらは、文化庁芸術祭賞などを受賞し、バルセロナオリンピック芸術祭演劇部門に招へいも。大人3000円、子ども1000円、大人と子どもペア3500円。文プラ、ビバシティ・アルプラザサービスセンター、ウィズなどで販売。
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