ゆみこさんは「人の血液は地球から生まれる穀物によって作られ、食べ物は地球と命をつなぐへその緒のような存在だ」と紹介した上で「赤ちゃんの育児にミルクや離乳食は必要ない。生後半年後まではおっぱい(母乳)、それ以降はごはんと塩素の入っていない水、海の塩を使ったみそ汁や漬け物を与えるだけで良い」と解説。「そうすることで子どもはごはんを尊び、何事に対しても信頼する心と習慣をつけるようになる」と述べた。
子どもの育て方については「育てる(教育する)という意識をやめて、共に経験しながら生きる暮らしが自然に子どもを育てることになる」と助言。「子どもは無知で、怠慢、傲慢な視野の狭い王様のような存在から、経験と共に視野が広がり、意識が成長し、6歳のころから勘違いを修正しながら成長する」と説明しながら、情報と鍛錬の機会を与える重要性を説いた。
このほか、親自身が「人生を楽しんでいる姿を見せる」「生命の力を信頼し、社会的権威を基準に生きない」「子どもの世話係、召使いにならない」ことなどをアドバイスしながら、新しい価値観と新しい食卓への改革をすすめた。
講演後には、8曲の自作の歌と踊りを組み合わせた親子で楽しみながら学べる体験型のセミナーも行った。
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