企業や医療、教育、行政などさまざまな分野であらゆるデータを処理する人材が求められているため、同学部では高度なデータ処理能力や分析力を教え、分析・解析するための技術(データアナリシス)や、加工・処理するための専門知識(データエンジニアリング)を持った人材を輩出していく。1学年100人。
同学部棟は5階建ての第2研究棟を改装。1階には企業や行政、団体との共同研究などの拠点になる研究センターが設けられ、センター長には竹村彰通教授、特別顧問には前滋賀大学長の佐和隆光氏が就任し、専任教員6人、客員教員6人の体制となる。
新学部の設置を機に滋賀大学では、これまでの経済・教育2学部による「人文社会系大学」から「文理融合型大学」へ転換を図るとし、既存の学部でもデータサイエンスの学問を導入していく。
開設式典では竹村教授が「日本のデータサイエンス分野のトップブランド・滋賀大学の戦略」をテーマに講演した後、位田隆一学長や彦根商工会議所の小出英樹会頭らが参加してテープカットが行われ、参加者が研究センター内を見学した。
滋賀大でオープンキャンパス
滋賀大学は30日に教育学部(大津)で、8月6日に経済学部(彦根)でオープンキャンパスを行う。彦根キャンパスでは来年4月に新設するデータサイエンス学部の模擬講義や施設見学会、入試説明会などもある。午前9時半~午後3時(大津は同4時)。入退場自由。
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