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2010年5月31日月曜日

児童虐待の未然防止策で ショートステイの新パターン、保育士などの自宅で一時預かり

 児童虐待を未然に防止するため、滋賀県は親の代わりの者が短期間、子どもの世話をする(ショートステイ)事業の受け入れ対象を、保育士など専門家にも広げ、今秋から受け入れ先を募集する。ショートステイの中でも、保育士などの自宅で子どもを預かる取り組みは全国的にも珍しいという。
 平成21年度の県内の児童虐待に関する相談件数は、前年度比467件増で過去最悪の2802件(彦根は60件)。そのうち、子育てを放棄するネグレクトが約半分を占めた。
 児童虐待を受けた子どもらは、彦根子ども家庭相談センターなど県内2カ所の保護施設や、県内4カ所の児童養護施設で一時保護されてきたが、すべての施設がほぼ満室状態だという。
 県は、子育てに自信がなくなったり、虐待をしそうだと認識をしている親から申請のあった子どもを、保育士や児童委員、里親、保健師の自宅に一時保護することにし、今秋からその受け入れ先を約50件募集。受け入れ先の名簿を作成し関係市町に配付、申請のあった子どもを約1週間保護し、その間に専門家が親の自宅に訪問し子育てについてアドバイスをする。
 県虐待・非行防止対策チームでは「児童虐待を地域の人たちと一緒になって防ぐことができれば」としており、次年度以降も続ける予定だ。

2010年5月28日金曜日

自民党滋賀県連会長の上野賢一郎・元衆院議員が県知事選出馬の意向、無所属で

 自民党滋賀県連会長で元衆院議員の上野賢一郎氏(44)が、今夏の滋賀県知事選に無所属で出馬する意向を示したことが、28日わかった。知事選には現職の嘉田由紀子氏(60)が2月に出馬の意向を表明しており、民主党県連が支持をする方針を示している。
 知事選をめぐっては、嘉田氏の政治運営に反対姿勢を示す自民党県連や県内市町の一部の首長が、今月に入って対抗馬の擁立を本格化。元弁護士でタレントの丸山和也・参院議員や山田亘宏・守山市長に出馬を打診し、いずれも断られたが、その中で県連を中心に上野氏を推す声が高まっていた。
 党関係者によると、上野氏は各選挙区内の党員らに出馬への意欲を示し、27日には後援会長で元参院議員の河本英典氏に資金面で相談。翌28日には県議会の自民党会派「真政会」の会合に出席し、協力を要請したという。
 上野氏は長浜市出身で虎姫高校卒。京都大学卒業後は自治省(現総務省)に入省し、内閣官房構造改革特区推進室参事官補佐などを歴任。平成17年の郵政解散で初当選を果たしたが、昨年の衆院選で落選した。
 知事選にはほかに、共産党などが元県労連議長・丸岡英明氏(61)を擁立する方針を示している。

「山崎山城」―安土城と佐和山城の中継点、歴史手習塾「戦国彦根の城郭講座」第3弾

 歴史手習塾・戦国彦根の城郭講座第3弾「山崎山城―安土・佐和山の中継点」が26日、ひこね市文化プラザで行われ、長浜城歴史博物館館長の中井均さんが講演した。
 山崎山城は在地の土豪・山崎氏の居城であったとされ、昭和61年度の県教委による調査では「土造りの城」と評価された。しかし、平成4~6年度に行われた市教委の調査では石垣が発見。
 この点について中井さんは、発見された石垣が天正4年(1576)に織田信長が築いた安土城の石垣に類似していることを指摘し「信長が直轄的な城郭として(山崎氏の居城以外の)新たな石垣の城を築いたのではないか」と解説。信長の生涯が記された「信長公記」の天正10年4月の欄に「山崎に御茶屋立置き」と記されていることも紹介した。
 山崎山の山下には、信長が敷設した道路「下街道」(通称・朝鮮人街道)が広がっており、山崎山に向かって北上した時に道が直角に曲がっている。このことに関して、中井さんは「山崎山の位置は佐和山城と安土城の中間点に位置していることから、下街道を守備する目的で山崎氏に命じて築城させたのではないか」と説明。
 「信長はその立地に着目し、平時は休息の場(茶屋)として、戦時は街道の守備のために山崎山城を築いたのではないか」と述べた。
 【山崎山城】戦国時代は佐々木六角氏の家来で在士の土豪だった山崎氏の居城があったとされるが、安土城が築城された天正年間初め(1573~79)に信長が石垣の城を築城。天正10年(1582)4月には、甲州攻めを終え凱旋する信長を山崎堅家が山崎山に茶屋を設けてもてなしている。堅家は本能寺の変では信長の安土の屋敷を焼き払い、山崎山の居城に立てこもったが、直後に秀吉に仕えたため所領を守った。その後、摂津国(兵庫県)三田に移され、山崎山城も廃城となったとされる。

ひこにゃんの商標権使用許諾契約 まずは5社と 有償は16日間で40社・189品目

 ひこにゃんの商標権使用許諾の契約が26日から市役所で始まり、初日は5社との契約が行われた。有償での使用を認めた件数は、受付を開始した今月10日から16日間で県内外から40社・189品目だった。
 契約した5社のうち、市内が4社で、1社は京都市の業者。ストラップやボールペン、ハンカチなどへの商標権の使用について契約。5社合計の予定生産数は約2万3600点で、売上予想総額は約831万7000円。そこから使用料として3%・約25万円を市に支払うことになる。
 全体の申請状況は、40社(彦根市内25)・189品目(同130)で、そのうち新規は8社・28品目と、ほとんどが継続。使用料が無償の公共団体や自治会などからの申請は15団体(同8)・19品目(同12)だった。
 一方で、許諾されなかったのは10件で「ひこにゃんとの関連性が薄かったり、1企業のPRとなる場合がある」として、ひこにゃんと坂本龍馬の絵柄入り商品や、大手メーカーのご当地菓子などへの使用は認めなかった。

口蹄疫の家畜被害農家支援で、平和堂各店に募金箱

 宮崎県内で発生している家畜の口蹄疫で被害を受けた農家を支援するため、平和堂は25日、県内全店を含むグループ126店に募金箱を設置した。
 6月10日まで設置し、集まった義援金は共同募金会を通じて被害救済に役立てられる。募金箱は各店舗のサービスセンターなどに置いている。

2010年5月26日水曜日

「女性のための近江戦国山城マップ」作成「歴女」募る、安土城・佐和山城・小谷城で研修

 戦国イベントやゆかりの城跡には、戦国ファンの女性、いわゆる「歴女(れきじょ)」が多く訪れており、一大ブームとなっていることから、滋賀県教委は「女性のための近江戦国山城マップ」作りを企画。マップ作成に協力できる女性を募集している。
 県教委などによるこれまでの城跡の地図は男性職員が作成しており、歴女からは、一人で登っても安全か、どのような服装・靴で行けば良いのか―などの問い合わせが相次いでおり、中には「佐和山城内で石田三成はどこで寝起きしていたのか」などの質問もあったという。
 そのため県教委は「女性目線」のマップ作りを企画。募集する女性スタッフは25人。6月26日のオリエンテーションを最初に、順次、安土城跡(7月24日)、佐和山城跡(9月25日)、小谷城跡(10月16日)で現地研修会と出土品の見学会に参加。10月3日に佐和山城跡周辺で開かれる歴史体験空間イベントにもスタッフとして加わる。11月20日にマップを作成し、年度内の完成後に県教委のホームページなどからダウンロードできるようにする。
 対象者は18歳以上の女性ですべてのイベントに参加できること。参加費は保険費280円。交通費など自己負担。定員を超えた場合は審査後決定。申し込みは6月10日までに滋賀県教委文化財保護課℡077(528)4674へ。

有村治子・参議院議員 彦根で国政報告会、鳩山首相を批判

 旧愛知川町出身で自民党の有村治子参議院議員(比例全国区)の国政報告会が22日、彦根ビューホテルで開かれ、約250人が出席した。
 有村議員は、政治家としての資質が問われている鳩山首相に対して「母親から『子ども手当て』をもらいながら、平気で知らなかったと国民にうそをつくことがまかり通るという感度に嫌気がさす」と批判。米軍基地の普天間移設問題で、鳩山首相が米軍の抑止力の勉強が足りなかったという発言をしたことにもふれ「米軍の抑止力は1年生議員でもわかること、24年間の議員生活で何を勉強してきたのか。いらだちを隠せない」と述べた。
 日本のエネルギー資源の自給率が約4%である現状については「資源をいかに獲得するかは国勢に関わる根幹の問題。自民党や民主党などというコップの中での戦いではなく、日本人の安心をつくっていくための議会人に与えられた使命」「ヘルメットの似合う議会人になるよう今後も努めたい」と意気込みを語った。
 太陽光発言システムを全国の学校の屋根に取り付ける政策を先頭に立って進めた実績をあげ「これからの日本をつくる子どもたちに、体験しながら学んでもらえるために考えた」「滋賀の有村が発案者だったことを知って頂ければ」とアピールした。