7月11日投票の参院選(滋賀選挙区・改選1)と滋賀県知事選は、全国紙の世論調査や本紙の情勢判断から、いずれも現職がリードし新人が追う展開になっている。
参院選には自民新人の武村展英(のぶひで)候補(38)、無所属で新人の小西理候補(51)、民主現職の林久美子候補(37)、共産新人の川内卓(たかし)候補(54)が出馬している。
【参院選】
林候補は、民主・社民・国民新の各党支持者の大半を固め、40代以上の無党派層からも支持を得ており、有利な展開。演説会では、子育てや介護など教育・福祉分野のほか、北朝鮮の拉致問題などを取り上げ、自民を支持する「保守」層からの取り込みも図る。ただ、26日夜に稲枝地区で行われた知事候補との合同演説会では、来場者が「知事候補だけの演説を聞きに来た」と話し、林候補の演説が始まると席を立つ者もいた。郡部や農村部では保守層が多いため、林陣営では「自民の組織力は侮れない」としており、優勢な状況でも気を緩めていない。
武村候補は、自民・公明の支持層を固めている。しかし、知名度や支援者の広がりの無さから、他党や無党派層への浸透はなく、民主候補には追いつけていない。演説会では、公認会計士としての立場から「カネ」の管理のプロを強調し、民主党の政治とカネの問題やバラマキ政策を批判している。民主候補優勢の世論調査の結果に対して、武村陣営では「(民主候補が現職であるため)当然の差で、むしろ意外に接近している」との見方を示している。中盤戦以降は、自民が弱い都市部や大津など1区を重点的にまわり、顔を売っていく。
川内候補は共産の大半と、社民の一部から支持を得ているが、民主、自民の候補には及んでいない。
小西候補は彦根など2区で一定の支持があるが、選挙戦をしていないため、広がりはない。
【知事選】
知事選には現職の嘉田由紀子候補(60)、新人の丸岡英明候補(61)、新人の上野賢一郎候補(44)が出馬している。
嘉田候補は、民主党滋賀県連から支持されていることもあり、同党の国会議員や県議、市議らから積極的な支援を受けている。26日の稲枝地区での個人演説会では、会場に訪れた参院選に出馬している民主候補と、がっちりと握手を交わした。「子育てや環境、人を大事にする政府ができたことを歓迎する。これからも国と一緒にやっていきたい」と政権交代を支持し、民主党との連携を深める発言もあった。リードしている状況と、対抗候補が唱える「二大大橋無料化」に対して、嘉田陣営では「優勢との情報もあるが、前回(現職敗北)の選挙結果のようなこともある。我々の政策を地道に訴えていくだけだ」と抜かりはない。
上野候補は、自民党からの支援のほか、元タレントで弁護士の現職参院議員の応援を受けるなど無党派層からの支持の獲得に懸命だ。現職の弱点とされる経済対策を攻め、「二大大橋の無料化による経済活性化」を訴えている。草津・守山など第3区や彦根など湖東地域での知名度の無さや、国政候補との混同の解消にも努めており、上野陣営では早めのビラの折り込みと広告掲載、1日50カ所でのスポットを行うとしている。
丸岡候補は、福祉や教育、暮らしに関する政策を重点的に訴えており、共産党の支援を受けながら、2人を懸命に追っている。
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2010年6月30日水曜日
日夏のヴォーリズ建築1階のカフェスペース「イエティ・ファゼンダ」
彦根市日夏町のヴォーリズ建築「日夏町民会館」(旧日夏村役場)1階の一画に、さきごろオープンしたカフェスペース「イエティ・ファゼンダ」。昭和10年4月に建てられたヴォーリズ建築のレトロな雰囲気にマッチした落ち着いた店構えで、地元住民らの憩いの場となっている。
店主は愛荘町の打出拓(ひろし)さん(36)。コーヒーの貿易会社やメーカーを経て、コーヒー関連機器会社で勤務していた際、喫茶店の開店を決意。旧日夏村役場の1階スペースで、奥さんの綾子さん(36)と二人で昨年末から内装や看板作りなどを行い、4月28日にオープンした。
店舗名のうち、イエティは雪男、ファゼンダはポルトガル語でコーヒー農園の意味。カフェコーナーではコーヒーなどドリンクのほか、野菜中心の健康食(限定20食)も提供。そのほか、コーヒー豆やケーキ、プロダクトデザイナー・柳宗里さんの家具やキッチン道具を販売している。綾子さんが作った店のキャラクター「イエティ」のグッズも。開店時間は午前10時半~午後6時半。休みは水曜日など。問い合わせは同店℡0749(28)3539へ。
店主は愛荘町の打出拓(ひろし)さん(36)。コーヒーの貿易会社やメーカーを経て、コーヒー関連機器会社で勤務していた際、喫茶店の開店を決意。旧日夏村役場の1階スペースで、奥さんの綾子さん(36)と二人で昨年末から内装や看板作りなどを行い、4月28日にオープンした。
店舗名のうち、イエティは雪男、ファゼンダはポルトガル語でコーヒー農園の意味。カフェコーナーではコーヒーなどドリンクのほか、野菜中心の健康食(限定20食)も提供。そのほか、コーヒー豆やケーキ、プロダクトデザイナー・柳宗里さんの家具やキッチン道具を販売している。綾子さんが作った店のキャラクター「イエティ」のグッズも。開店時間は午前10時半~午後6時半。休みは水曜日など。問い合わせは同店℡0749(28)3539へ。
2010年6月29日火曜日
いじめや虐待 一人で悩まないで 大津地方法務局が電話相談「子ども人権110番」受付開始
いじめや児童虐待などの子どもの人権問題を解決しようと、大津地方法務局は28日から7月4日まで、児童生徒や保護者から悩みを電話で受け付けるサービスを開始。初日の28日には彦根市役所でひこにゃんと、人権イメージキャラクター「人KENまもる君・あゆみちゃん」によるPRイベントもあった。
7日間を「子ども人権110番」強化週間と設定。いじめや不登校、児童虐待で苦しむ小中高生、子育てに悩む保護者に専門員が相談にのる。受付は午前8時半~午後7時、土日は午前10時~午後5時。強化期間以外でも受付する。
連絡先は大津地方法務局人権擁護課℡0120(007)110へ。
7日間を「子ども人権110番」強化週間と設定。いじめや不登校、児童虐待で苦しむ小中高生、子育てに悩む保護者に専門員が相談にのる。受付は午前8時半~午後7時、土日は午前10時~午後5時。強化期間以外でも受付する。
連絡先は大津地方法務局人権擁護課℡0120(007)110へ。
彦根港で船舶・水難事故の対策訓練、青バイも初登場
訓練には彦根地方水上安全協会、彦根署、琵琶湖アクアラング救助隊、オーミマリン彦根港支店など14団体から47人が参加。観光船とモーターボートが衝突・炎上した際の人命救助と放水、プレジャーボートから水中に転落した人を青バイで救助する訓練を行った。
青バイは、パトロールや救助に適したスピーカーや救命用担架を装備した水上オートバイで青色の点滅灯を備えている。水上オートバイのマナー向上活動をしているNPO法人パーソナルウォータークラフト(PW)安全協会が日本財団の助成を受けて同協会琵琶湖支部に1艇(全長3・37㍍×全幅1・23㍍)を配備。今回の訓練で初披露した。
青バイは、パトロールや救助に適したスピーカーや救命用担架を装備した水上オートバイで青色の点滅灯を備えている。水上オートバイのマナー向上活動をしているNPO法人パーソナルウォータークラフト(PW)安全協会が日本財団の助成を受けて同協会琵琶湖支部に1艇(全長3・37㍍×全幅1・23㍍)を配備。今回の訓練で初披露した。
2010年6月25日金曜日
参院選・滋賀選挙区に4人、知事選に3人が出馬
7月11日投票の参院選(滋賀・改選数1)と滋賀県知事選の選挙戦が24日から始まった。
参院選には自民新人の武村展英(のぶひで)候補(38)、無所属で新人の小西理候補(51)、民主現職の林久美子候補(37)、共産新人の川内卓(たかし)候補(54)が出馬。
知事選には現職の嘉田由紀子候補(60)、新人の丸岡英明候補(61)、新人の上野賢一郎候補(44)がいずれも無所属で出馬した。各候補の出発式などでの演説は以下の通り(知事選、参院選の順)。
「もったいないプラス」掲げる
嘉田候補は京阪浜大津駅近くの公園で出発のあいさつ。新幹線新駅中止や流域治水のモデル事業、大幅な税金節約や借金削減など、4年間の実績をあげながら、「本当の『もったいない』は、節約するだけでなく、本来の力、人の力、モノの力、文化の力が生かされること。これらの日本人の生活哲学を『もったいないプラス』として掲げたい。子育て支援や保育園の充実、医療制度や在宅介護の拡充などに力を入れたい」と述べた。
琵琶湖の研究に30年間、携わってきたことで「内湖を復活し、魚を取り戻したい。これまで土を耕し、肥をやり、種を撒いてきた。これからその種を育てる時期。県民が安心して暮らせ、未来に対して責任の持てる政治をしたい。これからが本番。再び、県庁に送っていただけるよう、お願いしたい」と決意を語った。
福祉、暮らし、教育を守る
丸岡候補は京阪錦駅近くの路上で出発式。「冷たい県政を変え、暮らしを守る戦いだ」と切り出し、「嘉田知事は『もったいない』と言って、教育、福祉、医療、文化施設、老人施設を身売りして、皆さんに負担をかけている。合併も消費税増税も国や大企業の言いなりだ」と批判。「子ども、高齢者、障害者が安心して暮らせる県政を目指す」と訴えた。
消費税増税の反対、大企業誘致奨励金の廃止、住宅リフォーム制度の創出、小中学校の35人学級の早期実現、給食費の無料化、高校統廃合の反対などを公約に掲げた。
最後は「私は4年前、ダム建設や新幹線新駅反対に先頭に立ってきた。そして、県民世論が県政を変えた。今度もそれを起こそう。福祉と暮らし、教育を優先する県政を実現できるのは私以外にない」と締めくくった。
二大大橋無料化で経済活性
上野候補は、近江大橋をバックに第一声。「時代は大きな閉塞感の中にあるが、滋賀はとてつもない可能性を秘めている。『もったいない』と言って節約するだけでは、その可能性を生かすことはできない」と現職を牽制。経済活性化策の一つとして、近江大橋と琵琶湖大橋の通行料無料化をあげ「県民所得や観光客数などが減少しており、滋賀の経済は弱くなっている。その大きな原因は今の県に経済の成長戦略がないからだ」「私は夢のあるビジョンを提案したい」と述べた。また公約に示した小学校給食費の無料化や、中学生までの医療費無料化をあげ、「経済と子育て・教育に重点を置いて、滋賀をV字回復させる」と話した。
県内4市長が反嘉田連合を組織したことにもふれ「県と市町の関係がおかしくなっているが、本来は対等なパートナーであるはず」「小さな県庁、大きな市町の関係になるよう滋賀版の地方分権を進めたい」と意気込みを語り、「現職の壁は厚くて高いが、若さとやる気と情熱でその壁を乗り越えて、新しい滋賀をつくらせて欲しい」と支持を求めた。
【参院選】
林候補は「政治の役割とは何か、何のために政治があるのか、自問自答の6年間だった」と1期目を振り返り、政権交代後の政権運営については「コツコツと生きている人を踏みつけるような政治はおかしいと思いながら政権を支援してきた」「初めは戸惑いがあったが、国民が少しでも安心して暮らしていける日本づくりをしてきたつもりだ」と話した。2期目に向けた抱負としては、「暮らしの中の不安や悩みを一つ一つ大事にすくい上げて、足りないところは補って、温かい、優しい国にしていきたい」「母親としての優しさを持ちながら、時計の針を戻すことなく、全力で取り組みたい」と述べた。
武村候補は民主党の候補者との違いについて「自民党は地域や国を愛する心を基本にした保守思想で、家族・地域など互いの助け合いを重視しており、公助が介入するのは最後」「民主党はリベラルの思想で、子ども手当などバラマキ政策に重きを置いている」と説明。民主党の支持母体・日教組が進める教育問題にもふれ「歴史の人物に敬意を表する教育ではなく、自虐的な教育を進めている」と批判した。
普天間移設や政治とカネの問題を白紙に戻す形で新政権を誕生させたことにふれ「滋賀から『おかしいぞ』といえる議席が一つもない。滋賀の声を国に届ける必要がある」と述べた。
川内候補は「日本の行き詰まりを打破するには、大企業とアメリカにきちんとものを言える党が必要であり、それを実行しているのは日本共産党だけ」と、共産党への支持を求めている。また「大企業に応分の負担をさせ、軍事費を削り、その分を乳幼児医療費無料化、国保料一人1万円の引き下げを行う」と訴えている。
小西候補はフィリピンで遺骨収集の活動。
参院選には自民新人の武村展英(のぶひで)候補(38)、無所属で新人の小西理候補(51)、民主現職の林久美子候補(37)、共産新人の川内卓(たかし)候補(54)が出馬。
知事選には現職の嘉田由紀子候補(60)、新人の丸岡英明候補(61)、新人の上野賢一郎候補(44)がいずれも無所属で出馬した。各候補の出発式などでの演説は以下の通り(知事選、参院選の順)。
「もったいないプラス」掲げる
嘉田候補は京阪浜大津駅近くの公園で出発のあいさつ。新幹線新駅中止や流域治水のモデル事業、大幅な税金節約や借金削減など、4年間の実績をあげながら、「本当の『もったいない』は、節約するだけでなく、本来の力、人の力、モノの力、文化の力が生かされること。これらの日本人の生活哲学を『もったいないプラス』として掲げたい。子育て支援や保育園の充実、医療制度や在宅介護の拡充などに力を入れたい」と述べた。
琵琶湖の研究に30年間、携わってきたことで「内湖を復活し、魚を取り戻したい。これまで土を耕し、肥をやり、種を撒いてきた。これからその種を育てる時期。県民が安心して暮らせ、未来に対して責任の持てる政治をしたい。これからが本番。再び、県庁に送っていただけるよう、お願いしたい」と決意を語った。
福祉、暮らし、教育を守る
丸岡候補は京阪錦駅近くの路上で出発式。「冷たい県政を変え、暮らしを守る戦いだ」と切り出し、「嘉田知事は『もったいない』と言って、教育、福祉、医療、文化施設、老人施設を身売りして、皆さんに負担をかけている。合併も消費税増税も国や大企業の言いなりだ」と批判。「子ども、高齢者、障害者が安心して暮らせる県政を目指す」と訴えた。
消費税増税の反対、大企業誘致奨励金の廃止、住宅リフォーム制度の創出、小中学校の35人学級の早期実現、給食費の無料化、高校統廃合の反対などを公約に掲げた。
最後は「私は4年前、ダム建設や新幹線新駅反対に先頭に立ってきた。そして、県民世論が県政を変えた。今度もそれを起こそう。福祉と暮らし、教育を優先する県政を実現できるのは私以外にない」と締めくくった。
二大大橋無料化で経済活性
上野候補は、近江大橋をバックに第一声。「時代は大きな閉塞感の中にあるが、滋賀はとてつもない可能性を秘めている。『もったいない』と言って節約するだけでは、その可能性を生かすことはできない」と現職を牽制。経済活性化策の一つとして、近江大橋と琵琶湖大橋の通行料無料化をあげ「県民所得や観光客数などが減少しており、滋賀の経済は弱くなっている。その大きな原因は今の県に経済の成長戦略がないからだ」「私は夢のあるビジョンを提案したい」と述べた。また公約に示した小学校給食費の無料化や、中学生までの医療費無料化をあげ、「経済と子育て・教育に重点を置いて、滋賀をV字回復させる」と話した。
県内4市長が反嘉田連合を組織したことにもふれ「県と市町の関係がおかしくなっているが、本来は対等なパートナーであるはず」「小さな県庁、大きな市町の関係になるよう滋賀版の地方分権を進めたい」と意気込みを語り、「現職の壁は厚くて高いが、若さとやる気と情熱でその壁を乗り越えて、新しい滋賀をつくらせて欲しい」と支持を求めた。
【参院選】
林候補は「政治の役割とは何か、何のために政治があるのか、自問自答の6年間だった」と1期目を振り返り、政権交代後の政権運営については「コツコツと生きている人を踏みつけるような政治はおかしいと思いながら政権を支援してきた」「初めは戸惑いがあったが、国民が少しでも安心して暮らしていける日本づくりをしてきたつもりだ」と話した。2期目に向けた抱負としては、「暮らしの中の不安や悩みを一つ一つ大事にすくい上げて、足りないところは補って、温かい、優しい国にしていきたい」「母親としての優しさを持ちながら、時計の針を戻すことなく、全力で取り組みたい」と述べた。
武村候補は民主党の候補者との違いについて「自民党は地域や国を愛する心を基本にした保守思想で、家族・地域など互いの助け合いを重視しており、公助が介入するのは最後」「民主党はリベラルの思想で、子ども手当などバラマキ政策に重きを置いている」と説明。民主党の支持母体・日教組が進める教育問題にもふれ「歴史の人物に敬意を表する教育ではなく、自虐的な教育を進めている」と批判した。
普天間移設や政治とカネの問題を白紙に戻す形で新政権を誕生させたことにふれ「滋賀から『おかしいぞ』といえる議席が一つもない。滋賀の声を国に届ける必要がある」と述べた。
川内候補は「日本の行き詰まりを打破するには、大企業とアメリカにきちんとものを言える党が必要であり、それを実行しているのは日本共産党だけ」と、共産党への支持を求めている。また「大企業に応分の負担をさせ、軍事費を削り、その分を乳幼児医療費無料化、国保料一人1万円の引き下げを行う」と訴えている。
小西候補はフィリピンで遺骨収集の活動。
芹谷ダム問題決着へ 多賀の水谷地区が「生活再建」了承、町議会が県に意見書
滋賀県が中止を決めている芹谷ダムの建設予定地だった多賀町の議長らが22日、水没予定地だった水谷地区住民の生活再建を求める意見書を嘉田知事に提出した。県が平成20年10月に中止方針を示してしばらくは、多賀町議会や地元からは建設推進を求める意見が多かったが、地元が生活再建を了承したことで、ダム建設ではなく、生活再建の方向で調整されることになる。
水谷地区では19日に集会を開き、23世帯・43人の住民の大半がお年寄りであることや県の中止方針が変わらないことから、生活再建で補償を求めることにした。多賀町議会も18日に住民の生活補償を求める意見書を可決していた。
嘉田知事は「地元の高齢者の皆さんが安心して暮らせるよう、地域振興に全力で取り組みたい」と話している。
水谷地区では19日に集会を開き、23世帯・43人の住民の大半がお年寄りであることや県の中止方針が変わらないことから、生活再建で補償を求めることにした。多賀町議会も18日に住民の生活補償を求める意見書を可決していた。
嘉田知事は「地元の高齢者の皆さんが安心して暮らせるよう、地域振興に全力で取り組みたい」と話している。
2010年6月23日水曜日
参院選・滋賀県知事選 同日選挙、7月11日投票へ舌戦あすスタート
7月11日に同日投票が行われる参院選(滋賀選挙区・定数1)と滋賀県知事選が、いよいよあす24日から始まる。参院選には4人、知事選には3人が出馬する予定で、17日間の選挙戦を繰り広げる。
参院選には民主党現職の林久美子氏(37)、自民党新人の武村展英(のぶひで)氏(38)、共産党新人の川内卓氏(54)、無所属で元衆院議員の小西理氏(51)が出馬する予定。
林氏は旧八日市市出身。彦根東高、早稲田大学卒業後、びわ湖放送などを経て平成16年の参院選に出馬し初当選。総務委員会筆頭理事、政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会委員などを務めた。
武村氏は草津市出身。大谷高校、慶応大学卒業後、公認会計士として政府系金融機関や独立行政法人の会計監査などを務める。慶大在学中から6年間、衆院議員の政策秘書経験も。公募で自民党候補者に決まる。
川内氏は米原市出身。米原高、岩手大卒業後、米原町議を3期。現在は党県書記長、国民運動本部長、明るい滋賀の会代表理事などを務める。
知事選には現職の嘉田由紀子氏(60)、元衆院議員の上野賢一郎氏(44)、元県労連議長の丸岡英明氏(61)が立候補を予定。いずれも無所属での出馬となるが、民主党県連が嘉田氏を支持、共産党が丸岡氏を推薦、自民党が上野氏を支援する。嘉田氏は京都大学卒業後、大津に移住。琵琶湖研究所研究員、京都精華大学教授などを経て平成18年の知事選に無所属で出馬し「もったいない」をキャッチコピーに掲げて初当選。新幹線新駅やダムの建設を中止した。
上野氏は長浜市出身。虎姫高校、京都大学卒業後、自治省(総務省)入省。岩手県庁出向を経て小泉内閣では構造改革特区を立案した。平成17年に衆院選に出馬し初当選したが、昨年の総選挙では落選した。
丸岡氏は虎姫高校、中京大学を卒業後、中学校の教員となり、湖北地域の小中学校で保健体育を教える。全教滋賀教組執行委員長、県労連議長などを務める。
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