彦根市と犬上郡の話題を中心に、関連する国政や滋賀県政のニュースもお送りします。取材依頼や身近な話題の提供などもお待ちしています。 電話0749-65-0608 FAX0749-62-4483 メール(hikone@shigayukan.com)

2014年3月26日水曜日

彦根西・翔陽の統合後は彦根翔西館高校に

 県教委は24日に開いた会議で、彦根西高と彦根翔陽高の統合後の新校名案を「彦根翔西館(しょうせいかん)高校」に選定したと発表。今後、県議会の来年2月定例会で関連条例改正案の可決を経て正式に決定する。
 新校は1学年9学級の総合学科として平成28年度に翔陽高内に設立される予定。新校名については、昨年10月1日から31日まで公募され、彦根に関しては応募総数116件から93点の案があり、統合新校設置懇話会で選定を進めてきた。今年1月29日の5回目の会議では「彦根翔西館」と「彦根芹川」の2案に絞り、彦根翔西館については「翔陽と西高の伝統を引き継ぐことが表れている」「東から昇り、西に向かう太陽のように、目標に向かって羽ばたこうという意味が魅力」など、好印象の声が目立っていた。
 県教委は「統合する両校から一文字ずつを取り入れており、「館」を付けることで、みんなで学ぶという意味合いを持ち、音の響きも良く最もふさわしい」という理由から彦根翔西館を選んだ。
 なお長浜北高と長浜高校の統合後の新校名案は「長浜北高校」になった。

2014年3月25日火曜日

彦根キャッスル リゾート&スパ 大浴場と部屋から彦根城天守の絶景、ランチ・入浴セットも

 彦根市佐和町に22日、「彦根キャッスル リゾート&スパ」(旧・彦根キャッスルホテル)がグランドオープンする。19日にはマスコミ向けに内覧会が開かれた。
  運営会社は一圓興産(彦根市佐和町)。平成9年に開店した彦根キャッスルホテルを大幅にリニューアルするため、今年1月から全面休業し改築していた。「より高級感、上質感あふれるホテルにした」といい、2階の宴会場だった場所を大浴場「城見の湯」にし、エステ&マッサージサロンも併設。座敷をイベントや式場向けのスペースにした。
 またホテル内から彦根城天守の風景だけが見えるよう、テラスや黒壁を設置するなどして道路や車が隠れるデザインにした。宿泊部屋は3~5階の計52部屋で、天守側からは絶景を見ることができる部屋も。シングル、ダブル、ツインがあり、一泊2食付きとビジネスプランとして一泊朝食付きを用意。外の風景を見渡せる半露店風呂付きもある。部屋の額には彦根仏壇の技術を取り入れている。
 1階の日本料理店「近江ダイニング橘菖(きっしょう)」では近江牛や旬の魚貝類などを目の前で調理する空間にし、「彦根みやげ本陣」では滋賀県内の土産品や通り沿いで近江米を使った手焼きせんべいなどを販売する。
 同社の一圓泰成社長は「真の国際観光都市・彦根の玄関に位置するホテルになるよう、おもてなしの精神を大切に努力していきたい」と話している。
 22日にオープンする「彦根キャッスル リゾート&スパ」は市民向けとして、宴席や各種パーティー、慶事、法要、イベント会場としての利用のほか、ランチと大浴場の入浴のセットプラン、男女向けのエステ&マッサージサロンがある。そのうち入浴プランは旬菜のランチと入浴(正午~午後4時)で5940円。一部、プランが利用できない期間がある。
 問い合わせは同ホテル(21)2001へ。

成美記念クリニック副院長・山崎滋さん、検案医長年務め表彰

 彦根市賀田山町の成美記念クリニック副院長の山崎滋さん(65)=京町2=に18日、遺体の検視を行う検案医を長年務めてきたとして、滋賀県警本部長から感謝状が贈呈。同日、彦根署で贈呈式が開かれた。
 山崎さんは同クリニックで内科の医師を務める一方で、約10年前からは検案医として彦根署管内の遺体がある現場に赴き、見分などを行ってきた。
 休日や夜間に現場に行くこともあるというが、山崎さんは「夜中に起こされてもやりがいのある仕事だ」と語りながら「ここ最近は高齢者の孤独死や老老介護の案件がずいぶん多くなってきた」とも話していた。

2014年3月20日木曜日

圓常寺 快慶作の本尊・阿弥陀如来立像 修理終え寺へ戻る説明会も

 彦根藩二代藩主・井伊直孝が開基した圓常寺(城町2)の木製の本尊・阿弥陀如来立像(高さ約90㌢)=県指定有形文化財=が保存修理を終え、21日午後2時~同寺本堂で説明会が開かれる。
 この立像は銘文から、鎌倉時代を代表する仏師・快慶の晩年の作だとされる。目尻がやや上がった生気あふれる表情や胸・腹のリズミカルに流れる衣文(えもん)などが特徴。県教委文化財課によると、快慶作の仏像は滋賀県内に同寺のを含めて2体しか現存しておらず、極めて貴重だという。
 しかし、表面にほどこされていた漆や下地がはく落し、木材の損傷も進行していたことから、昨年6月14日から修理が行われていた。説明会では文化財課の職員が立像の特徴や修理した方法などを解説する。参加無料。午後3時~は茶会も。問い合わせは同課077(528)4672か同寺(22)3904。

鳥居本・寺村家や多賀・一圓家が登録有形文化財に

 文化庁は18日、国内の154件の建造物を新たな登録有形文化財にするよう文部科学大臣に答申。県内からは彦根市鳥居本町の寺村家住宅や多賀町の旧一圓家住宅など6件が登録される。
 寺村家住宅はヴォーリズ建築事務所によって旧中山道沿いに昭和13年(1938)に建てられた建築面積132平方㍍の木造2階建ての建物。外壁や玄関脇の応接間に設けられた暖炉の煙突が洋風になっているのが特徴だが、街道沿いに残る町家風の建物同様、玄関上部の切妻破風や2階正面の格子窓などの意匠は歴史的な町並みとの調和も見られる。
 旧一圓家住宅は主屋が安政4年(1857)に建築面積212平方㍍の木造2階建てで建設。明治24年(1891)に茅葺き屋根から瓦葺きになり、背の高い2階建てに変更された。主屋のほかに、江戸末期の米蔵、木材用の木蔵、自由な用途の雑蔵、明治前期の文庫蔵もあり、いずれも登録有形文化財に入った。
 今回の建造物が登録有形文化財になると、合計で346件となる。

2014年3月19日水曜日

彦根市役所で決起式 国体主会場誘致へ幟旗披露・がんばろうコール、25日にも選定

 平成36年に滋賀県内で開催予定の第79回国民体育大会の主会場が今月25日にも選定される可能性がある。これに先立ち、県立彦根総合運動場が候補地の一つになっている彦根市は20日午前8時半~市役所で、主会場誘致に向けた決起式を開いた。
 国体の主会場の候補地は、彦根総合運動場のほか、県立希望が丘文化公園(野洲、湖南両市と竜王町)、びわこ文化公園都市(大津、草津)の3カ所があがっている。主会場選定専門委員会(事務局・県教委)は今月25日の4回目の会議で結論を出す予定だが、嘉田知事が県議会で5月に結論を引き延ばす可能性を示唆しているため、流動的だ。
 彦根市を含む湖東・湖北の7市町は昨年11月に彦根への誘致を求める要望書を嘉田知事に提出している。市は更に機運を高めて最後の追い上げを図るため、幟(のぼり)旗の披露を兼ねて決起式を開催。市長や教育長、体育団体の代表らが出席し、最後は参加者全員による「がんばろうコール」で締めくくった。

石田三成の魅力を全国へ発信 三成会議で3市長が共同宣言

 戦国武将・石田三成の魅力を全国に発信するための「三成会議」が15日、彦根市古沢町の清凉寺で開かれ、三成ゆかりの彦根・米原・長浜の3市長による共同宣言が行われた。
 三成会議は、三成ゆかりの地の団体が一堂に集まって、その功績や関連情報を発信し、三成の歴史的評価を高めるために3市が共同で設立した組織。彦根は三成が城主を務めた佐和山城跡、米原は三献茶の逸話が残る観音寺、長浜は生誕の地でそれぞれ知られている。
 第1回目の会議は清凉寺内の一室で開かれ、彦根11団体、米原6団体、長浜9団体の計26団体から代表1人ずつが参加。各市2団体ずつが自己紹介をし、3市長が「石田三成に逢えるまちづくり」宣言に署名した後、境内に出て、彦根の大久保市長が宣言文を読み上げながら、全国の三成ゆかりの地に参加を呼びかけた。
 大久保市長は「皆さんの力で盛り上げていただき、再来年の三成の大河ドラマにつなげてほしい」、米原の平尾道雄市長は「観音寺に来ていただき、三成の人となりを知ってほしい」、長浜の藤井勇治市長は「3市でスクラムを組んで、三成の魅力を全国に発信したい」とあいさつした。
 三成会議は今後、年に1、2回のペースで実施。来年度は事務局が長浜に置かれ、藤井市長が代表を務める。
 なお、第1回目の三成会議は三成をテーマにしたイベント「三成の戦2」の中で行われ、会議後には映画プロデューサーの鍋島壽夫さん、歴史作家の桐野作人さん、ラジオDJのクリス・グレンさんらによる三成をテーマにした講演会なども開催された。