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2014年9月30日火曜日

ひこねプレミアム商品券 発売せず

 1万円で1万1500円分が購入でき、市民に人気があった「ひこねプレミアム商品券」が、今年は発売されないことがわかった。
 彦根商店街振興株式会社(彦根商店街連盟内)が市内商店や大型店舗の振興を目的に、市からの補助1500万円(事務費入れると約1800万円)を受けて平成21年5月から発行を開始。大型店舗でも使用できる全加盟店共通券・5500円分と、中小加盟店専用券・6000円分の1万セット(1億1500円分)が発売されてきた。最初の年度のみ2回で昨年10月26日には6回目が発行され、いずれも発売日に行列ができるほどの人気だった。
 発売しない理由について市商工課は、元々がリーマンショック後の経済対策としての臨時的な取り組みだったとした上で「いつ終了させるかを考えながらやってきた。発売中止を決めた8月までの時点では景気も明るい兆しが見られていた。また市の財政的にも厳しい状況が続いている」と理解を求めている。来年度以降については「消費税が10%になる場合の経済状況を見ながら、同様の商品券を発行するのか、違う形での経済対策を導入するのかを検討していきたい」としている。
 一方で彦根商店街連盟の安澤大輔副会長は「市の支援を受けて発行をしたいのが正直な気持ちで、来年度は再開して頂きたい」と話している。

高校生向け青春フリー定期券、湖国バスが発売

 近江鉄道グループの湖国バスは26日に高校生限定の「青春フリー定期券」を発売した。
 路線バスを利用する高校生を増やしていこうと、彦愛犬1市4町による湖東圏域公共交通活性化協議会が10月1日~来年3月31日の期間限定で試験的に実施。これまでの定期券と比べ、最大で半額程度安くなるほか、利用可能の区間を設けずに彦根・甲良・多賀の各市町が乗り放題になる。
 例えば、3カ月間の定期でこれまでは2万0520円~3万0780円だったのが、1万4250円になる。事務局の市交通対策課では「自家用車や自転車での通学から路線バスでに転換してもらうことで、路線バスの活性化や駅周辺の渋滞解消につながるのでは」としている。販売は彦根駅東口の近江鉄道彦根旅行センターで。

視覚障害者と盲導犬が彦根城内散策、びわこハーネスの会

 滋賀県内の視覚障害者と盲導犬が23日、彦根市内を散策。観光客や市民に啓発チラシを配りながら、盲導犬と共に暮らす社会づくりの大切さをアピールした。
 県内の盲導犬を使用する視覚障害者と支援者によって平成18年8月に設立された「びわこハーネスの会」では毎年1回、会員の交流会を兼ねて県内各地を訪れている。
 今年は視覚障害者8人を含む会員17人と家族ら7人、盲導犬4頭が参加し、彦根駅から尾末町の滋賀県護国神社を経由して彦根城内を見学。
 市教委文化財課の職員の説明を受けながら、玄宮園ではこの日のために用意された天守閣の模型や天守閣の屋根にあった鬼瓦などに触れながら笑顔を見せていた。
 内堀沿いや佐和口多聞櫓を見学した後はホテルサンルートで昼食をとりながら交流を深めていた。
 自身も視覚障害者で同会会長の山野ひろみさん(65)=彦根市西今町=は「参加した皆さんには楽しんで頂けたのでは」と笑顔で話しながら、先日さいたま市で盲導犬が刺される事件が起こったことにふれ「あのような事件が起こったのは非常にショック。仕事をしている盲導犬に触ってはいけないなど、盲導犬に対する理解が少しでも広まればと思う」と話していた。

2014年9月29日月曜日

彦根総合高校のゆるキャラ・ひこっぴー初披露

 彦根総合高校のゆるキャラ「ひこっぴー」が23日、ビバシティで初披露され、来店客の人気を集めていた。
 同校は平成22年2月に彦根鉄砲隊の着ぐるみ「ひこどん」を作って以降、甲良町の「ここらちゃん」、京都府向日市の「ゆるからっきー」、近江鉄道の「がちゃこん」を製作。
 5体目となるひこっぴーは同校のイメージカラーの緑を基調に、肩からかばんをぶら下げたヒヨコ型のキャラ。5月に全校生徒にデザインを募り、選考した中からアートデザイン系列の2、3年生が7月末に完成。名前は2年生の竹谷大河君が命名した案が採用された。
 23日のお披露目会にはほかの4体も応援に駆けつけ、一緒にダンスをして会場を盛り上げていた。ひこっぴーは今後、同校の行事のほか、来月1日の歳末たすけあい運動のオープニングセレモニーなど校外にも登場する予定。
 なおビバシティ1階では28日まで同校を紹介したパネルや生徒たちが作ったドレスなどが展示されている。

100円バス運行開始 彦根・南彦根・河瀬の各駅1㌔以内で

 彦根、南彦根、河瀬の各駅から1㌔以内の停留所までを100円で運行する取り組みが10月1日から期間限定で始まる。
 公共交通の利用促進を目的に湖東圏域公共交通活性化協議会で提案があり、湖国バスが運行する。「ちょっとそこまで買い物などに行きたい」「駅を降りたら雨が降っていた」「荷物が多くなって困った」などという時に利用できる。
 対象の範囲は、彦根駅なら西口方面の彦根郵便局やフレスポ彦根など、南彦根駅なら印刷局やパナソニック前など、河瀬駅なら亀山郵便局前や北河瀬エリアなど。例えば、彦根駅からフレスポ彦根までの所用時間は、徒歩なら約25分かかるが、バスだと約5分だという。
 運行しているバスのうち、彦根駅発と南彦根駅発には、ひこにゃんがラッピングされた車両も1台ずつある。路線やダイヤは既定のもの。料金は中学生以上100円、小学生50円、幼児以下無料だが、1㌔を超えると通常の運賃になる。来年3月31日までの運行だが、市交通対策課は「定着度を見て、来年度以降の継続も検討したい」としている。
 ビバシティ彦根1階で28日午後1時半~交通安全フェアが開催。南彦根ベルロード線で昨年10月23日から運行しているひこにゃんのラッピングバスが展示されるほか、ラッピングバスのペーパークラフト作りも行われる。イベントはほかに白バイ乗車体験、滋賀大オーケストラ演奏会なども。

2014年9月26日金曜日

馬屋 保存修理中の見学受付、11月こけら葺き体験も

 彦根城内にあり、保存修理中の馬屋=重要文化財=の見学会が22日から始まった。
 馬屋は江戸時代中期の元禄年間(1688~1704)に建設され、佐和口門の内側から西へ延び、南へ折れ曲がる構造で、現存部分は延べ約62㍍に及び、内部には21の馬房(馬の部屋)がある。元々は現在の売店あたりの約20㍍先まであったとされるが、明治初めの廃城令の際に壊された。城内に馬屋が残っているのは全国で彦根城のみ。
 昭和43年の解体修理後、屋根のこけら葺きが腐食し、漆喰壁がはがれるなどの損傷が目立っていたため、彦根市は国や県の補助を受けて今年7月15日から修理に入っている。平成28年3月に完成する予定。総事業費は6800万円。来年3月末まで専用通路から自由に見学可。午前9時~午後4時。11月16日には午前10時~・午後1時半~・同3時~工事用の足場からこけら葺きの見学ができるほか、こけら葺きの体験も。無料。問い合わせは市教委文化財課☎(26)5833。

彦根城博物館臨時休館へ

 彦根城博物館は館内の空調設備などを改修するため、10月1日から約8カ月間、臨時休館する。
 同館によると、昭和62年2月11日に開館して以降、これまでは害虫を駆除するくん蒸で約10日間休館することはあったが、今回が最長の休館となる。改修費は約2億円。
 休館の間、能舞台や木造棟など各施設が利用できないほか、所蔵資料の閲覧や貸し出しもできない。