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2015年1月6日火曜日

足軽屋敷善利組の案内看板設置、商工中金彦根支店が寄贈


 彦根市旭町の商工組合中央金庫彦根支店は芹橋2丁目の旧足軽屋敷善利組地区に設置するための案内看板を寄贈。昨年12月19日に設置場所の一つの辻番所・旧磯島家住宅前で贈呈式があった。
 同社の全国の各支店が地域の課題を解決するために地方自治体などと連携しながら取り組んでいる「地域活性化支援プログラム」の一環。彦根市内の観光客は夢京橋キャッスルロードや四番町スクエアまで訪れているものの、足軽屋敷の残る芹橋地区まで足を伸ばしていないため、周遊性を高めようと看板3枚を寄付することにした。
 看板は高さ70㌢×幅90㌢の木製が2枚、高さ1㍍20㌢×幅70㌢のアルミ製が1枚。辻番所を含め彦根市指定文化財の9件の足軽屋敷について解説しており、昭和新道から辻番所までの区間に設置された。
 贈呈式では彦根支店の落合秀和支店長が「彦根支店は来年2月で20周年を迎えます。今回の案内看板の寄贈は地域の皆様へのほんの少しのご恩返しと思っております」とあいさつし、前川恒廣市教育長に案内看板を手渡しした。式後には3カ所に看板が設置された。

2014年12月19日金曜日

矢的竜さん小説・光秀の影武者 磯野員昌の生涯


 彦根市古沢町の歴史小説作家・矢的(やまと)竜さん(66)=本名・山本利雄さん=が、戦国時代に浅井家重臣で佐和山城主も務めた磯野員昌(かずまさ)をえがいた小説「光秀の影武者」を刊行した。
 矢的さんは京都府船井郡出身。滋賀大学経済学部を昭和45年に卒業し、民間会社や江戸川区役所などの勤務を経て、平成13年に退職した後、文筆活動に入り、中近世文学大賞優秀賞、九州さが大衆文学賞佳作などを受賞。平成23年に小説「折り紙大名」で作家デビュー。平成24年5月に彦根市に移住した。
 デビュー後4作目となる今回の小説は、員昌が織田信長と浅井長政との戦い・姉川の合戦で先鋒を託され、味方の劣勢を知ると信長本陣へ突撃し、佐和山城で8カ月間ろう城。結局は信長に降り、信長を狙撃した杉谷善住坊を捕らえたが褒賞もなく、命が奪われるとして坂本城へ逃げ込み、4年後に明智光秀と一緒に信長を襲撃。光秀と羽柴秀吉が戦った山崎の合戦では光秀の影武者として出陣するというストーリー。
 矢的さんによると、坂本城に逃げ込むまでは史料が残っているが、それ以降はないため、フィクションにしている。信長が暗殺される本能寺の変については、光秀の怨恨説以外にも、秀吉や徳川家康、朝廷、長曾我部などの黒幕説があり、この小説では員昌を通して本能寺の変前後を新たな視点で解き明かしている。
 矢的さんは学生時代に過ごした時から「近江」に関心があり、長浜市高月町生まれの員昌の人物像にひかれていたという。「員昌は戦国武将としてまっすぐで、信義を重んじる人間関係を重視する人物だった」と、その魅力を話していた。
 本は1冊1480円(税抜き)。問い合わせは出版元の祥伝社☎03(3265)2081。

2014年12月17日水曜日

滋賀2区当選の上野賢一郎氏「国体へ整備」比例の田島一成氏「対案示す」

 衆院選は14日、投開票され、滋賀2区は自民党前職の上野賢一郎氏(49)が6万5102票を獲得。民主党元職の田島一成氏(52)、共産党新人の中川睦子氏(56)を破り、3選目を果たした。田島氏は5万4095票を獲得し比例で復活当選して4選目。
 選挙戦は序盤から上野氏が優勢で、アベノミクスの継続による地方経済の再生を訴え、中盤にかけての報道機関の世論調査でも優勢が伝えられた。しかし、終盤戦にかけて相手陣営に女性の議員や元知事らが応援に駆けつけ、差をつめられたため、滋賀3区や4区のように投票終了時間と同時の当確にはならなかった。
 当確の報せ後、上野氏は彦根事務所で時折笑顔を見せながらも堅い表情で「厳しい戦いだったが、地方の再生なくして日本の再生はないことを訴えた」と振り返り「彦根が主会場になる国体に向けた整備を進めるため、しっかりと後押しができるように努めていきたい」「3選目の新しいスタートを切るが、地元の各地域を回りながら、皆さんのお考えを国会へつなげる仕事をしていきたい」と決意を新たにした。
 一方の田島氏は序盤から劣勢が伝えられていたが「有権者からの反応は世論調査と違って良い」との陣営幹部の声の通り、日に日に票を伸ばしていった。中盤から終盤にかけては嘉田由紀子元知事や元タレントの蓮舫参院議員、細野豪志衆院議員らが応援に駆けつけて猛烈な追い上げを見せ、近畿比例の獲得議席4のうち3番目の惜敗率(83・093%)で復活当選を果たす健闘ぶりだった。
 田島氏は、選挙では「思った以上にアベノミクスに対する批判を、農家を中心に感じた」と述べ「この2年間の自民党政治は都会の金持ち優遇で地方に目を向けていない。野党として政権を批判するだけでなく、地方に光を当てる対案を示したい」と抱負を語った。
 中川氏は安倍政権への反対姿勢を示したが、支持を伸ばせなかった。
 投票率は滋賀県全体で53・79%(前回61・76)。彦根市は50・73%(同57・29)と県内13市でまたも最下位に終わり、市選管の担当者からは「がんばったつもりなのですが・・・一歩一歩ですね」と落胆の声が聞かれた。市町全体では愛荘町が48・64%(同56・03)と唯一50%を割った。
 有権者のうち14日に投票した市民の割合が悪かった投票所は、人権・福祉交流会館(27・98)、旭森小学校体育館(30・96)、ひこね燦ぱれす(30・96)、野良田公会堂(31・46)の順。良かったのは肥田町公民館(52・56)、稲里会館(50・68)、新海町さざなみホール(48・13)、グリーンピアひこね(47・43)だった。ただ、この数値は期日前投票に行った有権者が含まれていないため、いずれも上回っている可能性がある。
 期日前投票をした有権者は1万0893人で、前回の7092人より増えた。そのうち今夏の知事選から導入しているビバシティでの期日間投票は3828人だった。
 ※【解説】
 上野氏圧勝かと思われていた滋賀2区だが、予想以上に田島氏が終盤追い上げを見せ、比例で復活当選を果たした。
 2人の獲得数を2区内の市町別に見ると、上野氏は彦根以外の市町すべてで勝利しているが、彦根では上野氏1万8998票、田島氏2万0403票と1405票差で上野氏が負けている。ちなみに約2万票差をつけて勝利した2年目の前回も彦根では709票差で敗れている。
 今回は全体で約1万票差で、前回より約1万票縮まり、彦根での差も同様に2倍の違いが出ている。
 田島氏は市議から県議、そして国会議員へと上りつめた彦根生え抜きの政治家であり「民主党は嫌いだが、田島は応援する」という市民も少なくない。
 排他的でヨソ者に厳しい市民性や自民党の組織の脆弱さも要因にあるが、彦根という牙城を崩さない限り、上野氏にとっては今後の選挙でも厳しい戦いになるだろう。
 彦根を含めた地元のために何をするか、上野氏と田島氏には切磋琢磨しながら国政を担って頂きたい共に、我々有権者はしっかりと見守っていきたい。     【山田貴之】

2014年12月16日火曜日

戦国無双の刀剣展 夢京橋あかり館で


 ゲーム・戦国無双4に登場する武具・武器を刀匠たちが再現した「戦国無双の刀剣展」が、6日から彦根市本町の夢京橋あかり館で開かれている。
 市民有志の「三成の戦3」実行委員会が企画し、全日本刀匠会事業部と彦根市が開催。全国各地の刀匠や鞘(さや)師、塗り師らが連携し約1年間かけて作った本物の刀剣や采配、扇などを展示。
 武将と作品名は、真田幸村「十文字槍」、前田慶次「単鉤(たんこう」型鉾」、森蘭丸「大太刀」、本多忠勝「大笹穂槍」、石田三成「鉄扇」、加藤清正「片鎌十文字槍」、綾御前「大薙刀(なぎなた)」、真田信之「直刀」、大谷吉継「采配」。
 そのうち三成の鉄扇は中央には旗印に使われた「大一大万大吉」が記され、広げた時の横幅が155㌢の大きさで重さも約5・4㌔ある。20、21日には綾御前の薙刀を作った加藤正文美さん(刀匠名・二十六代藤原兼房)が来館し、ネームプレートを作成してもらえるイベントがある。1枚1200円。開館は3月8日までの午前9時半~午後5時半。火曜休館。入館料は高校生以上200円、小中学生100円。休館は毎週火曜と今月26日~元日。問い合わせは同館☎(27)5501。

2014年12月14日日曜日

衆院選14日投票へ滋賀2区の3人


  衆院選はいよいよ14日に投開票が行われる。滋賀2区には、民主党元職の田島一成候補(52)、共産党新人の中川睦子候補(56)、自民党前職の上野賢一郎候補(49)が出馬している。
 田島候補は、現政権に対して「アベノミクスは東京や大企業が恩恵を受け、地域や中小企業に届いていない」と指摘。農家への個別所得補償制度や福井の原発の再稼働反対などを主張し「疲弊した地域を立て直す」と訴えた。公示前後には党の実力者や元タレントの女性議員らが応援に駆けつけた。
 中川候補は、原発再稼働、集団的自衛権行使、消費増税など現政権が進める政策に反対姿勢を示し「安倍暴走政治にストップを」と支持を求めた。
 上野候補は、アベノミクスの実績を具体的な数値で示して「デフレ脱却の糸口が見えてきた」とアピールしながら「地方の暮らしの実感はこれからだ」とアベノミクスの継続の重要性を説明。外交や安全保障政策の成果も取り上げていた。選挙中には幹事長や党重鎮らの支援も受けた。 
 衆院選の期日前投票が行われているビバシティで10日、投票を促す街頭啓発があり、ひこにゃんも啓発グッズを配っていた。
 期日前投票に訪れた手塚智子さん(40)は「仕事帰りに投票に来た。前回の知事選の時もここで投票しており、商業施設で投票ができるのは便利で良いと思う」と話していた。期日前投票は13日まで、ビバシティのほか、市役所本庁舎と稲枝支所で行われている。

2014年12月11日木曜日

「選挙に関心もつまちに」西中生が本物の投票箱で選挙体験

 実際の投票箱を使って選挙を体験する授業が5日、彦根市立西中学校であった。
 彦根市の投票率が最近の選挙で県下最低レベルにあるため、衆院選に合わせて子どもたちに投票することの重要性を教えようと、公民の授業を使って3年生103人に選挙を体験させた。
 まず11月末の授業では、各クラス6班に分かれ、班ごとに政党名と政策3つずつを発表させて、市選管から借りた投票箱と投票記載台を使って体験させた。
 5日には生徒会の会長1人と副会長2人を選ぶ選挙が行われ、体育館で立候補した会長候補1人・副会長候補4人と応援者の演説があり、その後、各教室に戻って3年生のみが、投票用紙に記名して本物の投票箱に1票を投じていた。
 前生徒会長で3年生の角田叶(とわ)君(14)は「将来の実際の選挙で彦根の投票率が良くなるよう、こういう選挙体験をほかの中学校でもしてもらい、選挙に関心を持つまちになってほしい」と話していた。

戦国カロム製作、丸松木材

 彦根市古沢町の丸松木材が、カロムを戦国バージョンにした「戦国カロム」を製作。先月末に市内で行われたひこね甲冑祭で披露し、甲冑姿の武将たちが東西に分かれて対戦していた。
 カロムのPRと地域の歴史文化の再認識を目的に考案。カロムの中央には関ヶ原合戦図屏風のコピーを印刷し、各辺には東軍が徳川家の緑と井伊家の赤、西軍が豊臣家の黄と石田三成の黒の色が塗られている。
 王将の代わりに「天下人」と書かれたコマと東西12人ずつの武将の家紋を記した計24個のコマを配し、東西の各チームが相手方の家紋が記されたコマを落とし、最後に「天下人」を落としたチームが勝利となる。
 1セット3万5000円。問い合わせは同社☎0749(22)5535。