彦根市と犬上郡の話題を中心に、関連する国政や滋賀県政のニュースもお送りします。取材依頼や身近な話題の提供などもお待ちしています。 電話0749-65-0608 FAX0749-62-4483 メール(hikone@shigayukan.com)

2016年7月30日土曜日

近江高校2年ぶり12回目の夏の甲子園出場、中央中出身の伊東優作選手「楽しんでプレー」

 全国高校野球選手権滋賀大会の決勝戦が27日、彦根球場で行われ、松原町の近江高校が高島高校を3対0で破り、2年ぶり12回目の夏の甲子園出場を果たした。ベンチ入りメンバーには中央中出身で外野手の伊東優作選手(17)=3年生=がいる。
 試合はプロも注目するエースの京山将弥投手が序盤から高島打線を抑え、10奪三振で完封する力投を見せた。6回には京山投手らのタイムリーで3点を入れ、そのまま逃げ切った。伊東選手は4打席で1四球だった。
 優勝インタビューで多賀章仁監督は「応援席を含めチーム一丸で勝利できた価値ある優勝。甲子園では1試合ごとに進化している流れに乗って戦いたい」と話していた。主将の唐沢颯選手は「滋賀代表は夏の甲子園で優勝したことがないので、初優勝を目指したい」と抱負を語った。
 伊東選手は昨年春のセンバツにも出場しており、2回目の甲子園になるが「今回は3年生で最後なので、とにかく楽しんでプレーしたい」と笑顔で話していた。
 近江高校の優勝を受けて、彦根市は27日、彦根駅西口、市民会館、市役所本庁舎に「祝 甲子園出場 近江高等学校」と書かれた懸垂幕や横断幕を設置した。花しょうぶ通り商店街や銀座商店街にも同日、横断幕が掲げられた。

滋賀大学経済学部の学生が花しょうぶ通り商店街の9店舗をPRするポスターと歌を制作

 滋賀大学経済学部の学生が花しょうぶ通り商店街の9店舗をPRするポスターと歌を制作。21日、学生たちが各店を回り、ポスターなどを渡した。
 滋大非常勤講師でアートディレクターの中塚智子さん(34)の講義「情報学への招待」の一環で、1~4年生の学生20人が4月から始動。1~4人ずつのチームで花しょうぶ通り商店街の店舗を取材し、その店の「しょうぶ」物に焦点を絞ったA3判のポスターと、各店のキャッチフレーズをまとめて学生たちが作詞作曲した歌「勝手に応援ソング」を作った。
 この日は学生たちがポスターと、学生全員で歌っている様子をまとめたDVDとCDを手に各店を訪問。いと半老舗には担当した2年生3人が訪れ、岡大六さん(19)は小川睦博店長(56)がカロム大会で優勝していることから和菓子とカロムをテーマに、深尾美砂さん(20)は同店の人気商品「あんみつ」について、村上千瑛さん(22)はもちをイメージした「キモチヲコメル」をキャッチフレーズにポスターを制作。3人から作品を受け取った小川店長は「少し恥ずかしいけれど、素晴らしい作品ばかり。店内に貼りたい」と話していた。
 学生の3人は「店の目につく場所に貼ってもらい、お客さんが増えると良いと思う。歌はイベントなどの際に使ってほしい」と述べていた。

石田三成ゆかりの市町の人たちが市民団体I.K.S.S∞(イクス)発足、大河ドラマ『三成』の誘致目指し


 石田三成ゆかりの市町の人たちが市民団体「I・K・S・S・∞(イクス)」(伊藤理絵代表)を発足。「大河ドラマ『三成』の誘致」を目指し、活動を始めた。
 メンバーは三成をこよなく愛する彦根、長浜、米原、関ヶ原の会社経営者や市議ら7人で、住民主体のまちおこしを考えており、将来的にNPO法人化も視野に入れている。
 その第一弾として企画したのが舞台「のぶニャがの野望」。若い世代にも三成への愛着を深めてもらおうと、ねこ武将キャラに変装したキャストが、戦国シュミレーションゲームのようなステージを展開。米原公演では「石田みつニャり」を中心としたストーリーが演じられる。
 メンバーの山本克巳さんは「第1ハードルは大河ドラマ誘致。県や市町にとらわれず、広域で働きかけ、地域全体が活性化すれば」と話している。なお、団体名は三成の出生地「石田町」、三献の茶伝説の「観音寺」、居城があった「佐和山」、合戦の場「関ヶ原」の頭文字をとり、「∞」は「三成よ、永遠に」を意味している。
舞台「のぶニャがの野望」米原公演

 ケータイゲームから飛び出したような舞台「のぶニャがの野望」米原公演が8月20、21の両日、米原市のルッチプラザで行われる。アイドルグループSKE48の元メンバーや人気モデルらが出演する。時間は20日が午後2時と午後6時、21日が正午と午後4時の計4回。入場料は一般4800円、ペア8000円、高校生以下3000円。チケットはルッチプラザ、文化プラザ、ビバシティなどで販売。

2016年7月28日木曜日

宮前美代子さん、マスターズ陸上競技で好記録「90歳まで走り続ける」

 彦根市地蔵町の宮前美代子さん(78)はマスターズ陸上競技選手権の全国大会、アジア大会、世界大会で好記録を出し続けており、90歳までを目標に毎日トレーニングしている。
 宮前さんは石川県珠洲市出身。子どものころから陸上競技をはじめ、バレーボールやソフトボールで県大会や北信越大会に代表として出場するなどスポーツが得意だった。夫の仕事の都合で30歳の時に彦根に移住して以降、夫が経営する会社の社員食堂などを手伝ってきた。
 退職する60歳の時に文化プラザで開かれた落合恵子さんの講演に感銘を受け「これからは好きなことをしていこう」と決意。ヨガや習字を習い始めたほか、その年の滋賀県マスターズ陸上競技選手権に出場し100㍍で県記録を出した。
 以降、県大会をはじめ、近畿大会、全国大会、アジア大会、世界大会に100㍍、200㍍、砲丸投げで出場し、各大会で金から銅までのメダルを獲得。各種目の県記録を打ち出すなど、マスターズの陸上競技界では有名人になっている。今年5月にシンガポールで行われたアジア大会ではメンバーが足りなかったため55~59歳の部の4×100㍍に出場して3位となり、表彰式では現地の係員から「並ぶ場所が違いますよ」と指摘されたエピソードを笑顔で話していた。
 8月21日に甲賀市陸上競技場で行われる滋賀大会には円盤投げにも初挑戦する予定。今後の夢について宮前さんは「90歳までは走り続け、マスターズ陸上競技選手権に出場し続けたい。そのために忍耐と努力でトレーニングをしていきたい」と話していた。

2016年7月27日水曜日

井伊直政の命を救った新野左馬助の顕彰会が彦根の龍潭寺にある左馬助ら新野家の墓所を参拝

 幼少期の井伊直政の命を救ったとされる新野左馬助(にいのさまのすけ)の顕彰会(静岡県御前崎市新野)一行が18日、彦根市古沢町の龍潭寺を訪れ、左馬助ら新野家の墓所を参拝した。
 同顕彰会は平成16年以降の7月の休日に新野家ゆかりの地を巡っており、現在は御前崎市民約100人が会員。彦根への訪問は平成17年以来で、13回目の今年は43人が訪れた。
 一行は清凉寺の井伊家墓所を参拝後、龍潭寺を訪れ、北川宗暢住職から浜松と彦根の龍潭寺の歴史、建造物や庭園などの説明を受けた後、敷地内の新野家の墓所を訪問。左馬助の墓の周辺の除草作業をした後、会員全員で墓に手を合わせた。
 同顕彰会の西島昌和会長(73)は「左馬助の墓に参拝でき、とてもうれしく思う。これを機に彦根を含めた広域的な連携をしたい。新野家や左馬助のことを彦根の皆さまにも知って頂きたい」と話していた。
 ※【新野左馬助】本名は新野左馬助親矩(ちかのり)。新野家は現在の御前崎市新野を本拠地とした御家人だった。左馬助は今川家の武将だったが、目付役家老として井伊家に入った。直政の父・直親が今川家によって謀殺され、直政の命も危なくなった際、左馬助は自宅に直政をかくまった。永禄7年(1564)の曳馬城攻めで討ち死にした後は直虎(次郎法師)が直政を養育している。
 井伊家では同家存続の貢献者として左馬助の忠節を後の世代に伝え、直弼の兄で筆頭家老・木俣家の養子になっていた中守が新野家を相続し、新野親良として同家を再興。相続後には新野村で左馬助の墳墓調査を行い、墓石を見つけた。現在この地は左馬武神社として地元で親しまれている。

滋賀大学がデータサイエンス教育研究センターを開設

 来年4月に日本で初めてデータサイエンス学部を新設する滋賀大学は20日、データサイエンス教育研究センターの開設式典を開き、文科省や市内の商工関係などから約60人が出席した。
 企業や医療、教育、行政などさまざまな分野であらゆるデータを処理する人材が求められているため、同学部では高度なデータ処理能力や分析力を教え、分析・解析するための技術(データアナリシス)や、加工・処理するための専門知識(データエンジニアリング)を持った人材を輩出していく。1学年100人。
 同学部棟は5階建ての第2研究棟を改装。1階には企業や行政、団体との共同研究などの拠点になる研究センターが設けられ、センター長には竹村彰通教授、特別顧問には前滋賀大学長の佐和隆光氏が就任し、専任教員6人、客員教員6人の体制となる。
 新学部の設置を機に滋賀大学では、これまでの経済・教育2学部による「人文社会系大学」から「文理融合型大学」へ転換を図るとし、既存の学部でもデータサイエンスの学問を導入していく。
 開設式典では竹村教授が「日本のデータサイエンス分野のトップブランド・滋賀大学の戦略」をテーマに講演した後、位田隆一学長や彦根商工会議所の小出英樹会頭らが参加してテープカットが行われ、参加者が研究センター内を見学した。
滋賀大でオープンキャンパス
 滋賀大学は30日に教育学部(大津)で、8月6日に経済学部(彦根)でオープンキャンパスを行う。彦根キャンパスでは来年4月に新設するデータサイエンス学部の模擬講義や施設見学会、入試説明会などもある。午前9時半~午後3時(大津は同4時)。入退場自由。

2016年7月22日金曜日

高宮町の座・ギャラリーで洋画家・藤原和子さん作品展、2階では不破順一さんコレクション展も

 彦根市高宮町の座・ギャラリーで31日までの土日、洋画家・藤原和子さん(76)=大津市=の作品展が開かれている。また同館の2階では不破家の不破順一さんのコレクション展も行われている。
 藤原さんは20歳ぐらいの時から絵を描き始め、40歳代からは「いろいろな思いを広げていける」抽象画の自由さにひかれ、制作活動を続けている。作品展では昨年5月に大津市内で行われたジャズの演奏会を聞きながら舞台上で藤原さんが描いた100号の大作などを展示。
 藤原さんは「意識を越えた何かが見える瞬間があり、その『心の形』を表現しました」と話していた。開館は土日のみの午前10時~午後5時。場所は中山道を彦根から豊郷方面に進み、多賀大社の一の鳥居を越えた右側の建物。2階では不破さんが集めた絵画などを展示している。