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2019年10月10日木曜日

テコンドー全国ジュニアで2位

 彦根市立東中学校3年生の鈴木恭悟君(15)=正法寺町=は、今夏の全日本ジュニアテコンドー選手権大会で2位の成績を収めた。
 鈴木君は3歳から市内の道場で空手を習い始め、小学5年生の時にJKJO全日本ジュニア空手道選手権大会で優勝するなど、空手の世界で将来有望な選手だった。同時期に空手の腕前をより鍛えるためにテコンドーを習い始めたが、「点数制で勝敗がわかりやすい」「オリンピック種目である」ことから、中学1年生以降はテコンドーに絞る形で本格的に練習。
堅田と京都の練習場に週3、4回通いながら練習に励み、最高位の黒帯の手前の赤帯を締めるまでに成長。昨年の全日本ジュニアテコンドー選手権大会で3位となり、今年はさらにワンランク上げた。
 テコンドーの魅力について、鈴木君は「得意技のかかと落としや後ろげりが決まった時がとてもおもしろい」と解説。現在は受験勉強のため練習場に通わずに早朝などで自主練習を重ねており、進学後もテコンドーを続ける予定だ。鈴木君は「まずは高校のジュニアの全国大会で優勝することが目標です」と抱負を語っていた。

2019年10月7日月曜日

料理人と農家が直売所の開店前に商談「食のプロ限定購入タイム」やさいの里二番館で

 料理人と農家が直売所の開店前に商談する「食のプロ限定購入タイム」が2日から彦根市平田町のやさいの里二番館で始まる。先月27日にはプレオープンがあった。
 地元の食材がより多くの飲食店で使われるよう、地域の農業振興を目的に一般社団法人近江ツーリズムボードとJA東びわこが企画。農作物の特徴や食材のニーズを把握するため、料理人・飲食店関係者と農家とが交渉できる時間を作るために直売所のオープン1時間前に開店する。
 プレオープンには料理人ら19人と農家18人が参加し、やさいの里二番館のオープン前の午前8時から約45分間、商談していた。双葉荘(松原町)の料理長・片岡純一郎さん(43)は「少量多品種の生産者に出会えるのはありがい。意外な食材に出会うチャンスもある。混雑を避けられるのもメリットだ」と話していた。
 「食のプロ限定購入タイム」は毎週月水金に実施。参加費は会員以外が月額3000円だが、来年1月15日まで無料。問い合わせは同団体☎(22)5580。

消費税増で平和堂の一部テナントでキャッシュレス時に5%還元

 1日からの消費税の引き上げに伴い、平和堂は一部テナントを対象にキャッシュレス決済時の5%還元を独自で導入した。
 消費税の引き上げと並行して、中小規模の店舗でキャッシュレス決済すると、最大5%分のポイントなどを還元する措置も1日から始まった。平和堂で利用できる「HOPマネー」などのキャッシュレスはその還元措置の対象外だが、平和堂は指定レジを使っているテナントの約半分にあたる550の中小店舗で、5%のポイントを還元するサービスを1日から独自で始めた。テナントの売り上げを伸ばすのが狙いで、還元分は平和堂が負担する。
ほかにも店内の弁当や総菜コーナー、飲食できるスペースの近くには「店内で飲食する場合は10%、持ち帰りの場合は8%」の掲示をした。

電車 バス値上げ
 近江鉄道グループは、電車やバス、タクシーの運賃を値上げした。
電車の初乗り運賃を160円(増税前150円)、定期運賃の平均割引率が通勤を32・5%(同32・6%)、通学を62・2%(同62・4%)にした。
 バスについては湖国バスを含め、270円以上800円以下の区間で一律10円を、湖国バスが運行する810円以上の区間で20円をぞれぞれ転嫁。ただし湖国バスの彦根営業所管内などでは運賃が改定されない。
 タクシーは1・2㌔までの初乗り運賃で普通車が540円(改定前530円)・大型車570円(同560円)、時間制運賃が30分で普通車2250円(同2210円)・大型車2620円(同2570円)となる。

プレミアム商品券
子育て世帯など
 消費税の引き上げに伴う子育て世帯を中心にした消費の影響を緩和するため、「彦根市プレミアム付商品券」の販売が1日から開始。27日までの日曜日にアルプラザ彦根6階でも販売している。
 対象は市民税の非課税者と、2016年4月2日から今年9月30日までに生まれた子どもがいる世帯主で、課税者の扶養親族や生活保護制度の被保護者は除かれる。申請期限は来年1月6日まで。一人につき2万円で2万5000円分の商品券を販売。市内のスーパーや店舗、コンビニなどで利用できる。
 日曜の販売時間は午前9時半~午後5時15分。問い合わせは市地域経済振興課℡0120(1528)12

2019年10月3日木曜日

ひこにゃん姉妹都市の米国ミシガン州アナーバー市訪れ交流

 ひこにゃんが9月19日から21日まで、彦根市の姉妹都市の米国ミシガン州アナーバー市を訪れ、現地の子どもたちと交流した。
 両市は1969年(昭和44年)3月28日に姉妹都市提携を締結。以降、中学生や市民らの使節団が相互訪問などで交流を続けてきた。50周年の今年はアナーバー市の市長らを招き、記念式典と交流会を開いた。
 ひこにゃんは50周年記念事業の一環として訪米。19日にミシガン大学、20日にアナーバー市の公立学校などを訪問した後、21日にはアナーバー市の公立図書館でのふれあいイベントや、「HIKONE ROAD(彦根通り)近くの結婚式場に桜の苗木を植える記念植樹式にも出席した。
 ひこにゃんの海外訪問は9回目。随行した市職員によると、ひこにゃんは現地で大歓迎を受け、市民や子どもたちから「so cute」(とてもかわいい)と言われるなど人気者だったという。

2019年10月1日火曜日

とりいもと宿場まつり10月6日に鳥居本宿一帯で

 「とりいもと宿場まつり」が10月6日に彦根市の旧鳥居本宿一帯で行われる。
 市民団体の鳥居本お宝発見隊が主催するイベントで、12回目の今年も通り沿いの軒先に赤布アートが飾られて、中山道沿いを赤く染める。歴史イベントとして、午前9時半に鳥居本駅前を出発する佐和山城下町の発掘現場の見学会がある。午後0時半~専宗寺本堂では元彦根城博物館学芸員の野田浩子さんが「朝鮮通信使と鳥居本宿」をテーマに講演する。
 専宗寺エリアでは成宮家公開。JA前広場エリアでは和太鼓集団・疾風KAZEや古城太鼓の演奏、地元産野菜・ハチミツ・湖魚佃煮など販売。駅前ステージでは鳥居本中ソーラン演舞やラブバード演奏、大道芸など。中央エリアでは旧本陣の寺村家でこども将棋大会(午後1時~)、防災コーナー、懐かしのテレビゲーム、旧合羽所・松屋の公開、ミニ水族館、バルーンアート、カードゲームなど出店。神教丸エリアでは自然斎の旧宅でジビエレストランや有川家住宅公開など。
 鳥居本の歴史を巡る散策ラリーの踏破者にはプレゼント進呈も。本部などでは好評の仏生寺みその販売も。開催時間は午前10時~午後3時。問い合わせはサンライズ出版℡(22)0627。

2019年9月29日日曜日

千成亭が料亭やす井を吸収 新会社で10月から経営引き継ぐ

 千成亭風土(本社・平田町)が安清町の明治2年(1869年)創業の料亭旅館「やす井」を吸収し、新会社を立ち上げて10月から経営を引き継ぐことがわかった。
 やす井は特別室1室を含む計9室の客室、45平方㍍から243平方㍍までの3つの宴会場、大浴場や露天風呂などを備え、旅館としてのほか、宴席や婚礼などの会場としても利用されてきた。
 しかし経営的に厳しい状況が続いていたため、金融機関から支援の要請を受けた千成亭は今年6月から吸収に向けた協議を行ってきた。運営母体は千成亭が立ち上げた新会社「粋屋(いきや)やす井」。旅館料亭やす井の屋号は継続する。敷地内にある飲食店「しる万」の経営も新会社が運営を引き継ぐ。
 粋屋やす井代表取締役の上田健一郎・千成亭風土代表取締役は「これまで培ってきた経験を生かし、集客を高めていくことに努めたい。広域からのほか、地元の皆さんに使っていただける店にもしていきたい」と語っている。


佐和山城城下町跡から溝や橋台、道、建物跡発見

 県教委は24日、彦根市佐和山町で発掘中の旧佐和山城の城下町跡から、城下ふもとにあった武家屋敷とメイン道路をつなぐ道や橋台などの跡が見つかったと発表した。29日午後1時半から現地説明会を開く。
 国道8号線の米原バイパスの建設工事に伴って昨年度から佐和山城跡の発掘調査を実施。今年度は城下町跡エリアの1万4209平方㍍で4月から来年3月まで調査している。
 今回は旧佐和山城の内堀から、南北に整備された当時のメイン道路の本町筋まで約100㍍の中間地点に位置する約1500平方㍍を発掘。その結果、旧佐和山城ふもとの武家屋敷から本町筋に東西でつながっていたとみられる最大幅約5㍍の道路や、南から北へ向かって流れていたとされる幅約2・6㍍の溝、その道路と溝の交差地点にかかっていた橋台などの遺構が見つかった。
 橋台は約5㍍にわたって掘り広げられた溝の両岸に大小の自然石が積まれた構造で、南側の石積みが2段分で高さ約60㍍にわたって残っているが、北側がほとんど取り除かれている。本来はさらに1、2段分の石が積み上げられていたという。城下町の改変により、橋や橋台の撤去、溝の埋め立てが行われた後、その一帯には複数の掘立柱建物が建てられた。城下町の廃絶後は水田化された。

三成時代の遺構か
東西道路や橋、溝、掘立柱建物の整備時期としては、ほかに見つかった陶磁器や刀装具など遺物から桃山時代後期(16世紀末)から江戸時代初期(17世紀初頭)までの時期だとされる。
江戸時代に作られた絵図にも今回見つかった道路や溝、橋などは記されていない。佐和山城には石田三成が天正19年(1591)4月に入城し、文禄4年(1595年)に城主となり、翌年2月頃に城下町の「惣構」を改修した。今回の発掘調査で見つかった東西道路や溝などの改造時期について、長浜市歴史遺産課の太田浩司さんは「三成の入城時か惣構の改修時が考えられる。溝を埋めた後に再整備している大規模さから考えると、その時期は後者が適当では」と話している。また滋賀県立大学の中井均教授は「石垣による橋台と大溝は、豊臣政権が城下町の都市設計をどのように考えていたかを比較できる実に重要な発見だ」とコメントしている。
現地説明会についての問い合わせは県文化財保護協会☎077(548)9780。