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2022年6月11日土曜日

一般質問19人登壇 物価高など質す

 彦根市議会は13日から15日まで一般質問を行う。19人の議員が登壇し、県立高専やコロナ・物価高対策などについて質問する。ネット中継も行われる。登壇者と質問内容は以下の通り。
 ▽堀口達也議員=高専誘致、映画のまち彦根へ。
 ▽中川睦子議員=コロナ・物価高の支援、ごみ減量と資源化、子育て支援(医療助成と給食無償)。
 ▽林利幸議員=稲枝駅に西側開発、公共下水道。
 ▽辻真理子議員=市立病院地方公営企業法の効果。
 ▽馬場和子議員=国スポ障スポ整備(彦根駅周辺)、公園活用(荒神山・庄堺・雨壺山・金亀)、市内の塩漬け地。
 ▽安澤勝議員=鳥居本将来ビジョン、広域一般廃棄物処理場の協定進捗、中山投棄場の跡地利用、滋賀大学100周年、物価高の影響。
 ▽野村博雄議員=児童生徒の育ち(体力調査など)、緑の保全整備、出生数減の対応、俳句文化の発展、強い農業、市長の言動と考え(本紙インタビューなど)。
 ▽上杉正敏議員=市立病院のあり方、教員の働き方改革。
 ▽角井英明議員=低炭素社会構築都市宣言後の徹底。
 ▽杉原祥浩議員=インフラ整備(8号バイパス、多賀スマートICなど)、彦根中学校増築、市の人口増加策。
 ▽北川元気議員=子どものマスク着用、カスタマーハラスメント、子どもの自殺防止。
 ▽森野克彦議員=子どもの明るい未来(教職員の児童生徒へのハラスメント防止)、受動喫煙防止。
 ▽小川吉則議員=まちなか交流棟、鞍掛山・大堀山の活用、ひとり親家庭援護。
 ▽黒澤茂樹議員=地域活性化(デジタル田園都市国家構想、道の駅)。
 ▽森田充議員=中学校部活動、国スポ障スポ、体力づくり彦根市学区スポーツ大会。
 ▽伊藤容子議員=学習環境整備、北びわ湖花火大会のシークレット開催について。
 ▽長崎任男議員=中小企業支援、文化財の火災予防。
 ▽矢吹安子議員=スタートした教育の充実、内堀の白鳥を守るには。
 ▽小川隆史議員=市スポーツ・文化交流センター、ごみ減量化、四番町スクエアの経営見直し。

2022年6月7日火曜日

銀座街を巡りながら再興策を話し合うイベントGINZA Rewind

 彦根市の銀座街を巡りながら再興策を話し合うイベント「GINZA Rewind」がこのほど開かれた。
 市内外から約50人が参加し、4班に分かれてDESIGN LAB、銀座芝居小屋、メガネのハヤミ、太田書店隣の空き店舗、田部邸2階、旧ブーズバーを交互に見学した。
 田部邸2階ではデザイン事務所と住居を兼ねておしゃれに改装されたスペースを見て回り、銀座芝居小屋では屋上を見学した。
 その後、コジマビルで行われたワークショップでは8グループに分かれて意見交換が行われ「つながっている屋上をフリースペースとして活用しては」「学生が利用できる空間を」「気軽に入れるパンや弁当などの店がほしい」などの意見が出ていた。
 今回はプレイベントとして開催され、主催の彦根銀座まちづくり懇話会は今年度中に計4回のイベントを計画している。

2022年6月2日木曜日

ウクライナから避難イリーナ・ヤボルスカさんら作ったブリンチキをキッチンカーで販売・ファイナ、彦根キャッスルリゾート&スパ前で

 ロシアの侵攻を受けるウクライナから彦根に避難しているイリーナ・ヤボルスカさん(51)らが作った料理「ブリンチキ」をキッチンカーで販売する取り組み(通称・ファイナ)が、28日から彦根キャッスルリゾート&スパ前でプレオープンとして始まった。土日も同所で販売する。
 初日のこの日はイリーナさんと娘で彦根在住のカテリーナ・ヤボルスカさん(31)が、ウクライナの花のヒマワリのTシャツを着て登場。プレオープンを前にイリーナさんは「この料理を通して日本の皆さんにウクライナに関心を持ってもらえたらうれしい。このプロジェクトがより多くのウクライナの避難民に伝わり、新しいステップの手助けになればいい」と話した。
メニューはチーズとチキンのブリンチキ2種類、シェイク。大阪市から訪れた金佳愛(かえ)さん(16)は「とてもおいしかった。クレープよりも小さくて食べやすかった。こういう形で少しでもウクライナの人のお役に立つことができれば」と語った。プレオープンは行列ができる人気ぶりで、2日間で1000人以上が来場した。
 購入する1台目のキッチンカーでの販売は7月9日からを予定しており、当面は近江ツーリズムボードが所有する3台のうち1台を借りて、土日に彦根キャッスルリゾート&スパ前で販売する。営業時間は午前11時~午後4時。
 
クラファン700万円に
大阪店目指し再設定
 イリーナさんらはキッチンカーを購入する資金を募るため、5月2日からクラウドファンディングを実施。5月30日時点で目標の360万円を大きく上回る約457万円が集まったため、新たに「大阪淀屋橋店」の出店を目指し、目標額を700万円に設定した。

2022年6月1日水曜日

本町1丁目に民家を改装した素泊まりの宿・彦根ゲストハウス淡夢(おうみ)オープン

 彦根市本町1丁目にこのほど、民家を改装した素泊まりの宿「彦根ゲストハウス淡夢(おうみ)」がオープンした。
 店主は古澤ちひろさん(56)=城町1。市内外の幼稚園教諭をしていたが、7年前に友人の紹介で伊勢市のゲストハウスを訪問した際、さまざまな人種や職業、年代の人たちと出会い「カルチャーショック」を受けたという。その後も国内の十数カ所のゲストハウスを訪れるうち「くっつき過ぎず、離れ過ぎず」の交流の仕方にひかれ、5年前に彦根でのゲストハウスの開店を決めた。
 本町1丁目の2階建ての築50年の民家を借り、新型コロナが流行している間、古澤さんは壁紙を変えたり、ペンキ塗りをするなど自身で室内を改装。1階約9・7平方㍍の3人までの和室、2階9・7平方㍍と7・3平方㍍の2~5人までの和室を備え、古澤さんが趣味で作ったドライフラワーやリースも所々に飾った。淡海と自身の夢から「淡夢」と命名し、先月9日にオープン。
 料金は一泊4000円。貸し切り3万円。チェックインとチェックアウトの合間の午前11時~午後3時はイベントや集会などレンタルスペースとして貸し出す。
 古澤さんは「新型コロナなどの影響で少なくなった人と人とが対話し、触れ合う機会をこの小さな環境(ゲストハウス)で作ることができる」と話している。問い合わせは同店☎090(8141)8010。

2022年5月31日火曜日

大野和三郎県議に対し県議22人が政治倫理審査会による審査求める請求書提出

彦根市と犬上郡選出の大野和三郎県議(66)が政治倫理基準に反する疑いがあるとして、県議22人が25日、県議会議員政治倫理審査会による審査を求める請求書を県議会議長に提出した。
 本紙の取材や審査請求書によると、大野県議は昨年11月から12月にかけて、三日月大造知事や農林水産部の県職員と面会し、県が全国農業協同組合連合会(JA全農)に特定業者との取引の見直しを求めるよう要求。県が応じない場合、農林水産関連の予算案に会派として賛成しないと主張した。これに対し、大野県議が所属していた自民党会派は会派内でそのようなことは決めていないとして、大野県議を会派から離脱させた。
 審査請求書はチームしが、共産党、公明党、さざなみ倶楽部の議員のうち副議長を除く22人の請求者で出された。県議会議員の政治倫理に関する条例が2004年1月に施行されて以来、初の審査会の設置になった。
 
「どあほ」「帰れ」県職員に
「執よう要求と高圧的な言葉」
 審査請求書で明らかにされた県公表の書類では、昨年11月から12月にかけて、大野県議と知事、県職員と延べ16回におよぶ話し合いの内容が示されている。中には大野県議が「年内中にけりをつけておかないと、農水に係る予算、これはペケ」など関連予算を認めない発言をしているほか、「どあほ」「帰れ」など言葉も随所で見られる。審査請求書では「執ような要求をしており、時には高圧的な言葉を使うなど政治倫理基準に反する疑いがある」と指摘している。
 大野県議は、不適切な発言に対しては謝罪した一方、不当要求や圧力に関しては否定している。
 今後は県議会各会派の一人以上の議員や学識経験者2人以上の委員で構成された政治倫理審査会が協議を行い、大野県議の言動が政治倫理基準に反したかを確認する。違反が認められた際は、出席自粛、役職辞任、議員辞職の勧告、文書警告、全員協議会での陳謝などが発令される。

 

2022年5月25日水曜日

県レイカディア大学の米原校10月からアルプラザ彦根4階に移転

 60歳以上の県内在住者が園芸や歴史などを学ぶ県レイカディア大学の米原校(県立文化産業交流会館内)が、今年10月からアルプラザ彦根4階に移転することがわかった。事務局がある県社協は受講者を募集している。
 県レイカディア大学はシニア層の県民にさまざまな分野の学びの場を提供しようと県(現在は県社協)が1978年に創設。88年に米原校、93年に草津校(県立長寿社会福祉センター内)が設けられた。草津校では園芸・陶芸・地域文化・びわこ環境・健康づくりの各学科、米原校では園芸・北近江文化・健康づくりの各学科がある。受講者は2年間学び、これまでに計約6500人が卒業した。
 
アクセスと利便性で
今期は10月1日~
 米原校では県立文産会館のほか、近くの公民館も利用してきた。県社協はより駅に近く、1カ所で開講できるようにするため、米原から彦根への移転を決定。名称も草津校・米原校から草津キャンパス・彦根キャンパスに変更した。
 1年ごとに受講者を募集。第44期生の今期は今年10月入学、2024年9月卒業。対象が今年10月1日時点で60歳以上。年間の授業料は前後期各2万5000円。彦根キャンパスの定員は園芸学科30人、北近江文化学科と健康づくり学科各20人の計70人。募集要項と入学願書の配布先は草津校や米原校、県内市町の高齢者福祉の担当課、市町社協、公民館、図書館など。びわこシニアネットからダウンロードも可。入学願書の受付期間は6月1日から7月29日まで。問い合わせは米原校☎0749(52)5110。

天守前でラジオ体操禁止に一考

 天守前でのラジオ体操に参加していた市民2人と市長との面談は、その日に中止が決まるという予想外の展開だった。
 背景にはこの問題が全国ニュースとなったことで、性悪説の観点から早急に防犯面を強化せざるを得なかったことがある。文化財保護や防犯・防災の面からすれば、市側の即断は評価できるのかもしれぬ。
 ただし、あまりにも早急過ぎたという感はぬぐえない。小生は、市民との面談後にも市長に質したが、折衷案は本当になかったのか、継続の道はなかったのか―、何とも煮え切らぬ思いである。
 この問題が全国ニュースになった際、ネット上では市側の姿勢を支持する意見が大半を占めた。市長も小生に「このネット上の意見がサイレントマジョリティーだ」と主張していた。だが一市民である小生はそうは思わない。
 そもそも彦根市民は子ども、市内大学に通う学生、高齢者、障害者が身分証の提示で無料となり、ほかの世代も広報誌に折り込まれている無料チケットを使うか、マイナンバーカードを提示するかで無料になる。そのためネット上であった「観覧料を払わずに入場するな」の指摘は市民には事実上あたらない。また長年、彦根城を庭または公園のように身近な存在として接してきた市民性もある。
 ほかの時間外での入場の是非や防犯面への対処を含め、何らかの良きアイデアでの天守前でのラジオ体操を継続させる策はあったはずだ。頻繁に「経営者としての視点で」と唱える市長なら、何らかの良き策を提示すると期待していた市民も少なくないだろう。
 今回の市の措置で、身近だった彦根城の存在は遠くなってしまった。世界遺産を目指すうえで重要な市民の機運醸成に影響が出なければ良いのだが。(山田貴之)