聖徳太子の1400回忌を迎える5年後に十七条憲法を世界遺産に登録するため、和の精神を広く伝えていこうと、同憲法に登場する「以和為貴」に賛同する書家ら有志が「和プロジェクトTAISHI」を企画。全国各地の護国神社で21日に奉納揮毫を行った。
滋賀県護国神社では竹本さんが縦1・4㍍×横1・8㍍の童心箋(どうしんせん)と呼ばれる半紙に「和」の古代文字を力強く書いて奉納。竹本さんは「北朝鮮からミサイルが飛ぶなど不穏な空気が漂う中、争いのない平和な世の中になることを祈って書きました」と話していた。竹本さんはこの日、京都、奈良の護国神社でも揮ごうした。
同プロジェクト代表の宮本辰彦さん(52)=名古屋市=は「護国神社を平和を願う聖地にし、今回の活動を通して日本の和の精神を国内外に発信していきたい」と述べ、来年以降は広島や長崎の平和公園、海外の関連地でも開催するという。
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