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2019年10月16日水曜日

観世流能楽師で人間国宝の大槻文藏さんトークセッション、滋賀経済同友会秋季懇談例会

 滋賀経済同友会は3日、彦根城博物館の能舞台で秋季懇談例会を開き、シテ方観世流能楽師で人間国宝の大槻文藏さんを招いたトークセッションなどを催した。
 例会には県内企業の経営者ら241人が参加。トークセッションは「伝承について考える」をテーマに行われ、大槻さんと滋賀経済同友会・代表幹事の山本昌仁さんが対談。
山本さんの「弟子や部下の育て方」の質問に、大槻さんは「能の世界にもプロとアマがある。例えば、能面はとても窮屈(きゅうくつ)だが、つけて歩けるようになってからが第一歩。そこから個性を教えており、つくり上げる個性が大事だ」と説明した。また文化の伝承について、大槻さんは「文化は一度途絶えると、次またおこすのが大変になる。どのようなことがあっても続けることが大事だ」と述べた。
 トークセッション後、大槻さんは「はじめての能」と題して講演。「能は、面(仮面)をつけたり、うたい手がいたり、起承転結があるギリシア演劇と似ている点が多い。歌や踊りがあるお芝居ということから、室町(時代)ミュージカルだともいえる」と解説した。最後には大槻さんらシテ方、笛方、小鼓方、太鼓方の計8人が出演し、能の「羽衣」の後半部分を披露した。

滋賀大学と滋賀レイクスターズ、データ活用の戦術で勝率アップへ協定を締結

 滋賀大学とプロバスケットボールチームBリーグの滋賀レイクスターズは、データを活用した戦術で勝率アップにつなげることを目的に協定を締結。8日、設備を提供する彦根市原町の電気設計業「PRO―SEED」で締結式を開いた。
 データを駆使したスポーツは、野球やサッカー、アメリカンフットボール、ラグビーなどが知られる。2017年4月にデータサイエンス学部を開設した滋賀大はスポーツ分野のデータ分析を実施しており、チーム力を向上させたいという滋賀レイクスの意向を受ける形で協力することになった。

シュート位置を分析
GM「新モデルに」
 学部開設時から在籍している3年生4人と2年生1人、教員3人の体制で、滋賀レイクスやほかのBリーグ所属チームのシュート位置やタイムアウトをとる時間帯、選手交代のタイミングなどを分析。その結果を受け取った滋賀レイクスはデータを基に戦略と戦術を立てて試合に役立てる。協定の有効期間は来年6月30日までだが、延長の場合もある。
 締結式には滋賀レイクスの西村大介GM、滋賀大データサイエンス学部長の竹村彰通教授、PRO―SEEDの青栁孝幸社長らが出席。西村GMによると、大学と協定を締結してデータ分析をするのはBリーグで最初だといい「データ分析がチームの勝利に直結すると期待している。バスケットボール界の新しいモデルになれば」と説明。竹村教授は「滋賀レイクスが強くなってほしいとの思いがあり、支援していきたい」と述べ、青栁社長も「滋賀レイクスに優勝してもらうことで、彦根をエンジニアの街にしたい」と意気込みを語った。

2019年10月14日月曜日

ご当地キャラ博彦根市内で10月19、20日に

「ご当地キャラ博」の実行委員会は27日、彦根市内で101920日に開催するイベント内容を発表。今年は開催場所を中央商店街と四番町スクエアに変更するほか、昨年に続いて参加するキャラたちがカードを配る「カードラリー」も実施する。
12回目の今年は自治体など141団体(昨年147団体)から、19日に149体、20日に134体の2日間で計157体(昨年160体)が参加する予定。彦根の10体も登場する。例年は京橋口駐車場と夢京橋キャッスルロード、四番町スクエアが会場だったが、今年は中央商店街と四番町スクエアにキャラのブースやステージが設けられ、各地のPRやグッズ・物産品の販売が行われる。ひこにゃんが曳き山に乗っての巡行は実施されない。
カードラリー用のオリジナルカードフォルダーを1500円で販売。各キャラが配布する名刺やカードを受け取り、フォルダーに入れて保管することができる。ひこにゃんのカードも2種類発行されるほか、デザインが昨年度と異なるカードもある。
 開催時間は両日共午前9時~午後3時。問い合わせは事務局22)1130。

ボランティア募集
ひこねご当地キャラを応援する会は、当日のキャラ博のボランティアを募集している。会場の設営や撤去、参加団体への対応、来場者へのイベント情報提供などを行う。定員は各日40人で、1日か両日の終日参加できること。対象は高校生を除く18歳以上。事前説明会が1014日にある。参加者には弁当、公式ガイドブック、スタッフ用グッズが進呈。申し込みはキャラ博のホームページの専用フォームに氏名、住所、電話番号、メールアドレス、年齢、希望する仕事内容を記入し、9月20日までに彦根商店街連盟内の実行委員会事務局へファクスかメールで。


2019年10月10日木曜日

テコンドー全国ジュニアで2位

 彦根市立東中学校3年生の鈴木恭悟君(15)=正法寺町=は、今夏の全日本ジュニアテコンドー選手権大会で2位の成績を収めた。
 鈴木君は3歳から市内の道場で空手を習い始め、小学5年生の時にJKJO全日本ジュニア空手道選手権大会で優勝するなど、空手の世界で将来有望な選手だった。同時期に空手の腕前をより鍛えるためにテコンドーを習い始めたが、「点数制で勝敗がわかりやすい」「オリンピック種目である」ことから、中学1年生以降はテコンドーに絞る形で本格的に練習。
堅田と京都の練習場に週3、4回通いながら練習に励み、最高位の黒帯の手前の赤帯を締めるまでに成長。昨年の全日本ジュニアテコンドー選手権大会で3位となり、今年はさらにワンランク上げた。
 テコンドーの魅力について、鈴木君は「得意技のかかと落としや後ろげりが決まった時がとてもおもしろい」と解説。現在は受験勉強のため練習場に通わずに早朝などで自主練習を重ねており、進学後もテコンドーを続ける予定だ。鈴木君は「まずは高校のジュニアの全国大会で優勝することが目標です」と抱負を語っていた。

2019年10月7日月曜日

料理人と農家が直売所の開店前に商談「食のプロ限定購入タイム」やさいの里二番館で

 料理人と農家が直売所の開店前に商談する「食のプロ限定購入タイム」が2日から彦根市平田町のやさいの里二番館で始まる。先月27日にはプレオープンがあった。
 地元の食材がより多くの飲食店で使われるよう、地域の農業振興を目的に一般社団法人近江ツーリズムボードとJA東びわこが企画。農作物の特徴や食材のニーズを把握するため、料理人・飲食店関係者と農家とが交渉できる時間を作るために直売所のオープン1時間前に開店する。
 プレオープンには料理人ら19人と農家18人が参加し、やさいの里二番館のオープン前の午前8時から約45分間、商談していた。双葉荘(松原町)の料理長・片岡純一郎さん(43)は「少量多品種の生産者に出会えるのはありがい。意外な食材に出会うチャンスもある。混雑を避けられるのもメリットだ」と話していた。
 「食のプロ限定購入タイム」は毎週月水金に実施。参加費は会員以外が月額3000円だが、来年1月15日まで無料。問い合わせは同団体☎(22)5580。

消費税増で平和堂の一部テナントでキャッシュレス時に5%還元

 1日からの消費税の引き上げに伴い、平和堂は一部テナントを対象にキャッシュレス決済時の5%還元を独自で導入した。
 消費税の引き上げと並行して、中小規模の店舗でキャッシュレス決済すると、最大5%分のポイントなどを還元する措置も1日から始まった。平和堂で利用できる「HOPマネー」などのキャッシュレスはその還元措置の対象外だが、平和堂は指定レジを使っているテナントの約半分にあたる550の中小店舗で、5%のポイントを還元するサービスを1日から独自で始めた。テナントの売り上げを伸ばすのが狙いで、還元分は平和堂が負担する。
ほかにも店内の弁当や総菜コーナー、飲食できるスペースの近くには「店内で飲食する場合は10%、持ち帰りの場合は8%」の掲示をした。

電車 バス値上げ
 近江鉄道グループは、電車やバス、タクシーの運賃を値上げした。
電車の初乗り運賃を160円(増税前150円)、定期運賃の平均割引率が通勤を32・5%(同32・6%)、通学を62・2%(同62・4%)にした。
 バスについては湖国バスを含め、270円以上800円以下の区間で一律10円を、湖国バスが運行する810円以上の区間で20円をぞれぞれ転嫁。ただし湖国バスの彦根営業所管内などでは運賃が改定されない。
 タクシーは1・2㌔までの初乗り運賃で普通車が540円(改定前530円)・大型車570円(同560円)、時間制運賃が30分で普通車2250円(同2210円)・大型車2620円(同2570円)となる。

プレミアム商品券
子育て世帯など
 消費税の引き上げに伴う子育て世帯を中心にした消費の影響を緩和するため、「彦根市プレミアム付商品券」の販売が1日から開始。27日までの日曜日にアルプラザ彦根6階でも販売している。
 対象は市民税の非課税者と、2016年4月2日から今年9月30日までに生まれた子どもがいる世帯主で、課税者の扶養親族や生活保護制度の被保護者は除かれる。申請期限は来年1月6日まで。一人につき2万円で2万5000円分の商品券を販売。市内のスーパーや店舗、コンビニなどで利用できる。
 日曜の販売時間は午前9時半~午後5時15分。問い合わせは市地域経済振興課℡0120(1528)12

2019年10月3日木曜日

ひこにゃん姉妹都市の米国ミシガン州アナーバー市訪れ交流

 ひこにゃんが9月19日から21日まで、彦根市の姉妹都市の米国ミシガン州アナーバー市を訪れ、現地の子どもたちと交流した。
 両市は1969年(昭和44年)3月28日に姉妹都市提携を締結。以降、中学生や市民らの使節団が相互訪問などで交流を続けてきた。50周年の今年はアナーバー市の市長らを招き、記念式典と交流会を開いた。
 ひこにゃんは50周年記念事業の一環として訪米。19日にミシガン大学、20日にアナーバー市の公立学校などを訪問した後、21日にはアナーバー市の公立図書館でのふれあいイベントや、「HIKONE ROAD(彦根通り)近くの結婚式場に桜の苗木を植える記念植樹式にも出席した。
 ひこにゃんの海外訪問は9回目。随行した市職員によると、ひこにゃんは現地で大歓迎を受け、市民や子どもたちから「so cute」(とてもかわいい)と言われるなど人気者だったという。

2019年10月1日火曜日

とりいもと宿場まつり10月6日に鳥居本宿一帯で

 「とりいもと宿場まつり」が10月6日に彦根市の旧鳥居本宿一帯で行われる。
 市民団体の鳥居本お宝発見隊が主催するイベントで、12回目の今年も通り沿いの軒先に赤布アートが飾られて、中山道沿いを赤く染める。歴史イベントとして、午前9時半に鳥居本駅前を出発する佐和山城下町の発掘現場の見学会がある。午後0時半~専宗寺本堂では元彦根城博物館学芸員の野田浩子さんが「朝鮮通信使と鳥居本宿」をテーマに講演する。
 専宗寺エリアでは成宮家公開。JA前広場エリアでは和太鼓集団・疾風KAZEや古城太鼓の演奏、地元産野菜・ハチミツ・湖魚佃煮など販売。駅前ステージでは鳥居本中ソーラン演舞やラブバード演奏、大道芸など。中央エリアでは旧本陣の寺村家でこども将棋大会(午後1時~)、防災コーナー、懐かしのテレビゲーム、旧合羽所・松屋の公開、ミニ水族館、バルーンアート、カードゲームなど出店。神教丸エリアでは自然斎の旧宅でジビエレストランや有川家住宅公開など。
 鳥居本の歴史を巡る散策ラリーの踏破者にはプレゼント進呈も。本部などでは好評の仏生寺みその販売も。開催時間は午前10時~午後3時。問い合わせはサンライズ出版℡(22)0627。