滋賀彦根新聞

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2023年1月12日木曜日

京町3丁目にコミュニティカフェOn Your Mark Cafeオープン

 彦根市京町3丁目にこのほど、地域の子どもや学生たちが集えるコミュニティカフェ「On Your Mark Cafe」がオープン。滋賀県立大学などの学生たちが空き家をリノベーション(改修)しており、学生たちの活動拠点としても開放している。昨年12月8日からは学生たちの活動費などを募るクラウドファンディングも始めた。
 店主は大津市出身の忠田季空さん(26)。大学卒業後、まちづくりのコンサルティング会社に勤務していた際、銀座町の振興策の検討に携わったのを機に彦根のまちづくりに関心を抱いた。小中学生を支援する子ども食堂などの施設は市内にあるが、高校生以上の学生たちを支援する拠点が市内に少ないことから、今年4月に退社してコミュニティカフェの開店を目指した。
 県立大学環境科学部3年の梅木望羽さん(21)と坂本日向さん(20)、立命館大学理工学部の学生を含む計6人が7月末から夏休み期間中にリノベーションにあたり、1022日に木造3階建ての2階部分に同店がオープンした。
 店名の「On Your Mark」は陸上競技のスタート時の「位置について」の意味を指す。「学生たちが社会に挑戦する前に過ごす場所にしよう」と名付けられた。
 忠田さんは「高校生や大学生の中には卒業と同時に市内から出て行く学生も多い。学生のうちにチャレンジできる拠点、楽しめる場所にしたい」と語る。リノベーション以外として、SDGsの実現に向けた地産地消の食材メニューの試作を学生たちが担っている。ほかにワークショップや講演会などの会場としても開放している。
 リノベーションの設備費やさまざまなプロジェクトに参加する学生の交通費、活動費などにあてるため、クラウドファンディングを実施。キャンプファイヤーで2月20日まで。目標額200万円。
 カフェのメニューとしては10種類以上の自家焙煎のコーヒーを学生価格で提供。開店時間は午前11時~午後7時。金土曜の午前0時まではカクテルなどのバーとして営業する。月曜定休。問い合わせは同店☎080(5706)7227。

 

2022年12月24日土曜日

新キャラ・わるにゃんこ将軍 ひこにゃんのライバル!?

 彦根市は21日、新しいキャラクター「わるにゃんこ将軍」を発表した。ひこにゃんのアニメ化に伴って誕生したキャラで、定例会見で和田裕行市長は着ぐるみを作る意向も示した。
 市は原作者のもへろんさんに「ひこにゃんの絵本」の制作を依頼しており、今年度中に三部作の絵本が完成する予定。その絵本にひこにゃんのライバル役として、わるにゃんこ将軍が登場。絵本の発表を前にそのイラストを公開した。
 ひこにゃんと同じ体系だが、濃い青色の体に、鋭い目つきが特徴で、とげのような物がある黒色のかぶとをかぶっている。グッズへの転用やほかの形などについて、市企画課は「絵本の発表時期までにもへろんさんと調整する」としている。

彦根ナンバー導入へプレートのデザインを公表しアンケート調査

 彦根市は2025年5月から「彦根」と記された自動車のご当地ナンバープレートの導入を目指している。4種類のプレートのデザインを公表し、今月21日から市民らにアンケート調査を実施している。
 今年4月に地方版図柄入りナンバープレート導入要綱が改正され、その導入基準が緩和。彦根市は移住促進をはじめ、知名度アップによる地域振興や産業の活性化、観光振興を目的に導入を目指すことを決めた。ただ、市単独の場合だと車両台数で条件が満たないため、協力を呼びかけた湖東圏域の犬上郡と愛荘町のうち、参加に応じた甲良町を加えて実施する計画。
 市が考案したプレートのデザインは①ひこにゃんと彦根城②ひこにゃんとわるにゃんこ将軍③ひこにゃんとわるにゃんこ将軍とココラちゃん④彦根城と桜の4案。アンケートでは「滋賀」から「彦根」に変更することへの賛否などを問い、最後にプレートの4案のうちどれが好みかをたずねている。ウェブ版のほか、市企画課や支所・出張所の窓口でも回答できる。来年1月31日まで。
 導入決定後、2025年度以降は滋賀ナンバーを選ぶことはできず、彦根ナンバーが交付される。プレートは無地、モノクロのほか、1000円の寄付でフルカーラーにすることができる。
 なお今年4月時点の車両台数は普通車が彦根4万4334台・甲良3013台、軽自動車が彦根3万9050台・甲良3577台。

2022年11月28日月曜日

アル・プラザ彦根4階みんなの広場オープン

 改装中だったアル・プラザ彦根(大東町)の4階に「みんなの広場」が18日にオープンした。
 約130平方㍍のみんなの広場では、将棋・囲碁・カロム・マージャン、血圧など測定チェック、足湯、健康体操、卓球が楽しめる。午前9時
45分~屋上でラジオ体操、午後0時半~4階で金亀体操がある。ラジオ体操は雨天・降雪時のみ4階となる。
 HOPカードで入会手続きが必要。その後、利用したいサービスを受付に申し込み、会員証を提示して備品を受け取り、制限時間まで楽しみ、返却するという内容。子どもの利用も可。無料。
イベントや展示会、ワークショップなどの利用も可。平和堂では「あなたの特技や趣味を生かして、地域の皆さんと一緒に楽しみましょう」と利用を呼びかけている。無料だが、備品代のみ必要。月曜と木曜が定休。利用時間は午前9時45分~午後4時半。問い合わせはアル・プラザ彦根☎(24)4111。

滋賀中央信用金庫の元本部に学校用品のトラヤ移転へ

 滋賀中央信用金庫の元本部の建物(彦根市中央町)に、銀座町で学校用品などを扱うトラヤが移転することがわかった。年内にも引っ越し作業を終え、来年1月初めにオープンする予定だ。
 滋賀中信の元本部の建物は近江八幡信金との合併前の彦根信金時代の本店だった3階建て。セキュリティ対策や機能面などから、2020年5月に小泉町へ新築移転した際に閉店となり、その後の利用先が注目されていた。
 トラヤは旧四番町(現在の本町の四番町スクエア内)に1953年(昭和28年)7月に創業し、1999年12月に銀座町へ移転した。建物は5階建て延べ約1372平方㍍で1階が店舗、2階が事務所と応接室、3階以上が倉庫になっている。建物の老朽化や作業の効率面などから移転先を探していたところ、滋賀中信側からの打診もあり、延べ約2200平方㍍の旧本部の建物への移転を決めた。
 旧本部の建物は耐震性に問題がないため、ほとんどそのまま活用し、内装を変更。1階はカウンターの外が店舗、カウンターの内側が事務所となり、2階を応接室や展示スペース、イベント会場として、3階を倉庫として利用する計画。駐車場は表通りに3台、裏通りに20台分を確保する。すでに引っ越し作業を始めている。移転後の銀座町の建物の利用は未定。
 安居秀泰社長(71)は「来年は創業70年のため新店舗で迎えたい思いもある。2学期終了後に本格的に引っ越し作業を行い、新学期に合わせて開店したい。社員みんなで助け合いながらこれからも業務を続けていきたい」と話していた。

 

2022年11月8日火曜日

屋形船でアルバイトをしていた滋賀大学経済学部卒の森公寿さんと滋賀県立大学人間看護学部卒の高橋萌さん船上結婚式

 彦根城の内堀で運航されている屋形船で学生時代にアルバイトをしていた滋賀大学経済学部卒の会社員の森公寿さん(29)=岐阜市=と、滋賀県立大学人間看護学部卒の保健師の高橋萌さん(26)=岐阜市=が先月、思い出の地で船上結婚式を開催。屋形船の従業員や両親らから祝福を受けた。
 屋形船を運航しているNPO法人小江戸彦根と、ウェディング衣装のレンタル業をしているサムスィング・フォー(本町1)が共同で企画。学生時代、森さんは屋形船で約2年、高橋さんは3年半アルバイトで働いた。
 2人は昨年3月に入籍し、今年9月11日に結婚式を開いたが、出会った思い出の場所でも式を開こうと、屋形船の上での結婚式にのぞんだ。2人が和装姿で登場すると、従業員や両親から「おめでとう」の声があがり、乗船して船着場から黒門までを約30分かけてゆっくり往復した。
 森さんは「思い出の場所で式ができてうれしい」、高橋さんは「幸せな気持ち。皆さんに支えていただき、うれしいです」と笑顔を見せた。

 

2022年11月2日水曜日

彦根城博物館企画展・上田道三―彦根の歴史風景を描く

 彦根城博物館は10月8日から11月7日まで企画展「上田道三(みちぞう)―彦根の歴史風景を描く」を開いている。
 上田道三は明治41年(1908年)9月28日に市内の柴谷家に生まれた。尋常小学校6年の時に京都へ出て、画家の不染鉄(ふせんてつ)の内弟子となった。昭和7年(1932年)に京都絵画専門学校に入り、卒業後に同研究科へ進み、京都画壇の巨匠として知られた中村大三郎に師事した。同11年に父の兄の上田家の養子となり、同年7月14日に草野光子と結婚。同21年に彦根に戻り、旧土橋町で生活しながら、古書や古絵図を参考に城郭のスケッチを進め、同33年に大作「彦根城廓(かく)旧観図」を完成させた。武家屋敷や古民家の絵を描き、150㍍におよぶ大絵巻も制作した。同36年に彦根市功労者として功労賞を、同53年に滋賀県文化賞の文化功労賞を受賞。同59年3月10日に75歳で亡くなり、2年後に道三の描いた記録画が彦根市に寄贈された。
 企画展では道三が描いた彦根の風景画を中心に、官展での入選作など若い時代の作品を含めた計82点を展示。道三が昭和14年に描いた「水路」は京都市内の疎水にタンポポが咲く春の風景を表現した中村大三郎画塾の創立7周年展の出品作。
 昭和33年の時の「彦根城廓旧観図」は彦根城を大手側の上空から見た景色を描いた縦171㌢×横186㌢の大作。明治時代初期に取り壊された御殿や櫓、戦中戦後に埋め立てられた松原内湖が見られるのも特徴。
 芹橋2丁目の辻番所などの絵「足軽屋敷の部」は約70軒の旧足軽屋敷を描いた総延長150㍍の「武家屋敷および古民家絵巻集」の一部分。昭和32年から道三が住んだ家も登場している。
 「山の湯(明治の風呂屋)」は県政百年企画として昭和47年7月11日から9月21日まで朝日新聞の滋賀版で連載された「とお・むかし」の1回目の原画。明治時代の県内の生活を紹介する連載で、道三がその挿絵を担当した。連載終了後も道三は「画で見る明治の滋賀」のシリーズとして制作し、現在も120点近くが残されている。
 開館は11月7日までの午前8時半~午後5時。