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2024年3月12日火曜日

酒粕使ったローチョコ開発 芹橋のハレトケト「美容と健康に」

 彦根市芹橋2丁目のローチョコレートの店「Hareto-keto(ハレトケト) Raw Chocolate&Detox Cafe」が酒粕(かす)を使ったチョコレートを開発し、2月3日に発売。店主の吉田理恵さん(36)は「美容と健康が気になる皆さんに食べてほしい」と話している。
 吉田さんは2018年10月に足軽組屋敷の村山家住宅=市指定文化財=を改装して開店。48度以上の加熱調理をせずに生(raw)のカカオ豆で作るローチョコレートの店として、マスコミにもたびたび登場している。2021年春には近くの古民家に「チョコレート工場」もオープンした。
 
ビーガン商品
リピーター増も
 
 観光客らに滋賀の食材を使った商品を味わってほしいとの思いから、県内各地にある酒蔵の酒粕に着目。ハレトケトのローチョコと、女性が杜氏(とうじ)を務めている喜多酒造(東近江市)の酒粕をミックスする形の商品を新たに開発した。
 商品名は「発酵美容チョコ 潤味(Urumi)」。発酵食品の酒粕を使っていることで整腸作用による免疫力が強化できるほか、白砂糖や乳製品不使用のためビーガンやベジタリアン志向の外国人らにも対応できるとしている。
 吉田さんは「店や彦根を訪れる市民や観光客の皆さんに、この商品をきっかけに滋賀や彦根に愛着を持ってもらい、そしてリピーターにもつなげたい。ビーガンを視点に海外からのインバウンド増にも貢献できれば」と話している。
 商品は16個入り、計約80㌘。1箱1980円。同店、彦根みやげ本陣、さざなみ酒店(いずれも佐和町)、ここ滋賀などで販売(一部予定)。問い合わせは同店☎050(7115)4899。

 

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