10回目の今年はモデルや一般の女性22人が参加。東京や埼玉、大阪などの結髪師9人が結髪用具のかんざしや笄(こうがい)などを使いながら、約100種類あるとされる江戸時代の髪型のうち、先笄(さっこう)や両輪、勝山など一人ずつ異なる22種類の髪型に整えた。江戸時代風の着物の着付けと化粧を合わせて、一人に約5時間かかった。
この日は降雨の中だったが、古典髪型になった参加者は四番町ダイニングを出発。傘をさしながら一列に並んでキャッスルロードを歩き、京橋でカメラマンらの記念撮影に応じていた。
同研究会代表で愛荘町のユリ美容室の玄田宗七さんは「結髪師が全国的に少なくなっており、県内でも私だけになっている。これからも結髪技術の伝承に努めたい」と話していた。
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