JR稲枝駅西側の彦富町のエリアに、寝具メーカー「西川」(本社・東京都中央区)が工場の建設に向けた準備を進めていることがわかった。約4万平方メートルの敷地に、生産と物流機能を備えた新たな拠点「仮称・西川西日本センター」を整備する計画。今回の工場建設が実現すれば、これまで大規模な開発が進まなかった稲枝駅西側の土地利用が大きく前進することになる。
建設予定地はJR稲枝駅から西へ約200㍍に位置する私有地。工場には生産や物流エリアのほか、交流スペースなども設けられる計画となっている。造成工事の後、来年夏頃から建築工事を開始し、2028年中の完成を予定しているが、原材料や資材の調達状況などによって工期が変更となる可能性もあるという。
西川は460年以上の歴史を持つ老舗寝具メーカーで、創業は永禄9年(1566年)。近江の蒲生郡で生まれた初代・西川仁右衛門が18歳で商いを始め、天正15年(1587年)には八幡町(現在の近江八幡市)に本店「山形屋(現・西川甚五郎本店)」を開設した。現在は東京都中央区に本社を置くが、創業の地が滋賀県というゆかりを持ち、近江商人の流れをくむ企業として知られている。またこれまでにも、公益財団法人を通じて県内の教育機関への寄付や、ふるさと納税などを通じて地元に貢献してきた。
計画地を含む稲枝駅西側エリアは、市が長年にわたり活用策を検討してきた地域だ。これまで、県立高等専門学校や専門職大学の誘致などが検討されたものの、いずれも実現には至らなかった。
稲枝駅周辺では駅東側で住宅開発が進む一方、西側は広大な未利用地が残されてきた。もともと農地だった計画地は、昨年7月に建物の建設が可能な市街化区域へ編入され、開発条件が整った。土地の取得も進められており、周辺住民を対象にした説明会もすでに開催されている。
新しい工場は生産と物流を一体化した拠点になるとみられ、地域経済への波及効果や雇用の創出にも期待が集まる。市内では企業立地による産業基盤の強化が課題にもなっており、西川の進出が実現すれば、市全体の新たな振興につながる動きとして注目されそうだ。
西川は460年以上の歴史を持つ老舗寝具メーカーで、創業は永禄9年(1566年)。近江の蒲生郡で生まれた初代・西川仁右衛門が18歳で商いを始め、天正15年(1587年)には八幡町(現在の近江八幡市)に本店「山形屋(現・西川甚五郎本店)」を開設した。現在は東京都中央区に本社を置くが、創業の地が滋賀県というゆかりを持ち、近江商人の流れをくむ企業として知られている。またこれまでにも、公益財団法人を通じて県内の教育機関への寄付や、ふるさと納税などを通じて地元に貢献してきた。
計画地を含む稲枝駅西側エリアは、市が長年にわたり活用策を検討してきた地域だ。これまで、県立高等専門学校や専門職大学の誘致などが検討されたものの、いずれも実現には至らなかった。
稲枝駅周辺では駅東側で住宅開発が進む一方、西側は広大な未利用地が残されてきた。もともと農地だった計画地は、昨年7月に建物の建設が可能な市街化区域へ編入され、開発条件が整った。土地の取得も進められており、周辺住民を対象にした説明会もすでに開催されている。
新しい工場は生産と物流を一体化した拠点になるとみられ、地域経済への波及効果や雇用の創出にも期待が集まる。市内では企業立地による産業基盤の強化が課題にもなっており、西川の進出が実現すれば、市全体の新たな振興につながる動きとして注目されそうだ。