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2018年12月25日火曜日

切り絵作家の平松弘三さん県立盲学校の生徒たちの顔を切り絵で作りプレゼント

 切り絵作家の平松弘三さん(62)=高島市マキノ町=が、彦根市西今町の県立盲学校の生徒たちの顔を切り絵で制作。18日に同校を訪れてプレゼントした。
 平松さんは長浜市立朝日小学校で校務員として勤務。昨年10月から切り絵を始め、児童たちや保護者の顔を切り絵にして贈ってきた。朝日小の図書室で点字の絵本を読んだ際、点字を切り絵にしたら視覚障害者でも形が理解できると考え、盲学校に児童生徒の顔を切り絵にした作品の贈呈を申し出た。
 盲学校の幼稚部から理療科までの18人分の顔写真を受け取った平松さんは、11月初旬から制作を開始。B5サイズの黒色の紙をカッターで切りながら一人3、4時間ずつかけて顔を作成し、表面がつるつるとしたA4サイズの白色の厚紙に貼って完成させた。
 平松さんが盲学校を訪れた18日は、高等部2年の田中芹奈さん(16)と理療科の田中秀幸さん(58)が出迎え、それぞれの作品を受け取ると早速、手で触れながらうれしそうな表情を見せていた。田中秀幸さんは「自分の顔よりも一枚も二枚も男前に仕上がっており、感謝しています。家宝にします」と礼を述べ、平松さんに指圧のサービスをしていた。
 平松さんは「切り絵を絵本に用いて、動物などの形を視覚障害者が理解できるようなユニバーサルデザインの絵本を作りたい」と意欲を示していた。

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