市消防本部によると、今年9月30日午後0時ごろ、70歳代の男性が一人で住む肥田町の木造平屋建ての民家で火災が発生。その民家近くに住む本持真弥さん(35)から、煙が出ているとの連絡を受けた外出先から帰宅途中だった廣田さんと麻里さんが急いで戻ると、民家の火災を確認。麻里さんが119番通報し、廣田さんがその民家の窓から中に入り、風呂場にあった桶に水をくんで数回往復して消火した。通報から9分後の午後0時19分に消防隊が到着した際にはほぼ鎮火状態だったという。
廣田さんは数年前まで住んでいた東近江市内で消防団に入っていた。岡田広幸消防長から感謝状を受け取った廣田さんは「消防団員だった時に何度か火災現場で活動していた。大したことはしていないので(感謝状に)驚いている。延焼することがなくて良かった」と話していた。
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