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2010年3月6日土曜日

「ひこね城下町大道芸まつり」7日 彦根市内商店街で18組がパフォーマンス

 全国各地から18組の大道芸人が集う「ひこね城下町大道芸まつり」が7日、彦根市内の銀座・中央商店街で開かれる。6日には大道芸のプレイベントも催された。
 パントマイムや猿回し、自転車芸などの大道芸人によるパフォーマンスのほか、市内飲食店による「えんぎ市」、市民団体による商品販売の「にぎわい市」、ミニSLや昔の遊び体験など「子ども広場」もある。午前11時~午後4時。オープニングにはひこにゃんと、銀座医商店街のキャラ・ゑびすくんも登場する。雨天決行。
 6日のプレイベントは、四番町スクエアでジャグリングショー、登り町グリーン通りでミニ大道芸、リバーサイド橋本通りでミニ大道芸とちんだんバンドが行われた。

「大江戸吹雪」の舞い披露 城西小児童、21日の本番前に

 彦根市立城西小学校の児童が3日、井伊直弼の開国への思いをうたった民謡「大江戸吹雪」の舞いを披露した。
 井伊直弼と開国150年祭を機に結成された市民有志の団体「直弼のこころを伝える会」(直心会)が、平成20年10月から大江戸吹雪を通じて直弼の思いを広めようと舞いを練習。子どもたちにも大江戸吹雪を知ってもらおうと、体験教室を企画した。
 城西小では3年生47人が今年からクラスごとに総合的な学習の時間で練習をしてきた。3回目の全体練習となった3日、児童たちは直心会の会員の手本を見ながら、練習の成果を披露していた。
 児童の山本秀哉君(9)は「扇子の返し方をもう少し練習しないと。本番(21日)までには完璧に仕上げたい」と話していた。
 21日の本番は大手門前広場である全国古式砲術鉄砲サミット2日目の開会前(午前9時10分)~。直心会のメンバーや城西小児童ら約70人が演舞を披露する。

彦根城の世界遺産登録 滋賀県と市・推進協議会設置へ

 彦根城世界遺産登録推進委員会の第2回会議が2日、市役所で開かれ、滋賀県と彦根市で登録推進のための協議会を平成22年度に設置する方針が示された。
 会議では推薦に向けた課題として、文化庁から▽すでに登録されている姫路城と異なった普遍的価値を立証させること▽彦根城跡の保存整備を進展させること―などの指摘があることを紹介。
 国宝四城のなかでも、彦根は上屋敷の表御殿と、玄宮楽々園・松原下屋敷の下屋敷、城下町の町割りや特有の建造物が残っているという相違点を報告した。
 来年度の活動としては、国や世界遺産に詳しい学識者の指導と助言を得ながら推薦書原案の素案を作成するとし、そのために県と市で推進協議会を設置。平成23年度に推薦書原案を作成し国からの推薦を目指すことを確認した。

2010年3月4日木曜日

彦根城の屋形船4隻目「柳王丸」運行開始、観光客周遊目指し山崎郭前に船着場も新設

 彦根城の内堀で屋形船を運航しているNPO法人小江戸彦根(棚橋勝道理事長)は2日から、4隻目となる「柳王丸(りゅうおうまる)」の運行を開始。また観光客の周遊性を広げるために城内の山崎郭前に新しい船着場を整備した。
 彦根城築城400年祭を機に運航を始め、第1弾の「掃部(かもん)丸」(平成19年3月)以降、「万千代丸」(同8月)、「中将(ちゅうしょう)丸」(20年3月)を製作。運行開始から今月で3年目を迎え、乗船客は延べ約3万1000人。
 柳王丸は、船体が長さ約11㍍・幅約2・4㍍で、高さ約1・4㍍の屋形を取り付けた。鈴竹工務店(豊郷町)代表の鈴木大祐さん(44)=彦根市東沼波町=が製作を担当。屋形の屋根には彦根仏壇の漆塗りや飾り金具、金箔押しの技術を取り入れ、外観を江戸時代に実際に運航されていた「本物」に近づけた。
 またお年寄りや障害者が安心して乗り降りできるよう乗降口のスペースを広めにしたほか、屋形の高さを高くし、屋根も取り外せるようにした。名称は井伊直弼の雅号「柳王舎(やぎのわや)」から採用。
 柳王丸の運航に合わせ、山崎郭前にも下船専用の船着場を整備。山崎郭周辺や滋賀大学の陵水会館、ヴォーリズ洋館、スミス記念堂などの遺産へ観光客が訪問できるようにした。
 お披露目会で棚橋理事長は「屋形船の製作はこれを最後にし、彦根の観光資源として定着させたい」と話した。
 なお屋形船の運航時間は1時間間隔で、平日が午前10時~午後3時、土日祝日が午前10時~午後4時。乗船料は中学生以上1200円、小学生以下600円、3歳以下無料。予約も可。問い合わせは小江戸彦根℡080(1461)4123へ。

彦根鉄砲隊のキャラ「ひこどん」誕生、彦根総合高生が着ぐるみ製作

 今月20、21日の両日、彦根城内で開かれる「戦国古式砲術・鉄砲サミットin彦根」のシンボルキャラクター「ひこどん」の着ぐるみが先月末に完成。製作した彦根総合高校の生徒と一緒に3日、市役所に訪問した。
 ひこどんは、しまさこにゃん、いしだみつにゃんを作った、やまもとひまりさんが考案。「井伊の赤備え」の鉄砲隊をイメージしており、赤色の具足を着、「井」の紋章が入った旗印を背に、鉄砲を構えている。
 彦根鉄砲隊に同校の理事が所属していることから、着ぐるみを作ることになった。製作担当は彦根総合高校アートデザイン系列3年生の中島菜摘さん(17)と徳田晃子さん(18)。昨年末に材料を調達し年明けから製作に取り掛かり、休日にも登校しながらすべて手縫いで約2カ月かけて仕上げた。
 着ぐるみは身長が183㌢・胴回りが最大で137㌢。鉄砲や旗も作っており、イラストでは隠れていた胴の部分には橘の家紋が入っている。3日に市役所に訪問した徳田さんと中島さんは「ひこどんには、ひこにゃんと並ぶ人気者になって、彦根といえば、『ひこにゃんとひこどん』と言われるようになってほしい」と述べた。

2010年3月3日水曜日

江戸期の旧酒造店「中村商家」 酒蔵や文庫蔵、明治期の主屋

 彦根市旭町の旧酒造店「中村商家保存館」(国指定登録文化財)には、江戸末期に建てられた文庫蔵と酒蔵、明治44年建設の主屋が残っている。
 中村家は、本家(現・京町1)から分かれた分家の初代が町屋街(旧下瓦焼町)に移り住み、寛永11年(1634)ごろに酒造店を始めた。しかし、江戸末期から明治初期にかけて酒造業から酒販売店に変更。昭和25年まで商売を続けた。現在、館長の中村武三さん(84)で十二代目。
 建物全体は間口約25㍍、奥行き約28㍍。主屋は木造2階建て建築面積216平方㍍。表側に店と座敷の部屋があり、その南側には土間がある。2階は舟底天井で従業員の部屋になっていた。主屋の裏側には台所、納戸、かまど、風呂場などを設けている。建物は明治42年(1909)8月の地震で壊れ、翌年から大改修された。
 主屋座敷の北側に広がる内庭には江戸末期建設の土蔵造り2階建て建築面積28平方㍍の文庫蔵がある。主屋の背後には江戸末期建設で土蔵造り2階建て建築面積109平方㍍の酒蔵がある。酒造業を営んでいた時の蔵で、外部は改装されているが、内部は当時のまま。
 平成9年6月に中村商家保存館が設立され、同11年に国の登録文化財に選定。先月19日には彦根市の「景観重要建造物」と「歴史的風致形成建造物」に指定された。
 中村商家保存館の一般公開が今月16日から始まる。開館は6月15日までの火木土日曜と祝日。午後0時半~同4時。入館料は高校生以上200円、小中学生100円。10人以上の団体割引あり。問い合わせは同館0749(23)5297へ。

2010年3月2日火曜日

ひこにゃん使用料 有料へ、7月から

 井伊直弼と開国150年祭(今月24日まで)終了以降のひこにゃんのイラスト使用料について、獅山市長は1日、7月から原則有償化する方針を示した。
 ひこにゃんは、財産区分でみた場合、「普通財産」にあたるとして、イラストを使用してグッズを販売する場合などは有償化にするのが適当と判断した。ただし、市内の業者や、ポスター・名刺など公共性のある場合は無償か減免措置にする。
 使用希望者は、申請書を市に提出し、市が有償と判断した後、弁護士と使用料の利率を相談する。弁護士との交渉開始時期は未定。申請期限は6月末まで。
 なお平成20年1月からの申請件数は約1400件で、使用許可は昨年末時点で990件。そのうち有償化にあたる件数は840件だった。