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2016年1月12日火曜日

ローザンヌ国際バレエコンクール予選を彦根の松本美奈さん(15)突破、31日から2月7日にかけてスイスで開かれるコンクール参加

 若手バレエダンサーの登竜門「ローザンヌ国際バレエコンクール」の予選(ビデオ審査)を、彦根市開出今町の松本美奈さん(15)=近江兄弟社中学3年=が突破。1月31日から2月7日にかけてスイス・ローザンヌで開かれるコンクールに参加し、上位約20人が出場できる決戦の舞台を目指すことになった。 
 同コンクールは15歳から18歳を対象とし、予選はレッスンの様子などを撮影したビデオで行う。世界で71人がビデオ審査を突破し、日本からは松本さんを含む12人が選ばれた。
 松本さんは母親の勧めで4歳から小野佳代子バレエ教室(彦根市西今町)に通っている。これまでコンクールでの入賞経験は無かったが、ここ1年で急速に成長。今年のユースアメリカグランプリではベスト12に選ばれ、来年4月のニューヨークでの決勝の出場権を獲得した。
 「テレビでローザンヌ国際バレエコンクールの決戦を見て15歳になったら挑戦したいと思っていた」と語る松本さん。小学6年生からはイギリスのサマースクールに参加するなど、海外での活躍を視野にレッスンに取り組んできた。
 コンクールでは世界各国から集まった仲間と一緒に世界一流のレッスンを受け、最終的に決戦の舞台に進める約20人が選抜される。松本さんは「世界の友達と一緒にレッスンするので、自分にないものを見つけたい」と話し、4歳から指導にあたっているバレエ教室主宰の小野さんは「何も失うものはない。恐れずに思いっきりやって、決戦を目指して欲しい」とエールを送っている。

滋賀大学、滋賀県立大学、サンライズ出版がおうみ学術出版会設立

 滋賀大学、滋賀県立大学、サンライズ出版は、分かりやすい表現の学術書を出版するための「おうみ学術出版会」(事務局・滋賀大)を設立。昨年末に滋賀大で調印式を開いた。
 滋賀大や県立大の教員らが滋賀(近江)について研究した内容を、より多くの人に広めていくため、滋賀大の呼びかけで同出版会を設立。誰でも理解できる内容の本を年間2、3冊のペースで出版していく。
 平成25年4月から昨年9月まで大学教員らによる懇話会を計12回開いており、今年2月25日には創刊号として「江戸時代近江の商いと暮らし」を発刊する。本では滋賀大の教員らが約20年間研究してきた近江商人についての内容を紹介しているという。1冊3000円。
 以降も県立大の教員による「長浜曳山考(仮称)」、滋賀大による「子どもの遊び(仮称)」などを順次、発刊していく予定。
 調印式には滋賀大の佐和隆光学長、県立大の大田啓一理事長、サンライズ出版の岩根順子社長が出席し、協定書にサインした。

2016年1月6日水曜日

滋賀彦根新聞・滋賀夕刊新聞創刊者の押谷盛利氏死去

 滋賀彦根新聞の創刊者でコラム「時評」を長年執筆してきた押谷盛利(おしたに・もりとし)氏が先月21日午後5時53分、老衰のため米原市の自宅で死去した。92歳。故人の生前よりの希望で、葬儀・告別式は24日、家族のみで営まれた。喪主は妻の崇子(たかこ)さん。後日、「お別れの会」が開かれる。
 昭和34年の長浜市の日刊紙「滋賀夕刊」(当時は夕刊滋賀)の創刊当初からコラムや記事を執筆。国内外の政治や経済、教育、環境、文化、健康など幅広いテーマについて、鋭い切り口で独自の論陣を張り、読者の共感を集めた。「ニュースや世相に対する感動、主張を前向きの姿勢でストレートに訴えること」を執筆の心得としていた。近年では、彦根市長選や滋賀県知事選、国勢選挙など政治分野のほか、旧豊郷小学校の保存運動で世論をリードし、その実現を後押しした。
 押谷氏は大正12年、旧東浅井郡上草野村野瀬生まれ。大阪市内の高校を卒業後、中央大学法学部に入った。学徒出陣で召集され、伏見の野砲隊を経て陸軍船舶部隊「暁部隊」として広島に派遣。「原爆投下の2週間前に佐賀県へ転属し、九死に一生を得た」と当時を振り返っていた。復員後は古里へ戻り、村の制度改革や暴力組織追放運動に取り組み、市民7000人が集った暴力追放集会は当時を知る人の語り草となっていた。昭和34年に長浜市議に初当選し、同38年に再選した。昭和50年には県議会議員に当選した。
 市議初当選の年に長浜市神前町を拠点に「滋賀夕刊」を創刊。日刊の通常版に加え、伊香版、東浅井版、米原版、彦根・犬上地域では「しが彦根新聞」を発行し、湖北・湖東地域のローカルニュースを伝えてきた。
 新聞発行業の傍ら、長浜文学協会を立ち上げるなど地域の文化活動を積極的に支援した。平成15年には地方自治功労で勲五等瑞宝章を受章。
 「時評執筆が生きがい」と、卒寿を迎えてもなお健筆を振るっていたが、高齢を理由に今年11月26日の時評(長浜版)をもって筆を置いた。以降は自宅で隠居生活を送っていた。
◇   ◇
 なお、遺族の希望で弔問、弔電、香典、供物、供花は辞退。お別れの会の日時、場所は決まり次第、滋賀夕刊、しが彦根新聞の紙面で告知する。

浜松市井伊谷の「井の国会」彦根訪れ井伊直虎(次郎法師)PR

 井伊家発祥の地、静岡県浜松市北区引佐町井伊谷の歴史愛好家団体「井の国会」のメンバーが先月17日、彦根市や多賀町を訪れ、再来年のNHK大河ドラマの主人公で生涯のほとんどを井伊谷で過ごした井伊直虎(次郎法師)をPRした。
 同会は毎年、引佐町や井伊家のゆかりの地を巡るツアーをしており、26回目の今年は36人が「井伊直虎ゆかりの地」と書かれた旗を手に持ちながら彦根と多賀を訪問。彦根へのツアーは6年ぶりで、午前中に多賀大社やその周辺を巡り、夢京橋キャッスルロードと四番町スクエアで買い物と食事をした後、午後には埋木舎や彦根城博物館、天寧寺を見学した。
 彦根には何度か訪れているという同会会長の石原正美さん(73)は「彦根はふるさとのような場所で、市民の皆様は何度訪れても私たちを温かく迎えてくれる」と笑顔で話した上で「直虎については、彦根でもまだまだ知られていない」と述べていた。

井伊直虎市民応援隊を設立

 再来年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放映に合わせて、市民団体・ひこねを盛り上げ隊の隊長・正村圭史郎さん(47)が「井伊直虎市民応援隊」を設立。先月17日に彦根市民会館2階で立ち上げ式を開いた。
 直虎は彦根藩初代藩主・井伊直政が幼少期のころ、養母として直政を育てた尼の次郎法師の別称。当時は井伊家存続の危機にあった時代で、その危機を「女城主」井伊直虎とかたり、指揮したことで知られる。直政のはとこにあたる。
 正村さんは、約1年後の大河ドラマの開始に合わせて、彦根市民らに直虎について知ってもらおうと「応援隊」を設立。月1回のペースで勉強会などを開く。地域の自治会や子ども会などの集まりにも講師として駆けつけるという。
 正村さんは「来年の今ごろは、多くの人が直虎について知ってもらっていることを目指しがんばりたい」と話している。入隊は自由。問い合わせは正村さん☎090(3673)2277。

2016年1月5日火曜日

未婚の息子・娘の親同士による「お見合い」、1月21日にホテルサンルートで

 未婚の息子・娘の親同士による「お見合い」イベントが、1月21日に彦根市旭町のホテルサンルートで開かれる。主催の良縁親の会(京都市)では参加者を募集している=写真は別会場で。
 平成22年の総務省の国勢調査結果によると、年齢別の未婚率は男性の25~29歳が71・8%(平成2年時65・1%)、30~34歳が47・3%(同32・8%)、女性の25~29歳が60・3%(同40・4%)、30~34歳が34・5%(同13・9%)と、いずれの年代も20年間で未婚率が大幅に上昇。特に女性の晩婚化が進んでいる。
 企業などによる婚活支援は当事者同士が対面してのお見合いとなり、入会金や成婚時の支払い、報告義務などが必要だが、同会による親同士のお見合いは参加費のみで報告義務もない。
 同会では平成16年に京都市内で親同士のお見合いイベントを開いたのを皮切りに、これまでに近畿・東海地方を中心に全国各地で計245回開催。継続して出席している親もおり、これまでに延べ約2万人が参加している。県内では近江八幡市と大津でも開いており、彦根は平成24年1月の開催以来。
 参加希望の親は、子どもの職業や学歴、趣味、資格、婚姻歴、相手の条件などを所定の書類に記入し応募。後日、住所と氏名以外が記された書類が性別ごとに送られ、希望の相手を選択し、当日、相手の親と面談をする。
 対象は50歳ぐらいまでの独身の息子・娘を持つ親。参加費は親一人1万1000円。先着100人。当日は午後0時半~受付。子どもの写真の持参を。
 同会代表理事で長浜出身の脇坂章司さんは「誰しも結婚したい気持ちがあるはずですが、社会情勢や出会いの無いことで結婚難になっている。私の出身地でもある滋賀北部は気になる地区。親御様がんばってください」と来場を呼びかけている。問い合わせは同会☎075(213)0506。

2015年12月8日火曜日

寺村邦子さん著書 ギネス挑戦の「奮闘記」

 ギネス記録の挑戦イベントの主宰者として知られる彦根市尾末町の寺村邦子さん(60)が、これまでのイベントを振り返った著書「この指、とまって~!!ギネスのくんちゃん奮闘記」を発刊した。
 寺村さんは平成19年3月23日から31日まで鳥居本駅で行った182時間コンサートを皮切りに、毎年のように市内でギネス記録の挑戦イベントを開催。これまでに市内でギネス記録を9回成功させている。
 本では序章で、寺村さんの祖父で彦根城の桜を植えたことで知られる吉田繁次郎さんについて、第1章では最初のギネス挑戦イベントのきっかけになった音楽会について掲載。
 以降、第6章まではギネス記録を達成したイベントでのエピソードや、東日本大震災発生後に行った181種類の楽器での大合奏、認定団体のギネス社への不満などを記しており、文の中では本紙記者も登場する。
 寺村さんは13回目の挑戦として今年5月29、30日に彦根市立病院で市民持参の物を未来に残すタイムカプセルのイベントをしたものの、失敗に終わった。当時は本紙の取材に「もう、これが最後かな」と話していたが、本では「今まで参加してくださった皆さんからの励ましがいっぱいくるんですよ。(中略)そんなに年をとっても、テンションを上げて張り切る私がいるんでしょうね。ふふ、たのしみだな」と書いており、ギネス記録の挑戦に再び意欲を示している。
 最後のページでは家族の写真やこれまでの年賀状、彦根城の桜の写真も掲載している。本はB6判のカバー付き、181ページ。希望者には「カンパ」で提供し、集まった金は「復興ピアノ」の整備費に寄付する。
 問い合わせは寺村さん☎090(5152)3918。