彦根市と犬上郡の話題を中心に、関連する国政や滋賀県政のニュースもお送りします。取材依頼や身近な話題の提供などもお待ちしています。 電話0749-65-0608 FAX0749-62-4483 メール(hikone@shigayukan.com)

2018年9月13日木曜日

スーパーカロムなどニュースポーツ出前講座を受け付け

 カロムの拡大版のスーパーカロムなど「ニュースポーツ」の普及活動をしている彦根市スポーツ推進委員協議会は、出前講座の申し込みを受け付けている。ビバシティ彦根で2日、ニュースポーツのPRイベントを開き、子どもたちや来店客が体験していた。
 同協議会が取り組むニュースポーツはスーパーカロム、シャトルが大きいファミリーバドミントン、スマッシュが無い卓球のスーパードライブ、ビーチボールバレーなど10競技。「いつでも、どこでも、誰でも、いつまでも」をモットーに、幅広い年齢層が一緒に楽しむことができる。
 市民や町民にニュースポーツを体験してもらおうと出前講座を開講。希望する個人・団体は、日時、会場、参加者数、年齢層、したいスポーツを事務局の市教委保健体育課に連絡し、出前講座の当日には推進委員の指導で一緒にニュースポーツを楽しむ。
 ビバシティでのPRイベントではスーパーカロムのほか、グランドゴルフのクラブで白と黒の球を打って競う囲碁ボール、両端にボールが付いたひもをはしごにかけて点数を争うラダーゲッターが行われ、子どもたちや家族連れが体験していた。3競技とも体験した城東小2年の山田哲平君(8)は「どのスポーツも楽しかった。また機会があればプレーしたい」と笑顔を見せていた。
 道具の貸し出しも受け付けており、彦根市のホームページで案内している。出前講座、貸し出し無料。問い合わせは保健体育課☎(24)7975。

彦根の夜の見所紹介するフォトガイドブック彦根夜さんぽ発行へ京都造形芸術大生が袋町など取材

 彦根市内の夜の見所を紹介するフォトガイドブック「彦根夜さんぽ」を発行するため、京都造形芸術大学の学生たちが8月28日から30日まで市内を訪れ、袋町などの店を取材した。
 袋町など市内の飲食店が加盟する滋賀県社交飲食業生活衛生同業組合が、女性が楽しめる市内の観光スポットの発掘と観光客の宿泊増、回遊性の向上を目的に企画した。
 ガイドブックの制作の依頼を受けた京都造形芸術大学は情報デザイン学科の2年から4年生の学生6人が担当。本町宿を拠点に昼間と夜間に市内の店を回って写真撮影と取材をした。取材最初の28日には学生たちが銀座商店街などを歩き、銀座町のジェラート店のGelateria Azzurroでは青池貴司代表取締役から店や商品の特徴の案内を受けた。
 ガイドブックは計30店舗分の51カットの写真の掲載を予定。「彦根夜さんぽ」のコーナーでは、女性でも楽しめるスナックや路地の奥など袋町内のほか、食べておきたいディナーメニューを提供する店や、飲んだ後や散歩の後に食べたくなる近江ちゃんぽんの店を紹介。また「彦根昼さんぽ」では昼間に散策できるキャッスルロード周辺や、散歩で疲れた時にスイーツが食べられる店を案内する。
 学生の松本舞子さん(20)=3年生=は「当初は近代的な建物が建ち並ぶイメージだったが、落ち着いた雰囲気でとても良いまち。どのようなスナックなどを紹介するか楽しみにしていてください」と話していた。ガイドブックはフルカラーの24ページで1000部発行。9月下旬から掲載された店舗などで無料配布される。

2018年9月10日月曜日

スペインハンドボール連盟のフランシスコ・ブラスケス会長ら合宿地になる彦根市内で練習施設などを見学

 スペインのハンドボール連盟のフランシスコ・ブラスケス会長らが5日から7日まで、2020年の東京五輪で合宿地になる彦根市内を訪れ、練習施設などを見学した。
 来彦したのは、フランシスコ会長、女子ハンドボールの元スペイン代表選手のジェシカ・アロンソさんとベロニカ・マリア・クアドラード・デエサさんら5人。一行は練習施設になる予定の岡町のパナソニック彦根工場体育館を5日に、芹川町の彦根総合高校グリーンアリーナを6日に視察。
 そのうち彦根総合高ではハンドボール部の1年から3年生までの部員15人と交流した。フランシスコ会長は「スポーツは人間形成にも大切。コート内は戦場だが、コート外に出ると家族のように他の選手たちと接してください」とアドバイスし、ハンドボール部主将の高山博暉君(18)らから質問を受けていた。最後にはジェシカさんやベロニカさんらが実際にシュートを披露し、ゴールするたびに歓声が沸き起こっていた。その後、更衣室や調理室なども見学した。
 一行は6日夕方に仮庁舎で協定書に調印、7日にトレーニングジムになる開出今町のフィットウィルを見学し、8日朝に帰国した。

台風21号で彦犬地区でも大きな被害

 4日に近畿地方を直撃した台風21号で、彦根城など市内各地で建物の損壊や事故、農作物の被害が発生した。
 彦根城では天守2層目の漆喰壁が幅4・5㍍×高さ3㍍にわたってはがれたほか、玄関や多門櫓の一部もはがれ落ちた。天秤櫓や二の丸佐和口多門櫓にも被害があり、倒木の影響で表門、大手門からの山道が通行できなくなり、彦根城と彦根城博物館が同日、休館となった。玄宮楽々園では臨池閣の屋根が一部破損し、槻御殿の楽々の間と地震の間の屋根などが壊れた。屋形船の船着場の建物も崩壊した。
 佐和山城跡では登山道が倒木などで登れないため、安全が確保されるまで通行止めになっている。文化財では国の登録有形文化財の旧石橋家住宅(芹町)の塀が倒壊、市指定文化財の金亀会館(中央町)が玄関や小窓のガラスが割れ、辻番所(芹橋)の壁がはく落した。犬上郡では西明寺(甲良)の国宝の本堂で屋根と基礎部分が一部損壊し、県指定文化財の念称寺(甲良)本堂の屋根板が壊れた。

 市内では、戸賀町から高宮町にかけての「くすのき通り」で建物のトタン屋根と見られる鉄板が自動車2台にぶつかり、一時通行止めになった。石寺町の県道では午後2時半ごろ、トラックが横転し運転していた米原市の女性(50)が右腕に軽傷を負う事故が発生した。また強風であおられて68歳から89歳までの男女3人が転倒。彦根市消防本部によると、この台風でのけが人は計8人だった。
 彦根梨もほとんどの梨園で落下する被害が出た。各梨園では台風予防として横面の青色と上部の白色の網で樹木の周囲を覆っているが、台風の横風で上部の白色の網が飛ばされて、強風を受けた樹木で被害が出た。市によると、これから収穫のピークを迎える豊水の2割にあたる約3万個が落下したという。平成13年から収穫している山田吉数さん(73)は幸水77本と豊水33本を育てているが、3日前から収穫を始めた豊水の1割ほどが落下。「病害を除いて風による被害として過去最大。自然相手だから仕方ないけれど」と話していた。
 市内ではほかにも各所で建物の損壊、塀の倒壊、倒木などの被害が出た。

2018年9月6日木曜日

映画「カメラを止めるな!」ビバシティシネマで上田慎一郎監督と音楽を担当した鈴木伸宏さん舞台挨拶

 全国的に話題になっている映画「カメラを止めるな!」の上映が8月31日から彦根ビバシティシネマで始まり、初日には上田慎一郎監督(34)と音楽を担当した鈴木伸宏さん(33)が舞台挨拶をした。
 2人は長浜市木之本町出身で幼稚園から高校まで同級の幼なじみ。一緒に1時間ほどかけてビバシティシネマに通って映画を見ていたといい、上田監督は「いつも遠足みたいな感じで来ていた。十数年ぶりだが、売店やチケット売り場などどこも変わっていない」と懐かしんだ。
 中高生の時から2人で映像を撮影していたことから「いつか、ビバシティシネマで上映される日を待っていた。今日その日が来た」と話し、笑顔を見せていた。また来場者の中に2人の同級生や高校時代の担任の教員を見つけて、当時の思い出話で盛り上がる場面もあった。
 映画の中では37分間、撮影し続けるワンカットシーンがあるが、上田監督は「撮影では『本当のトラブル』もあり、そのまま使っている。ゾンビメイクが間に合わず、台本を飛ばしたシーンもある」と舞台裏を明かした。
 映画「カメラを止めるな!」は、山奥の廃虚でゾンビ映画を撮影していたクルーが本物のゾンビに襲われるというストーリー。オーディションで選ばれた無名の俳優たちによる作品だが、今年6月に東京都内の2館で上映が始まって以降、全国各地に広まった。
 ビバシティシネマでは「動員100万人の突破」が発表され、200人以上の満席となった会場からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。最後には上田監督らと来場者がゾンビポーズをとっての記念撮影が行われた。

城南小学校区で下校時に動画撮影できるカメラ取り付け自転車でパトロール

 彦根市立城南小学校区で8月28日から子どもたちの下校時に、住民たちがヘルメットに動画撮影できるカメラを取り付けて自転車でパトロールする取り組みが始まった。
 今年5月に新潟市内で小学2年生の女児が下校途中に連れ去られて殺害された事件を受けて、城南学区の住民たちで組織する小泉町青少年育成協議会が不審者対策の一環として、カメラで撮影しながら見守る自転車パトロール隊を2学期に合わせて結成した。
 同協議会に所属する約20人がローテーションで、カメラを装着したヘルメットをかぶって「監視カメラ作動中」と記されたプラスチック板を前後に着けた自転車に乗って、下校時間の午後3時から1時間半、城南学区内をパトロールする。映像を記憶するSDカードを5枚用意し、月曜から金曜に分けて映像を1週間保存できるようにする。同協議会の永井嘉和会長(66)がSDカメラなどを保管し、不審者が出た場合には警察に映像を提供する。
 初日はキックオフイベントがあり、同協議会のメンバーが「ウチの子に手出したら承知せえへん」と書かれたプラカードを手に見守る中、カメラを装着したヘルメットをかぶった女性1人を含む3人が自転車に乗って、児童たちの拍手を受けながら最初のパトロールに出て行った。
 永井会長は「子どもたちの安全確保は地域の皆さんの切実な願いで、その第一歩が踏み出せた。このシステムを作り上げて、広めていきたい」と話していた。今年度は170度を見渡せるカメラを装着し、来年度以降は360度の全方位カメラにする予定。

2018年9月1日土曜日

かがりの整骨院 野球肘を予防するためのエコー検査を無料で実施

 彦根市高宮町のかがりの整骨院は、投げすぎなどで肘を痛める「野球肘」(通称)を予防するためのエコー検査を無料で実施している。中村泰彦院長(33)は「将来ある選手たちが野球を続けていけるように役立ちたい」と来院を呼びかけている。
 野球肘は投手を中心に野球選手の発症がほとんどで、内側、外側、後ろ側の3分野に分けられる。中村院長によると、痛みなど自覚症状がなくても発症している場合があり、特に「離断性骨軟骨炎」と呼ばれる外側系は痛み出すと手術が必要な場合が多いため、早期の発見が重要だという。
 エコー検査では肘の関節や骨の軟骨の損傷具合を調べ、異常なし、要治療、要手術の3パターンの鑑別を行う。かがりの整骨院で検査後、要手術以外の患者には超音波刺激で治していく。
 2カ月前から野球肘のため通院している市立金城小学校6年の石井利樹君(12)は「痛みで投げることができなかったが、最近は痛みも消えた」と話していた。
 かがりの整骨院には小学生から高校生までの野球選手たちが野球肘の治療のために毎月30人ほど通院している。中村院長は「甲子園を見ていると1人で投げ抜く投手がいるが、野球肘をそのままにしておけば、将来野球ができなくなる可能性もある。科学的根拠に基づいた適切な判断と処置を早期に行う必要がある」と話している。
 エコー検査は無料だが、治療は有料。受付時間は午前9時~午後1時と午後3時~同8時。休診は土曜午後と日祝日。問い合わせはかがりの整骨院☎(27)3360。