11日の同委員会では20年度予算案に対し、獅山向洋、谷口典隆、北川元気、角井英明の各議員が反対討論を行った。
谷口議員「市長の思いつき予算」
反対討論で指摘、公政会の判断焦点
そのうち谷口議員は予算案に盛り込まれた庁舎耐震工事や新市民体育センターの整備費については「否定するものではない」としながら「着手時期が重なったことは大久保市長の失政のツケだ」と切り捨てた。また特別顧問の招へい、ジョージア国・ムツヘタ市との交流、アジア国際子ども映画祭などについては「所管を置き去りにした市長の思い付き予算であり、無条件に認めることは厳しい」と指摘。「新型コロナウイルスの感染拡大により、市の税収が大幅に減ることが予想される中、どうしても必要な予算を見定める必要がある」と述べた。
採決では公政会の長崎任男、野村博雄、森野克彦、夢みらいの赤井康彦、森田充の各議員が賛成したが、反対討論をした4人と辻真理子、公政会の小川隆史の各議員が反対し否決された。
公政会だけを見ると賛成3、反対2。残りの所属議員7人を含め、本会議でどのような対応をとるのか注目される。
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