県内には感染者が入院する感染症指定医療機関が彦根市立病院を含めて7カ所あり、34床(うち彦根市立病院4床)の病床があるが、8日時点で23人が入院している。
県の試算では、感染のピーク時に入院が必要な感染者が7700人、うち重症者が約2000人に上るという。県は感染による入院患者が34人を超える場合に備えて、彦根市立病院と県立総合病院に病床の確保を要請した。
人口呼吸器や防護服
提供支援へ県と協議
彦根市立病院では二重扉で感染者を隔離できる感染症病床などを活用する予定。感染制御医師5人、専従の感染管理認定看護師2人などの体制で、担当者は「チームを組んで今後も院内感染の防止に万全の対策を講じていく。県と連携して感染症指定医療機関としての機能を強化したい」としている。今後は人工呼吸器や防護服など物資の提供の支援について県と調整していく。
県は今後の状況を見ながら、5月中に公立病院でさらに250床、6月中に民間の医療機関にも協力を依頼して1600床を確保し、重症患者を受け入れる体制を整える計画。
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