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2020年9月27日日曜日

多賀大社コロナウイルス終息願い疫病鎮静祈願人形代を授与

 多賀大社は今月から、新型コロナウイルスの早期終息を願い「『疫病鎮静』祈願人形代(ひとがたしろ)」を授与している。
 人の形をした白い紙の形代に氏名と年齢を記入し、体になでた後に息を吹きかけることで罪やけがれが移るとされる。多賀大社に納められた人形代は1231日の師走の大祓式で境内に流れる車戸川に流されて清められる。期間は1031日まで。初穂料は一人1000円。
 人形代を納めた後、おさがりとして疫病を収める妖怪とされるアマビエが描かれた「厄除御札」が進呈される。多賀大社の広報担当者は「新型コロナウイルスの感染拡大の予断が許さない現状、疫病に対する皆さまの不安や悩みを人形代に移しお納めいただきたい」としている。
 ※(補足)=ウイルス(疫病)の「ちんせい」の字は通常、自然に落ち着く「沈静」を用いますが、神社関係者によると「荒ぶる神様を鎮める」「土地の神様を鎮める」などで「鎮」の字を用いるように、新型コロナの場合も「疫病の神様が災いをもたらしている」として「鎮静」を使うということです。

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